新型コロナウィルス感染症の脅威の中、福島県社会福祉課より介護福祉士や社会福祉士を目指して学ぶ学生と教員に対し、衛生材料としてサージカルマスク約4500枚と手指消毒用アルコール(18ℓ入り)を3缶いただきました。 これらの衛生材料は、学内での演習や実習において活用することになります。 この場をお借りしまして、福島県社会福祉課にお礼申し上げます。
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【福島復興創世研究所】「ハンフォード」事業が福島民報の論説にて3度目の紹介を受けました
今年度、福島イノベーション・コースト構想推進機構の補助事業に採択された東日本国際大学福島復興創世研究所の「日本版ハンフォードモデル構築による福島復興創生」事業が、福島民報の論説にて3度目の紹介を受けました(3月7日付 福島民報2面、1度目は2019年9月27日付 福島民報2面 http://www.shk-ac.jp/blog/wp_hiu/2019/10/02/3931)。
「優先順位を付け 進める」と題し、米国ハンフォード地域・本学のハンフォード事業に関しての説明をしながら、今年1月25日にいわき市、双葉郡8町村と本法人が結んだ連携協力協定の締結、また同日開催した本研究所主催の国際シンポジウムについても言及し、「事業に優先順位を付け、何から取り組むべきか意見を一つに集約する『ワンボイス』という言葉が印象に残る。双葉郡の各町村が共存共栄を図るためには、ほかの自治体に配慮しながら、進める部分、譲る部分を見極める必要がある。横並びの振興策ではなく、どの地域にどのような産業を集積させるか、協定の持つ意義は大きい。東日本国際大の調整といわき市のリーダーシップに期待する。」との論調でした。
本事業の詳細については、以下の本学ブログ記事をご覧ください。
- 2019年7月米国ハンフォード地域訪問
http://www.shk-ac.jp/blog/wp_hiu/2019/09/03/3848
- 2019年11月米国ハンフォード地域研究・専門家のマーク氏招聘、セミナーなど開催
http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2019/11/14/4385
- 2020年1月25日にいわき市・双葉郡8町村・本法人とで「浜通りの復興と発展に向けた連携協力協定」を締結
http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2020/01/25/4573
- 2020年1月25日米国ハンフォード地域の知見に学ぶ国際シンポジウムを開催
【福島復興創世研】来年1月に国際シンポジウムを開催 米国ハンフォードから5名の代表・専門家を招き、福島浜通りの復興創生の方途を探ります
本学福島復興創世研究所では、2020(令和2)年1月25日(土)、国際シンポジウム「米国ハンフォードの知見に学ぶ福島浜通りの復興創生」を開催いたします。放射線汚染地区から米国有数の繁栄エリアに発展したハンフォード。原発事故からの復興創生を目指す福島浜通り。両地域の代表・関係者が意見を交わす、これまでにない試みです。
シンポジウムでは、ハンフォード地域から代表・専門家を5名招聘し、その知見を学ぶとともに、福島県・浜通り地域の関係者も参加。ハンフォードの現地とシンポジウム会場を結ぶテレビカンファレンスや講演、パネルディスカッションなど多様な内容のシンポジウムとなります。
本シンポジウムを通して、福島浜通りがハンフォードをモデルとして復興創生する方向性を検証。廃炉の進展とイノベーション、産業の振興を柱として、地元に実利をもたらす地域構造と方途を多角的に探ります。
皆さま、ぜひともご参加いただきますようお願いいたします。
東日本国際大学 福島復興創世研究所 国際シンポジウム
米国ハンフォードの知見に学ぶ福島浜通りの復興創生
―ハンフォードと本県・浜通りの関係者が考察を加え意見を交換―
日時: 2020年1月25日(土)午前10時~午後5時20分
会場: 東日本国際大学1号館2階 201教室
入場無料・同時通訳あり
【米国ハンフォード地域】
アメリカ・ワシントン州の南部に位置し、第二次世界大戦中に原子爆弾のためのプルトニウムを精製。稼働していない現在も米国で最大級の各廃棄物問題を抱えており、環境回復作業(クリーンナップ)が進められている。
