カテゴリー別アーカイブ: 客員教授

環境工学の世界的権威・大西博士が講義

環境工学の世界的権威である大西康夫博士(東日本国際大学・福島復興創世研究所所長)が1月27日、東日本国際大学の必修科目「人間力の育成」で講義を行いました。公開授業として行い、地域の方も多数聴講に訪れました。

大西博士は、国際原子力機関(IAEA)のアドバイザーを長年務め、米国エネルギー省長官褒賞を2度受賞。その一つは福島原子力発電所の事故対策への貢献によるものです。昨年からは本学・福島復興創世研究所の所長の任に就いています。

講義のテーマは「夢を持ち、自分の未来は自分で開く」。水理学では世界最高と名高いアイオワ大学水理研究所で学び、博士号を取得。一級の研究者がしのぎを削るパシフィックノースウェスト国立研究所で最高科学者という頂点に立つまでに至った半生を振り返り「どこまでも自分の頭で考え抜くことが大切です」「人の役に立つ研究をすることを信念に常に新しいことに挑戦し続けてきました」と熱を込めて語りました。

さらに、「福島の復興のためにアメリカから帰ってきました」との心情を語り、若き学生たちには「自分の運命は自分で決めること。自主性を持って考え抜いて、変わりつづける社会で活躍できる人材に成長してほしい」とエールを送りました。

 

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評論家の森田実氏が講演

森田実氏の講演会が12月13日、学校法人昌平黌が主催し、グランパルティいわきで開催されました。政治評論家として高名な森田氏は中国の山東大学名誉教授であり、東日本国際大学の客員教授を務めています。

「激動する社会と日本の針路」と題する講演で森田氏は、「100年前の1918年は、アメリカ時代が幕明ける激動の年だった。100年後の2018年は、そうした時代が終焉を迎える大転換の年となるだろう」と予測。日本の政権中枢と日米関係の動向を分析しながら、多極化する国際社会に対応した針路選択を行わなければならないと訴えました。質疑応答も活発に行われ、充実した講演会となりました。

 

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福島高専と連携協定を締結

学校法人昌平黌 東日本国際大学・いわき短期大学は、福島工業高等専門学校との連携に関する協定締結式を1月11日、本学1号館で開きました。これには、福島高専から中村隆行校長、大槻正伸副校長、原田正光副校長、笠井哲副校長、青柳克弘副校長、学校法人昌平黌から緑川浩司理事長、吉村作治学長、田久昌次郎学長ら教職員の代表が出席しました。

同連携協定により、福島・浜通り地域に「サスティナブル(持続可能)社会」を実現するというビジョンのもと、被災地域の復興及び福島イノベーション・コースト構想推進に寄与することを目的として、人材育成・人材交流・研究協力などの事業に共同で取り組んでいくことになります。具体的には、福島高専が進める国際的なPBL(project besed learning)「グリーンプログラム」や、東日本国際大学が取り組む「心のレジリエンスプログラム」などの協力、広野町復興の共同事業を進めていきます。

席上、緑川理事長は「文系と理系の教育機関の相互交流を通して、文理融合の新しい人材を輩出したい。福島高専との連携をさらに深めて地域社会に貢献してまいりたい」とあいさつ。中村校長は「福島イノベーション・コースト構想には人材育成が必須の要件です。両校の協力関係を強め、本日の協定を機に、社会の広い要請に応える人材の育成にさらに尽力したい」と述べました。

 

また同日、原子力規制人材育成事業・教育研究フォーラム「地域の環境回復と環境安全に貢献できる原子力規制人材の育成」が福島高専で催され、東日本国際大学・福島復興創世研究所の大西康夫所長が基調講演を行いました。

 

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福島高専で講演を行う大西所長

 

 

長崎大学連携集中講義を川内村で開催しました

東日本国際大学・いわき短期大学は、本年締結した長崎大学との交流協定に基づく集中講義「福島原発事故と災害復興」を8月28日から30日までの間、福島県川内村をフィールドに行いました。これには23名の学生が参加。高村昇客員教授(長崎大学原爆後障害医療研究所)らの講義を通し、福島復興・環境再生の現状や放射線に関する知識と理解を深めました。

集中講義の冒頭、川内村の遠藤雄幸村長は、双葉地方の8町村の中で最初に「帰村宣言」をするに至った経緯を振り返りながら「若い世代の皆さんには復興の人材として活躍してほしい」と熱い期待を寄せました。実際に放射線検査済みの食材を味わうイワナ釣り体験やそば打ち体験、子どもたちの保育環境を見て感じる「かわうち保育園」の視察など、学びの機会も充実。県内出身者、県外出身者が、それぞれの立場で原発事故をどう捉えたかをディスカッションした授業では、地元住民の方から被災体験を伺いながら、復興への関わりを模索しました。

