Category Archives: 大学の取組み

人間力の育成 公開授業を開催 講師に和田秀樹氏

東日本国際大学の必修授業「人間力の育成」では、年に数回、外部講師を招いての公開授業を行っております。第4回目の公開授業を12月22日、本学1号館で行いました。

講師に、国際医療福祉大学心理学科教授で日本映画監督協会理事を務める和田秀樹氏を招き、「願いは叶う!『できる』と思えば『必ずできる!』方法論」とのタイトルで講演を行いました。

和田氏は講演の中で自身の経験を踏まえながら「多くの場合、やり方を知らずに失敗体験をしてしまう。頭がいいとか悪いとかよりも方法論を知ること。長所を伸ばすことです」とした上で「最後は自分を信じられる人が成功するし、幸せを感じることができる」と結びました。

自分と他人は大差のないものである、との内容に、格差社会と呼ばれる現代でも、自他ともに信じ、共生してゆくことの大切さに気付かされた授業となりました。

 

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昌平黌研修会で講演会 講師に前文部科学審議官小松親次郎氏を招く

学校法人昌平黌の冬季FD・SD研修会が12月19日、いわき市内で行われ、講師に前文部科学審議官の小松親次郎氏を招き「地方創生と大学の発展方策」とのテーマで講演を行いました。これには東日本国際大学、いわき短期大学、東日本国際大学附属昌平中学高等学校、いわき短期大学附属幼稚園の教職員が参加しました。

吉村作治学長、田久昌次郎学長、緑川浩司理事長がそれぞれあいさつし、小松氏の講演に移りました。

講演の中では、少子高齢化などを含めた地方大学を取り巻く現状や今後の高等教育改革の方針などの解説をしました。「大学の持つリソースをもっと活用していくこと。行政の役割をうまく大学の実状に合わせて活用し、建学の精神を実現していくことが大事です」と時代の変化に対応できる教育環境づくりを説きました。

 

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料理教室で特製キムチ作り 広野産ミカンを使って楽しく調理

東日本国際大学では留学生が郷土料理を教える料理教室を毎年開催しています。今年は、大学の広野町との連携事業の一環で、広野町産のミカンを使った特製キムチを作る料理教室を12月15日、本学で行いました。これには広野町、地元鎌田地区より地域の皆さんが参加、本学の学生も一緒にキムチ作りを楽しみました。

今回作ったキムチは、「広野町産の白菜とみかんの果肉を使った水キムチ」と「広野産のみかんの皮を使ったキムチ」の2種類。キムチにミカンを入れるという、初の試みにどんな完成品になるかと地域の方との会話を楽しみながら調理を行いました。

出来上がった水キムチは、ほんのりミカンの甘味を感じる浅漬けのような味わい。ミカンの皮を使ったキムチ(カクテキ)は、キムチ特有の風味に柑橘系の香りが加わり芳醇な味わいでした。

広野町といわき市の住民同士の交流の輪を広げることができた料理教室となりました。

 

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まずはミカンの皮むきから

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本格キムチはたくさんの唐辛子を使います

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白菜とミカンの水キムチ

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ミカンの皮入りカクテキ

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地域のみなさんありがとうございました

 

「人間力の育成」で立教大学とコラボ授業 手づくり文化交流 演劇ワークショップも

東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成」において、立教大学社会デザイン研究所との共催による「手づくり文化交流、はじめます~はじめての文化交流~」と題した4コマ分の特別授業を11月24日、本学1号館で開催しました。

冒頭、立教大学社会デザイン研究所研究員で、このプログラムのディレクターの高宮知数氏より趣旨説明があり、午前の部は一般の方も参加する公開授業とし、公益社団法人全国公立文化施設協会のアドバイザーである間瀬勝一氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の栗原裕二氏、いわき芸術文化交流館アリオスの大石時雄館長が講演を行いました。

午後の部は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授の中村陽一氏、本学地域連携研究センターの高梨由美客員研究員からの話の後、「地域を舞台にした映像作品」をテーマにグループワーク。最後に学生からの発表が行われました。

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また、12月11、12の両日には「初めての文化交流~実践編~」として、演劇ワークショップをいわきPITで行いました。演劇を通して文化交流のために必要なことを探る目的で行われました。これには本学の学生・教職員、立教大学の学生をはじめ一般の社会人も参加。グループに分かれて自己紹介を行い、グループごとに独自の言語を創作して交換し合うなど独特な雰囲気の中、初対面の人とも交流を深めました。参加した学生は「普段やらないことに挑戦するのは楽しい。表現力が身に付いた」と息を弾ませました。

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自己紹介の様子               創作した言語であいさつ

 

「人間力の育成」授業でNHK大学セミナー サッカー元日本代表の福西氏が講師を務める

東日本国際大学の1年次必修授業「人間力の育成」で12月5日、NHKによる大学セミナーを開催。講師に元サッカー日本代表でサッカー解説者の福西崇史氏を迎え、トークショー形式で講演を行いました。