一方で、地方自治体や高等教育・研究機関とその調整機関が有機的に連携し、経済の発展と人材育成・輩出の好循環を生み出し、都市力アップと『広域的な住みたいまちづくり』を具現化している。放射能汚染地区から米国でも有数の繁栄都市となしえた先進事例を持つ。
外国人雇用セミナーを開催 本学留学生のいわき市内への就職促進を考える
NPO法人いわきコスモポリタンクラブ主催、東日本国際大学キャリアセンター・いわきライオンズクラブ・東日本国際大学ライオンズクラブ共催の「外国人雇用に関するセミナー」が12月7日、本学で開催されました。
73名が参加、内訳は企業経営者44名、NPO法人関係者7名、本学教職員4名、本学留学生18名でした。
第一部は、コンサルタントのリュー・クイン・ガー氏(ベトナム)による講演で、「外国人雇用の方法と留意点」のテーマで解説しました。第二部は、コンサルタントの水野カルメン氏(フィリピン)が「外国(現地)から見た日本への評価(憧れ)、渡航、日本受入れ状況」の演題で講演しました。
第三部では、鈴木伸介氏(東日本国際大学国際部係長)が「東日本国際大学留学生の在籍状況と就職状況について」のテーマで報告しました。
今回のセミナーを通して今後は、本学に在籍している留学生が一人でも多くいわき市内の優良企業に就職できるよう課題解決を図り、本学国際部とキャリアセンターが情報共有をして支援体制の環境づくりを構築していきます。
『第10回大学人サミット 福島・いわきカレッジ2016』を開催しました
11月5日(土)、6日(日)の2日間にわたり、「大学人サミット 福島・いわきカレッジ2016」が東日本国際大学にて開催されました。
「大学人サミット」とは、全国の大学から学生・教職員が集い、個性あふれる大学づくりについて、立場や年齢の垣根を越えて共に語り合う場です。
第10回を数える今回のテーマは「友よ!共に人間力を高めよう」です。本学として、震災以降「どんな困難があっても乗り越えていける人間力を身につける」ということを掲げ、復興への取組みを進めてきました。この「人間力」について、全国の大学人の皆様と大いに語り合いたい、との思いで決めたテーマとなっております。
1日目
①キャンパスツアー ②復興をした「いわき」を見るツアー
開会式にさきがけた最初のプログラムは、自由参加となっている「キャンパスツアー」・「復興した『いわき』を見るツアー」です。学生と教職員が学内と地域の歴史紹介を紹介したり、いわき市の沿岸部等を見て回るバスツアーを行い、いわきのありのままをご紹介しました。バスツアーでは、添乗した学生さんの被災体験などが語られました。
開会式 ~ 基調講演
受付後、13時開会となり、実行委員長の開会のあいさつに続き、吉村学長の基調講演に移りました。講演の中で吉村学長は「2日目には大学自慢コンテストがありますが、それにさきがけて私の方から自慢をしたいと思います」と述べ、学生のあいさつがとても良いことやエジプト学の取組などについて語りました。
オープニングトレーニング ~ ワークショップ
続けて、グループに分かれてのオープニングトレーニング(自己表現・評価トレーニング)、ワークショップが行われ、それぞれがとなりのグループに負けじと活発なスピーチ・意見交換が行われました。特にワークショップの中ではテーマである「人間力」とは何か、という点からディスカッションが始まり、大学に関わる7つのキーワード(個別サイト参照)と人間力との関連について深い議論がなされました。
情報交換会
1日目の終わりに、情報交換会を開催。本学独特の国際色あふれる料理が提供される中、「手創り名刺コンテスト」や付属高校フラダンス部によるステージ、また2日目のメインイベント「大学自慢コンテスト」の発表順抽選が行われ、翌日の命運を一本の抽選棒に託しました。結果、本学がトップバッターとなり、開催大学として注目度の高い2日目を迎えることとなりました。
●いわきの魚「メヒカリ」も ●左端がネパールの「モモ」、
右がエジプトの「コフタカバーブ」
2日目
大学自慢コンテスト
「大学自慢コンテスト」最初の発表を担う本学の学生たちは緊張の面持ちでしたが、「楽しんでいこう!」と互いを励まし合いながら臨む姿がとても頼もしく感じました。コンテストには、6名のコメンテーターの方々が外部より参加、また附属昌平高校の生徒さんも参加くださいました。各大学、個性的な発表が行われ、甲乙つけがたいプレゼンテーションでした。
