Category Archives: 連携・協定

料理教室で特製キムチ作り 広野産ミカンを使って楽しく調理

東日本国際大学では留学生が郷土料理を教える料理教室を毎年開催しています。今年は、大学の広野町との連携事業の一環で、広野町産のミカンを使った特製キムチを作る料理教室を12月15日、本学で行いました。これには広野町、地元鎌田地区より地域の皆さんが参加、本学の学生も一緒にキムチ作りを楽しみました。

今回作ったキムチは、「広野町産の白菜とみかんの果肉を使った水キムチ」と「広野産のみかんの皮を使ったキムチ」の2種類。キムチにミカンを入れるという、初の試みにどんな完成品になるかと地域の方との会話を楽しみながら調理を行いました。

出来上がった水キムチは、ほんのりミカンの甘味を感じる浅漬けのような味わい。ミカンの皮を使ったキムチ(カクテキ)は、キムチ特有の風味に柑橘系の香りが加わり芳醇な味わいでした。

広野町といわき市の住民同士の交流の輪を広げることができた料理教室となりました。

 

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まずはミカンの皮むきから

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本格キムチはたくさんの唐辛子を使います

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白菜とミカンの水キムチ

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ミカンの皮入りカクテキ

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地域のみなさんありがとうございました

 

いわき信用組合と連携協定を締結 「連携型教育ローン」 特別金利を提供

学校法人昌平黌といわき信用組合は11月21日、本学1号館で「連携型教育ローン制度」の協定締結式を行いました。

いわき信用組合は、地域で学ぶ学生・生徒の健全な育成と人材の輩出・定着を推進するため、独自の教育ローン「未来応援~Future Support~」を取り扱っており、今回の締結により、本学の入学者及び在校生を対象に独自の審査による融資相談、特別金利の教育ローンを提供することになります。

さらに、同制度を利用した学生・生徒が卒業後市内並びに双葉郡内で就職または起業・開業した場合には、それ以降の契約金利をさらに引き下げるものとなっています。地域の高等教育機関で本協定を締結するのは初めてとなります。

締結式では、昌平黌の緑川浩司理事長といわき信用組合の江尻次郎理事長が協定書への署名を取り交わしました。続いて江尻理事長が「建学の精神を基調とした他を思いやる心は経営方針とも重なります。今回の提携を機により一層の連携を図っていきたい」、緑川理事長が「地域から人間力を持つグローカル人材を輩出する取り組みをしてきた中で、このような形で新たな教育環境をつくれることは大変うれしく思います」とそれぞれあいさつをしました。

 

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「福島浜通り復興創生キャンパスコンソーシアム」協定書締結式 8機関が連携して地域の課題解決に着手

学校法人昌平黌が運営する東日本国際大学・いわき短期大学は9月27日、本学1号館で「福島浜通り復興創生キャンパスコンソーシアム」協定書締結式に臨み、いわき市内・浜通り南部の8機関とともに締結を結びました。

本協定により、東日本国際大学、いわき明星大学、いわき短期大学、福島工業高等専門学校、いわき市、広野町、楢葉町及びいわき商工会議所によるコンソーシアムを構築し、「福島イノベーション・コースト構想」をはじめとした地域の活性化と課題解決、福島浜通り地域の持続的な発展に寄与する取り組みを行うことになります。

学校法人昌平黌がコンソーシアムの取りまとめ役となる。緑川浩司昌平黌理事長はあいさつの中で「福島復興の歩みをゆるみなく進めてゆくための本協定を8機関で結ぶことができ大変うれしく思います。浜通りの復興創世をけん引する人間力を兼ね備えた知の拠点としてその使命を果たしたい」と述べました。

 

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大正大学との連携に関する協定を締結

学校法人昌平黌 東日本国際大学・いわき短期大学は3月8日、学校法人大正大学との連携に関する協定締結式を本学1号館で開きました。これには、大正大学から大塚伸夫学長、佐藤徹明教務部長、山本恭久地域構想研究所副所長補佐が出席。昌平黌からは、緑川浩司理事長、吉村作治東日本国際大学学長、田久昌次郎いわき短期大学学長ら教職員の代表が出席しました。