講義の最後で高村教授は「放射線について知らないことで誤解していたこともあったと思います。正しく知れば“正しく恐がる”ことができます。これからも、復興を志す者として分からないことを知ろうとする努力を続けていただきたい」と結びました。

 

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遠藤村長の講話

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釣り堀でいわな釣り体験

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お昼はいわなの塩焼き定食です

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かわうち保育園視察

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村の子どもたちとふれあう場面も

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放課後の子どもたちが集う「なかよし館」を視察

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「復興推進支援センター」では放射線測定を体験

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村民の方を講師に、そば打ち体験

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専門的な内容にも挑戦

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食い入るように受講しました

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2日目の夜は皆でバーベキュー

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それぞれの”震災”をディスカッションして発表

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地元住民の方との意見交換

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体験と思索に満ちた3日間でした

 

 

 

いわき市との連携プロジェクトを発表

東日本国際大学・いわき短期大学といわき市の連携による地域中核人財共創プロジェクト記者発表が8月10日、本学1号館で開かれました。同プロジェクトでは、いわき市長ら行政リーダーによる講義、市と協力しての課題基盤型学習、市のグローバルな発展に向けた調査研究、市の魅力を留学生が多言語で情報発信する事業などを進めていくことになります。

席上、緑川浩司理事長は「大学の使命は地域に人財を輩出することです。いわき市との連携によってその使命を果たしていくことができると確信しています」とあいさつ。清水敏男市長は「次代を担う人材育成のため、若い学生の皆さんに少しでも力になればと思い、客員教授の任を拝命しました。貴学と手を携えて、まちづくり・ひとづくりに尽力していきたい」と述べました。

本学は2007年にいわき市との協定書を交わし、教育、学術研究などで連携事業を推進してきましたが、今回はその第2ステージとの位置づけになります。行政、地域社会と一体となって行う人財育成に本学は全力を挙げてまいります。

 

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吉村学長・小野客員教授の講演会を開催

「小野隆彦写真展『バリ島文化と人々の日常生活』」の開催を記念する講演会が12日、本学1号館にて開催されました。

ここでは、吉村作治学長が、イスラム教とヒンドゥー教のそれぞれの魅力を語った後、小野隆彦客員教授が「インドネシア バリ島の宗教文化と人々の暮らし」と題し講演。信仰が深く根付いたバリ島の人々の生活や、ガムラン音楽と舞踏の魅力を映像を交えて語りました。「カースト制度を持ちながら、王族でも様々な職業に就いて生活をしている」「バリ島の人々にとって葬式は輪廻転生(生まれ変わり)の儀式であり、決して悲しいことではない」等、興味深い指摘もあり、バリ島で暮らす人々の幸福感が伝わってくる講演会となりました。

 

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バリ島の魅力を伝える写真展と講演会

バリ島は、人口のほとんどがイスラム教徒のインドネシアにあって、ヒンドゥー教が信仰されている唯一の島。様々な文化が溶け合う調和の小宇宙です。

このバリ島の魅力を存分に伝える「小野隆彦写真展『バリ島文化と人々の日常生活』」が現在、本学1号館の1・2Fの展示スペースで開催されています(5月10日まで)。

作品を提供した小野隆彦氏は、東日本国際大学・地域振興戦略研究所の客員教授を務めています。東京農工大学の元副学長、早稲田大学の客員教授の経歴もあり、音響情報学、組織経営学の専門家でもあります。バリ島の人々との深い交流の中で折々に移された作品によって、王族と庶民生活が融合する絢爛たる伝統文化の世界観を垣間見ることができます。

合わせて、吉村作治学長と小野隆彦客員教授による記念講演会も行われます。

 

■小野隆彦写真展「バリ島文化と人々の日常生活」

日時:4月10日~5月10日

(月)~(金)8:30~18:00

(土)    8:30~13:00

会場:東日本国際大学1号館1階・2階ロビー

 

■小野隆彦写真展開催記念講演会

テーマ:

「イスラム教とヒンドゥー教」(吉村作治学長)

「インドネシア バリ島の宗教文化と人々の暮らし」(小野隆彦客員教授)

