【いわき論語塾】 第二回討論会を行いました。

平成28年6月30日、東日本国際大学・いわき短期大学の論語を学ぶサークル「いわき論語塾」の第二回討論会が行われました。今回は、『論語』学而第一の四の文章「曾子曰く、吾 日に吾が身を三省す。人の為に謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざるを伝えしか」を検討することと、「自分の三省」を考えることをテーマとしました。

前回の討論会と同様、事前に考えてきた解釈とテーマを発表し、それについて検討を行う形式としました。

今回が二回目の討論会ということで、自分たちの解釈について自由に発言し、相手の考えに耳を傾けることで、自分とは異なる発想に盛り上がることができたと思います。論語を解釈し討論することを通じて、メンバー全員が、意見を交換することの大切さを理解することができるようになってきました。

例えば、「謀りて」という言葉にも悪役が時代劇で使う言葉や辞書で調べると行動力などそれぞれ異なるイメージがあり、それが個々人の解釈にも反映されていました。その人だからこそ書ける文章だったと思っています。

その他にも自分の体験談を元に考えた訳などもあり楽しく討論することができました。顧問の城山先生や比留間先生が発表された新しい発想の解釈にも皆さん聞き入っていました。

今回、都合などにより参加できないメンバーや先生方もいましたが、原稿を提出してくださるなど気に掛けて頂きました。また、いわき短期大学の先生方も見学に来てくださいました。

これからの読書会や討論会を通して、さらに論語を学び自由に意見を言い合える活動をして行きたいと考えています。

(いわき論語塾 江井真美)

 

s_論語塾第2回1 s_論語塾第2回4