表彰式・サンドウィッチパーティー・閉会式
最後のプログラム、表彰式を兼ねたサンドウィッチパーティーでは、本学自慢の焼き立てパンが振る舞われ、大学自慢発表者を労いながら交流が行われました。
そして、緊張の大学自慢コンテスト結果発表。以下の通りの結果となりました。
●評価項目の部門1位
部門名 | 大学名 |
学生やキャンパスがイメージできました | 国際武道大学 |
愛校心が伝わりました | 田園調布学園大学 |
仕事や自分の生活に活かしたいヒントをもらいました | フエ外国語大学 |
この大学で働いてみたい・学びたいと思いました | 東日本国際大学 |
大学自慢に感動しました | 東日本国際大学 |
高校生が選んだ大学自慢 | 東日本国際大学 |
●総合順位
順位 | 大学名 |
第1位 | 東日本国際大学 |
第2位 | 岩手県立大学 |
第3位 | フエ外国語大学 |
ありがたくも多くの評価を頂く結果となり、一同恐縮しながらも、学生たちのがんばりを評価いただいた事に感謝と歓喜でいっぱいでした。
今回の大学人サミットでは、たくさんの意見交換・人的交流の上、本学の復興の姿や、福島県いわき市の復興していく様を発信できたのではないかと思います。この経験を活かし、さらに「人間力」を高めていけるよう、力を尽くして参ります。
また、全国の大学関係者の皆様だけでなく、一般企業からもご参加いただき盛大に開催することができました。改めてご協力いただいた全ての人に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
大学人サミット【フォトギャラリー】を掲載しました ↓
http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2016/11/21/2626
第43回鎌山祭<フォトギャラリー>
10月22日(土)、23日(日)の両日、本学の文化祭「鎌山祭」が今年も盛大に開催されました。
各ゼミでの模擬店や展示発表などに、合計3,500名以上の皆様にお越しいただき、大盛況の二日間となりました。
例年人気の、メインステージでのゲスト出演。ここでは、まず付属幼稚園によるダンス・付属中高によるフラダンスが披露され、元気なステージの幕開けとなりました。続けて仮装大会が行われ、地域の方も審査員となって参加いただきました。終了後はそのままステージを飛び出して、いわき駅前まで練り歩き、仮装行列として街をにぎわせました。その後も、B-flat brassのみなさん、大道芸の悠雲さん、そして本学留学生がそれぞれのパフォーマンスで来場者みなさんを盛り上げました。今回初となる教員の三浦健一先生と軽音楽部メンバーとのコラボショーも大いに場を沸かせました。最後に神谷*花華によるよさこいです。観客参加型のよさこいで1日目のトリを飾りました。
2日目は午前中から多くの来場者がありとても賑わいました。メインステージでは本学恒例の留学生弁論大会。留学生による日本の面白さや母国の紹介などを、勉強中の日本語でみなさんに熱く語ってくれました。どんどん会場に人が増えていく中、短大・2年生による元気なダンスの披露があり、いわきご当地アイドル・アイくるガールズや、お笑い芸人としてTVで活躍中の平野ノラ、フォーリンラブ、Wエンジンが登場するころには、これまでにない程の観客でいっぱいになりました。1号館で行われた吉村作治学長による講演会、合わせて開催した大ピラミッド展も会場に人があふれる盛況ぶりでした。
さらに2日間通して行われた、大村監督の指揮も熱い吹奏楽部演奏会や、たくさんのゲストが参加した軽音楽部教室ライブ、短大の演劇部や合唱サークルの舞台などなど、ここでは紹介し切れないたくさんの催しで地域と共創することができた鎌山祭となりました。
ご来場いただいた皆さま、ご協力いただいた企業・地域の皆さまに重ねて御礼申し上げます。
◎今回の鎌山祭の模様をフォトギャラリーとして以下に掲載いたします。
◎内容はこちらをクリック→ ■タイムスケジュール ■展示内容
(画像クリックで拡大)
中国訪問団が本学を訪問、調印式を行いました
人口14億人の中国は今、急速に高齢化が進んでおり、介護・福祉分野の人材育成が急務になっています。その人材育成事業に学校法人昌平黌が協力することになりました。
