3月より来日し本学で学びを深めたタイ青少年日本語研修団と本学軽音楽部の交流イベントが4月22日、いわき海浜自然の家で開催されました。
今回で3年目の開催となります。
軽音部員の「同じ時代を生きる仲間として今日は思い出に残る一日にしましょう」との挨拶から演奏が始まり、肩を寄せ合い、皆が拍手を送る大盛況のイベントとなりました。
最後は軽音部の演奏とタイ青少年団のメンバーの歌を共に歌い、この日のステージを締めくくりました。
東日本国際大学・いわき短期大学が実施した第4回イギリス海外研修「英語講座(英国)」の解団式が4月11日、本学1号館で行われました。
初めに引率教員の倉田貢教授と参加した5名の学生から帰国報告があり、「英語研修に参加して本当によかった。視野が広がり、今後の学生生活だけではなく、将来の進路にもこの経験を役立てていきたい」と話しました。学生たちは一回り成長した姿を見せてくれました。
中村隆行東日本国際大学学長代行、田久昌次郎いわき短期大学学長のあいさつの後、緑川浩司理事長は「海外研修で学び、体験し、感動したことをどう生かしていくかは、個人の今後の頑張りにかかっています。これからの学生生活でもより一層挑戦を重ねてください」と期待を寄せました。
今年で3回目となる「タイ青少年日本語研修 Cultural Ambasador 2019」の開校式が13日、東日本国際大学で開かれました。
コーディネートを担当する一般社団法人教育交流センターの斎藤盛午代表から日程概要の説明の後、本学を代表して中村隆行学長代行が「研修では皆さんの率直な意見を聞かせてください。この研修が有意義なものとなるよう祈念します」と歓迎のあいさつを述べました。
いわき市の渡辺仁副市長からは「復興の状況や魅力など、今のいわき市・福島の姿を直接見てもらい、母国に帰った際はぜひ友人や家族に見てきたことを伝えていただきたい」と震災からの復興をアピールしました。
本学では、日本語のほか柔道や弓道、茶道体験などを研修することになります。
本研修では、引率者2名を含めた18名が来日し、45日間の研修がスタート。滞在期間、いわき市内で開催される桜まつりにも出演し、地域の方に向けてのパフォーマンスも予定されています。
東日本国際大学・いわき短期大学では年に1回、グローカル人財育成の一環として「自分たちから発信する力」「世界中の人々と交流する力」を育てるため、授業科目「英語講座(英国)」を開講しています。
本学と連携協定を結ぶ英国カンタベリー・クライスト・チャーチ大学(CCCU)での一カ月の英語集中講座として、世界中から集まった学生たちと机を並べて授業を受けます。
第4回となる同講座の参加者は、東日本国際大学といわき短期大学合わせて5名。2月14日の出発に先立ち、12日には研修団結団式を本学1号館で行いました。
参加者代表の丹野椋平さん(経済経営学部3年)は「英語の力を鍛えるだけでなく、外国の文化を感じてきたい」と抱負を語りました。
また緑川浩司理事長は「これまでイギリスに行ってきた学生たちは、1カ月後に本当に一回り大きくなって帰ってきています。成長してきた姿を楽しみにしています」と期待を寄せました。
3月15日に帰国する予定です。
1月19日(土)、台北市で開催された「儒者之風――孔德成先生百年記念式典及び記念展示会開幕式」(主催:社団法人中華大成至聖先師孔子協会・台北市政府民政局・台北市孔廟管理委員会)に、本学を運営する学校法人昌平黌の緑川浩司理事長が招待を受け、参列しました。この記念式典及び開幕式は、孔子直系第77代裔長孫孔德成先生生誕百年を記念して開催されたものです。
式典では、主催者挨拶として孔子直系第77代裔長孫の孔垂長先生、来賓祝辞として台湾前総統馬英九氏、そして台北市副市長を始め海外来賓の方々が挨拶しました。
平成元年、孔德成先生が初めて本学に来学した6月22日を記念して本学の孔子祭が始まりました。それ以来平成26年第79代の孔垂長先生ご夫妻を招いて孔垂長先生記念講演会や奥様を囲んだトークラウンジを行うなど、孔子祭と30年以上一緒に歩んできた本学の理事長にとって今回の記念式典は非常に意味深いことでした。
また、孔德成先生が書かれた「萬世師表」の墨宝や各時期別の書体で書かれた作品中の代表作などの貴重な資料や記録写真などが国父記念館にて2月10日まで一般公開展示される記念展示会の開幕式にも参加しました。
ラ・ウニオン学校(ペルー)の日本文化研修が1月16日から18日まで、東日本国際大学附属昌平高等学校を中心に行われ、同校からは中等部9名が参加しました。日系の私立学校である同校の関係者が昨年、東日本国際大学を訪れた際に、日本文化交流の一環として研修実施の依頼があり、附属昌平高校での日本文化体験を中心に研修を行うこととなりました。
附属中高では、高校の授業を体験し、剣道や日本舞踊、書道、日本料理などの文化を体験。市内のスパリゾートハワイアンズなども訪れ、いわきでの滞在を楽しみました。
日本人の生徒たちとの交流を通し「また日本が好きになりました」と参加者は話しました。
ペルーの生徒たちは、27日まで日本に滞在し、国内観光地等を視察した後帰国しました。
日本とアジア大洋州の各国・地域との間で交流を深め、対日理解の促進を図ることを目的として推進している外務省の対日理解促進交流プログラム「JENESYS2018」で12月5日、大洋州嶼国訪問団の大学生が本学を訪問しました。
同事業で来日した同訪問団(オーストラリア、フィジー、サモア、バヌアツ、キリバス、ニュージーランド、パラオの大学生29名と通訳、コーディネーター)は、12月2日から11日までの間、防災・復興について学ぶためいわき市をメーンに滞在、その一環の大学交流として本学を訪問しました。
開会式では吉村作治学長が「太平洋諸国との交流は本学としても重要。震災から復興してゆく福島の姿を見ていっていただきたい」とあいさつ。訪問団の代表からは「日本人の忍耐強さ、困難から立ち上がる力を尊敬しています。災害からいかに回復していくかをぜひ学んでいきたい」と述べました。これに対し本学の学生代表からも歓迎のあいさつがありました。
続いて、いわき短期大学の藁谷俊史非常勤講師より「東日本大震災の被害と復旧及び災害対策」のテーマで講義が行われ、防災士の立場から災害に備える地域社会づくりについて解説しました。
学食では本学学生と昼食を取りながら交流を深め、また訪問学生たちは民族ダンスなども披露しました。短い時間ながらも打ち解けた雰囲気でグローバルなコミュニケーションを楽しみました。