日時:4月12日(水)14:00~16:00<開場13:30>

会場:東日本国際大学1号館2階201教室

〇お申込みは、地域交流センターまで

TEL 0246-25ー8885   FAX 0246-85-0231

メール koryu@tonichi-kokusai-u.ac.jp

はがき 〒970-8023 いわき市平鎌田字寿金沢37 地域交流センター

(①お名前 ②ご連絡先 ③参加人数 をお知らせください。)

※複数ご参加の場合は全員のお名前をお知らせください。

※会場の都合によりご参加いただけない場合のみその旨ご連絡いたします。

 

 

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花柳流・登柳会舞踊公演で熱演

生徒たちの晴れ舞台、息をのむ美しさでした。

11月27日、いわき芸術文化交流館アリオスの大ホールで、花柳流・登柳会舞踊公演が開催されました。

ここでは、東日本国際大学附属昌平高等学校の選択授業で花柳貴代人先生から「日本舞踊」を学んでいる2、3年生9名が「さくら さくら」を披露しました。この演目は6月の周年事業イベントの際に初披露され、その後授業でお稽古を重ねてきたものです。真っ赤な着物姿はとてもあでやかでした。踊り終えた生徒は「緞帳があがったら、『おおーっ!』と会場がどよめいて驚きました」「とっても気持ちよく踊れました」と感想を話してくれました。

さらに、登柳会会主である花柳貴代人先生が演じる「京鹿子娘道成寺」には、所化役で出演しました。本格的に化粧し、お坊さんのカツラと衣に身を包み、貴代人先生と一緒に出演した経験は、一生の思い出になるのではないでしょうか。

 

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『高等学校でのキャリア教育』セミナーを開催しました

7月28日(木)東日本国際大学1号館101教室にて、『高等学校でのキャリア教育』セミナーを開催しました。

セミナーでは、本学客員教授である粕谷卓志先生、桧垣真理子先生のお二人にご講演いただきました。(講師プロフィール等はこちら(過去ブログ)を参照ください)

 

粕谷客員教授は、「採用したくなる学生、を育てるには」をテーマに、小中学生の頃は「将来の夢」を答えられたが、高校、大学になるにつれて何をしたいのか、どんな職業に就きたいのか考えず、就活の時期に急に焦り始めます。そうなる前に、1つだけでも自分の自信になるものがあったら心強いということを、まわりの大人が示してほしい。また、面接は明るくさわやかさが有利ですから、毎朝「さわやかなあさ」と声に出し語尾をはっきりさせる訓練もしてほしい。とアドバイスされました。

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桧垣客員教授からは、「『現在の自分』『自分のありたい姿』『現在の延長線上の自分』『ありたい姿を実現するための行動』を明確にすることが未来を創ることにつながる」とのお話がありました。

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質疑応答では様々発言があり、「学生・生徒に信頼されるためには?」との質問に対し粕谷先生は、嘘をつかない、素直であること、裏表をつくらないことなどを挙げられ、最後には、新聞を読まない傾向にある学生・生徒に対し、興味を持ってもらうために授業等で有効に活用してほしい、とメッセージをおくりました。

大西康夫客員教授が来日されました

平成27年4月に東日本国際大学客員教授に就任した大西康夫先生が7月4日(木)に訪れ「復興と本学の今後の教育」について緑川理事長と意見を交わしました。

「復興」には、除染・雇用・精神の健全の3つの柱があり、その中でも人々の心の復興はとても重要で、心の傷を癒すことばかりではなく、指導者や教育者へのトレーニング、ケアをする人材の育成も必要。震災を経験した地域で、心のケアができる学生を育ててほしいとのお話がありました。

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大西康夫 Yasuo Onishi

大阪市生、大阪府立大学機械工学科修士課程卒業後、1972 アイオア大学で水理学の博士号を取得。専門部門は、水理学、環境と生物・人体リスクアセスメント。IAEAの環境のアドバイザーを長年努め、IAEA 除染ガイドラインを製作、又IAEAの委員として福島除染に協力。アメリカの National Academies of Sciences の委員としても活躍し、アメリカの国家放射線保護委員会の準委員を務めている。アメリカ政府と旧ソ連政府の原発協定でチェルノービル事故で汚染された地表と水環境評価・除染のアメリカ政府のコーディネイターとして活躍し、アメリカやヨーロッパの研究者達とチェルノービル事故による環境と生物・人体リスクアセスメントを30年行っている。2011年エネルギー省最高の褒章であるエネルギー省大臣賞を2010年のガルフ湾原油放出事故と2011年の福島原発事故対策の貢献で2つ大臣賞を受賞。