福西氏は2002年日韓ワールドカップ、06年ドイツワールドカップに日本代表選手として出場。2008年に現役引退するも、本年東京都1部リーグの南葛SCに所属する形で復帰しました。

トークの中で「夢を実現するためには」との質問に対し、「夢にたどり着くまでの逆算をして、今やるべきこと、やれることに力を注ぐこと」と答え、自らの夢は「サッカーの監督として活躍すること」として、熱心に聴く学生たちの背中を押すように語りかけました。

 

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福西氏に関するクイズを出題         正解者にはサイン入りグッズを進呈する場面も

昌平図書館「選書ツアー」を開催 学生が自分たちで本を選書

「1日の読書時間が0分」と大学生の半数以上が回答した調査(全国大学生活協同組合連合会)が話題になった昨今、より本に親しんでもらおうと、本学昌平図書館企画の「学生選書ツアー」が12月3日行われ、市内書店を訪れました。

大学の図書館に置いてほしい本を自分の手で選ぶことができる同企画では、選書の基準を「学習、研究、教養、レポート・論文作成、資格取得、就職活動等のために必要とする図書」「大学図書館として備えておくべき図書」と定めた上で、学生たちは自由に本を手に取って選書しました。

参加した学生からは「興味のある分野の図書を自分で選べてうれしい」との声がありました。

 

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いわき信用組合と連携協定を締結 「連携型教育ローン」 特別金利を提供

学校法人昌平黌といわき信用組合は11月21日、本学1号館で「連携型教育ローン制度」の協定締結式を行いました。

いわき信用組合は、地域で学ぶ学生・生徒の健全な育成と人材の輩出・定着を推進するため、独自の教育ローン「未来応援~Future Support~」を取り扱っており、今回の締結により、本学の入学者及び在校生を対象に独自の審査による融資相談、特別金利の教育ローンを提供することになります。

さらに、同制度を利用した学生・生徒が卒業後市内並びに双葉郡内で就職または起業・開業した場合には、それ以降の契約金利をさらに引き下げるものとなっています。地域の高等教育機関で本協定を締結するのは初めてとなります。

締結式では、昌平黌の緑川浩司理事長といわき信用組合の江尻次郎理事長が協定書への署名を取り交わしました。続いて江尻理事長が「建学の精神を基調とした他を思いやる心は経営方針とも重なります。今回の提携を機により一層の連携を図っていきたい」、緑川理事長が「地域から人間力を持つグローカル人材を輩出する取り組みをしてきた中で、このような形で新たな教育環境をつくれることは大変うれしく思います」とそれぞれあいさつをしました。

 

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正門看板をリニューアル 「人間力の育成」と「粟津投手のプロ野球ドラフト指名」

本学正門脇に掲示してある看板をリニューアルしました。

本学の建学の精神で学びの特性でもあり、公開授業の主題にもなっている「人間力の育成-志を持ってやりぬく力-」と、プロ野球ドラフトで埼玉西武ライオンズから指名を受けた粟津投手の本学初となるプロ野球選手誕生を祝う看板の2枚を新装しました。

正門脇に大きく掲示することで、本学の取り組みと成果を内外にアピールしていきます。

 

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広野町でサッカー教室を開催 サッカー技量の上達を指導 

東日本国際大学・いわき短期大学と連携協定を結ぶ広野町との事業の一環として11月12日、広野町多目的運動場で本学サッカー部が指導するサッカー教室が開催されました。参加したのは「広野みかんクラブサッカー教室」の子どもたち29名(中学生4名、小学生17、幼稚園8名)です。

大学生や高田総監督の本格的な指導にサッカー技量の上達を目指す少年たちも目を輝かせ、まだ小さい子どもたちも楽しめるメニューも提供されました。普段から教えているスタッフも刺激を受け「次回もぜひお願いしたい」との声も上がっていました。

 

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第5回昌平黌カップ少年サッカー大会を開催 本学サッカー部も交流

今年で5回目となる「昌平黌カップ 少年サッカー大会」が11月18日(日)、東日本国際大学付属昌平中学・高等学校で開催され、いわき市内の小学生サッカーチーム12チームが参加しました。(主催:学校法人昌平黌/福島民友新聞社)

開会式では本学の柏木事務局長が主催者を代表して挨拶をしました。この大会では本学サッカー部が中心となって審判や会場整備などの大会運営を行っています。試合の合間には大会に参加した子どもたちとミニサッカーをするなど、少年サッカーの技量向上を図りながら地域の子どもたちとのサッカー交流を行いました。

この大会はいわき市内初の人工芝グラウンドの完成を記念してスタートしました。これからも将来を担う子どもたちの育成に貢献してまいります。

 

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