【いわき論語塾】 第三回討論会を行いました。

平成28年7月28日、東日本国際大学・いわき短期大学の論語を学ぶサークルである「いわき論語塾」の第三回討論会が行われました。今回は、論語の衛霊公第十五の三にある「予れは一以て之を貫く」をメインのテーマとし、これに関連して自分の「志」についても討論を行いました。
討論会の主な流れはこのテーマについて事前に考えてきた訳を発表し、それについて検討するというものです。Comp-1_00000C
今回が三回目の開催ということで、みなさん、だいぶん解釈を考えるのに慣れてきたようですね。最初の頃は手探り状態でしたが、今では自分の訳し方のスタンスが定まってきたようです。
例えば、テーマを素材にして、自分なりに話を創作するという型破りな「破天荒型」や、分からない部分を辞書などで一つ一つ調べ上げる「慎重型」、テーマに沿いつつも、自分の体験や考えを適度に織り交ぜていく「バランス型」などいろいろなタイプが出揃ってきました。しかし、初回の頃とは全く違う解釈で周囲を驚かせる人も出てきたのは、うれしい誤算と言えるでしょう。メンバーには型にはまらず、自分に合ったやり方を追求し続けて欲しいです。Comp 2_00000
「自分の志」についても発表しましたが、みな内容は違えど、とても高い「志」を持っていました。他人の志や目標を改めて聞くことはなかなかないと思うので、お互いに刺激し合う良い機会になったのではないでしょうか。これからも大学生活の中でお互いを高め合い、志や目標を実現できるように頑張って欲しいですね。顧問である城山先生も今回、学生たちの後学になればということで自らの過去に絡めて自分の志を語ってくださいました。
今回、見学に来ていた学生が、新たに「いわき論語塾」に加入することになりました。途中参加の方も大歓迎です。興味のある方は、まず見学に来てはいかかでしょうか。学生だけでなく論語に興味のある先生や職員の方も是非いらしてください。

(文責:いわき論語塾 代表 永山優)