10月20日(木)、学校法人昌平黌と中国・江蘇易家楽医療投資株式会社との、介護・福祉の人材育成を目的とする共同プロジェクト協議書調印式が東日本国際大学で行われました。
江蘇易家楽医療投資株式会社は、中国の江蘇省で、医療・介護・福祉・不動産等の事業を幅広く展開しています。共同プロジェクトでは、同社に所属する揚州天海職業技術学校と塩城天海職業技術学校から留学生が派遣され、本学(東日本国際大学及びいわき短期大学)で介護・福祉の教育を受けることになります。
調印式で緑川理事長は、「孔子の『論語』には、『孝弟なるものはそれ仁の本たるか』とあります。高齢者を大切に敬うことは、人間の道徳の根本であります。本プロジェクトを通して、『孝弟の精神』あふれる介護・福祉の人材が、中国にまた世界に陸続と輩出されゆくことを篤く念願するものです」とあいさつしました。
また、江蘇易家楽医療投資株式会社の王祖康会長は、「政府もようやく社会の高齢化に本腰を入れて取り組もうとしています。まさにこの時に、本プロジェクトを調印でき、喜びに堪えません。日本での高度な教育が、中国で大いに役立つことを願っています」と述べました。
更に22日(土)には、江蘇省塩城市建湖県の薛盛堂県長を中心に、介護・福祉をテーマにした日中の福祉・行政関係者の会議が東京都内で行われました。これには、本学の東京事務所の武藤所長が王祖康会長らとともに出席し、両国の人材交流のビジョンを語りました。
共同プロジェクトを通じて、本学は“国際大学”として更に大きく飛躍することになります。
イギリス・カンタベリークライストチャーチ大学より、ロブ・ターナー国際部長が来学しました
10月19日(水)イギリス・カンタベリー市にある「カンタベリー・クライスト・チャーチ大学」(以下、CCCU)より、国際部長であるロブ・ターナー氏が来学されました。
本学では昨年、第1回目の「英語特別講座(英国)」を行いました。これは、2月16日~3月17日までの約1か月間イギリスで過ごし、英語の集中講座を受けるというものです。本講座では、受講者の英語レベルに応じてクラス分けされ、月曜日~金曜日まで世界各国からの学生と机をならべて授業を受けます。また、全日程を通じて英語のみの生活となり、英語力の向上が期待できる研修となっています。
その研修の受け入れ先となったのがCCCUです。
※英語特別講座について詳しくはこちら→http://www.shk-ac.jp/international_english_02.html
ターナー氏は本学に到着後、理事長・学長はじめ教職員と懇談。その後、カンタベリー市紹介映像を上映、ターナー氏によるプレゼンテーションを行いました。
■懇談の様子 ■ターナー氏より記念の品を頂きました
英語によるプレゼンテーションは、すでに英語研修が始まっているかのような雰囲気で、CCCUが学習に適した環境であることや、イギリスでの日々がそれぞれにとって大変良い刺激になることなどを伝えていただきました。
また、プレゼンテーション後は、関沢先生による英語研修の効果を示す報告があり、TOEICなどの英語試験成績が、明確に向上したことを数字をもって発表していただきました。
本英語研修は、英語を学ぶ上で大変有意義な時間を過ごすことができ、さらに世界の友人とのヒューマンネットワークを構築するとても貴重なチャンスです。
また、来年度からCCCUへの留学制度(1年間プログラム他)もスタートします。自分の可能性を開く英語研修にあなたもチャレンジしてみませんか?
■終わりには英語で写真を求める声も
中西文雄医師による健康セミナー「過呼吸・てんかんについて」を開催
先崎彰容教授が開沼博氏らと福島の未来を考えるシンポジウム参加
来る2月27日(土)18時よりいわき市生涯学習プラザ 5階大会議室にて、提言誌『Voice』が主催するVoice LIVE 震災5周年特別企画「福島の今、そして未来」と題されたシンポジウムが行われます。
本学からは本学東洋思想研究所 先崎彰容 教授が参加し、社会学者の開沼博氏、東京電力福島復興本社代表の石崎芳行氏、NPO法人ハッピーロードネット理事長の西本由美子氏と「福島の現状」と「課題」、そして「未来への提言」について考えます。
入場無料ですが、先着100名となっておりますので、参加を希望される方は、シンポジウムのサイトからお申し込みください。