同協定の締結により、両大学の理念・特色を基盤に、地域振興・地域創生、被災地域の復興に寄与する人材の育成に取り組んでいくことになります。

仏教に基づく「智慧と慈悲の実践」を建学の理念に掲げる大正大学と、儒教に基づく「義を行い以て其の道に達す」(論語)を建学の精神とする本学が互いに共鳴し合うことで実現となった同協定では、今後、教職員の相互交流、学生の派遣・受入れ、単位互換やフィールドワーク及びインターンシップの共同実施など多角的事業を行ってまいります。

席上、緑川理事長は「復興人材が深い思想哲学をもっているかどうかが、今後10年、20年の震災復興を大きく左右します。心の復興を成し遂げていくために、今回の協定を互いの良好な関係づくりの出発点としていきたい」とあいさつ。大塚学長は「本学は東日本大震災をきっかけに、約60自治体と提携を結ぶなど、地域との連携を強め、地域創生をリードする人材育成に取り組んでおります。現場主義を貫く東日本国際大学と心を同じくして、地方と東京を結ぶ使命を果たしてまいりたい」と述べました。

 

大正大学協定式① 大正大学協定式②

 

ものまねショーで広野町を応援

広野町老人クラブ連合会新年会が1月22日、スパリゾートハワイアンズで開かれ、東日本国際大学の三浦健一准教授が“ものまねショー”を行いました。

東日本国際大学・いわき短期大学は、昨年8月の広野センターのオープン後、定期的に地域連携事業としてイベントを行ってきました。今回は、専門の観光学者のほかに、ものまね芸人という異色の経歴をもつ三浦准教授が、美空ひばり、美川憲一、小林幸子など演歌のビッグネームたちのものまねを披露。会場は大喝采で沸き返りました。

遠藤智町長は「東日本国際大学・いわき短期大学との連携事業の推進は、行政の幅を広げ、町民の生活を守ることにつながります。2018年もさらに連携を強めながら、復興へ全力で取り組んでまいります」とあいさつしました。

地域の方々に喜んでいただける連携事業を今後も続けてまいります。

 

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福島高専と連携協定を締結

学校法人昌平黌 東日本国際大学・いわき短期大学は、福島工業高等専門学校との連携に関する協定締結式を1月11日、本学1号館で開きました。これには、福島高専から中村隆行校長、大槻正伸副校長、原田正光副校長、笠井哲副校長、青柳克弘副校長、学校法人昌平黌から緑川浩司理事長、吉村作治学長、田久昌次郎学長ら教職員の代表が出席しました。

同連携協定により、福島・浜通り地域に「サスティナブル(持続可能)社会」を実現するというビジョンのもと、被災地域の復興及び福島イノベーション・コースト構想推進に寄与することを目的として、人材育成・人材交流・研究協力などの事業に共同で取り組んでいくことになります。具体的には、福島高専が進める国際的なPBL(project besed learning)「グリーンプログラム」や、東日本国際大学が取り組む「心のレジリエンスプログラム」などの協力、広野町復興の共同事業を進めていきます。

席上、緑川理事長は「文系と理系の教育機関の相互交流を通して、文理融合の新しい人材を輩出したい。福島高専との連携をさらに深めて地域社会に貢献してまいりたい」とあいさつ。中村校長は「福島イノベーション・コースト構想には人材育成が必須の要件です。両校の協力関係を強め、本日の協定を機に、社会の広い要請に応える人材の育成にさらに尽力したい」と述べました。

 

また同日、原子力規制人材育成事業・教育研究フォーラム「地域の環境回復と環境安全に貢献できる原子力規制人材の育成」が福島高専で催され、東日本国際大学・福島復興創世研究所の大西康夫所長が基調講演を行いました。

 

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福島高専で講演を行う大西所長