第34回孔子祭を開催 中西進先生が記念講演、森田実先生に名誉学長の称号を授与し就任記念講演会も行われました

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学校法人昌平黌は6月22日、本学1号館で第34回大成至聖先師孔子祭を開催しました。大成殿で行われた神事では神官が祝詞を奏上し、緑川浩司理事長が「ここいわきの地から人間教育の新たな歴史を築いていきたい」と挨拶。本学関係者が玉ぐしを捧げました。

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続いて、会場をいわき市芸術文化交流館アリオスに移動し、第2部記念講演会が開催されました。記念講演会では国文学者で本学比較文化研究所所長の中西進先生が「辞書と文化――故人は辞書をどのように読んできたか」と題してご講演。原典の下僕にならず、独自の文化史を創造することの重要性について、東洋の古典を紐解かれながらお話をされました。

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その後、第3部では本学名誉教授、森田実地球文明研究所所長の森田実先生に対して、本学名誉学長の称号授与式が行われ、緑川理事長が森田先生に称号記を手渡しました。森田実先生は就任記念講演会において「孔子と同時代の思想家たち」と題してご講演をされ、孔子と同時代に生きたさまざまな思想家たちを紹介しながら、混迷する現代社会において、洋の東西を超えて古代の知恵に学ぶことが大切であると話されました。

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衆議院議員二階俊博先生に名誉教授、衆議院議員林幹雄先生に客員教授の称号を授与 就任記念講演会も開催しました

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東日本国際大学は6月13日、元自民党幹事長の衆議院議員二階俊博先生に名誉教授、元自民党幹事長代理の衆議院議員林幹雄先生に客員教授の称号を授与しました。引き続き就任記念講演会を開催しました。

来賓・招待者約150人、教職員150人が出席、学内と附属中高にサテライト教室を設け、学生500人、生徒500人の計約1000人もライブで視聴しました。

称号の授与は、本学の建学の精神や人間力の育成に取り組む教育方針と、二階先生、林先生の人間関係を重んじ、「郷土愛」と「平和主義」を貫く政治信条に共通点が多く、本学名誉教授・森田実地球文明研究所所長の森田実先生と両先生の親交が深いことから実現しました。

本学1号館で行われた称号授与式では、緑川浩司理事長が二階先生に名誉教授、林先生に客員教授の称号を手渡し、推挙理由を含めてあいさつしました。

引き続き就任記念講演会が開かれ、「いま、世界と日本の未来を考える」の統一テーマで、二階名誉教授、林客員教授、森田名誉教授が講演しました。

二階先生は東日本大震災から11年を迎えた被災地について「先行した対策を講じることが重要だ。震災の教訓を後世に残さなければならない」と話し、学生に「自らを磨く努力を惜しまないでいただきたい」の言葉を贈りました。林先生は幹事長の役割を説明しながら、「出会いの縁や信頼と友情を大切にし、素晴らしい人間関係を育んでほしい」と述べました。

森田先生は「東日本国際大学の儒学を基礎とする大学の役割は非常に大きい。私も平和な思想と調和の思想を広げるため全力を尽くしていきたい」と話しました。

席上、今回創設された「森田実賞」(※)の第1回受賞者(団体)に附属昌平高校文芸部が選ばれ、森田先生から代表の志賀新南さん(3年)に賞状が手渡されました。

 

 

※「森田実賞」について

東日本国際大学、いわき短期大学、東日本国際大学附属昌平中学・高等学校、いわき短期大学附属幼稚園において、顕著な業績をあげた場合に、その栄誉を讃えるため森田実先生の名前を冠した賞を創設。

今回は附属昌平中高校の文芸部が受賞。部の機関紙「閃光」を定期的に刊行し、優れた作品を数多く発表していることが評価されました。(文芸部の活動についてはこちら

 

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【硬式野球部】全日本大学野球選手権大会ベスト8に! 2回戦を逆転勝利

全日本大学野球選手権大会ベスト8進出!!

東日本国際大学硬式野球部は6月8日、全国大学野球選手権大会2回戦、金沢学院大学との試合に臨み6-3で勝利し、4年ぶりのベスト8入りを果たしました。

 

3回に3点を先制され0-3で迎えた8回、小林龍憲(経済経営学部4年)が2ランで2-3とし、続いて5番上崎彰吾(健康福祉学部4年)が逆転の3ランを放ち5-3、さらに1点を追加しこの回一気に6点を挙げ逆転しました。

 

1回戦、静岡大との試合を10-3で勝利し、2回戦を逆転勝利と勢いに乗る本学硬式野球部は準々決勝、大阪商業大との試合に臨みます。

 

▼3回戦 対大阪商業大学

日時:6月9日(木)14:00

場所:神宮球場

 

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ウクライナ学生へ奨学金を贈呈 「目標に向かって頑張ってください」

東日本国際大学は6月3日、5月下旬に来日し、本学留学生別科に入学したウクライナ学生4名に対し、奨学金を給付する贈呈式を行いました。

ウクライナ学生に対する支援金は申請手続き中で、給付されるまでに約1か月かかるため、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は当面の生活資金を奨学金として贈呈しました。

緑川理事長は「本学の福島復興創世研究所所長の大西先生(※)の関係で、ウクライナとは縁があり、皆さんが置かれた状況について心を痛めています。日本も戦争を経験しています。また、東日本大震災で故郷を離れなければならなかった人たちもいます。本当に他人事とは思えません。一日も早く日本語を習得し、それぞれの目標に向かって頑張ってください。皆さんが研究したい研究書籍や参考書などが必要な時はいつでも言ってください。私たちが力になれることがあったら尽力します」と、一人ひとりに奨学金を手渡し、励ましの言葉を述べました。

 

※福島復興創世研究所所長 大西康夫先生についてはこちら

 

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新型コロナワクチン3回目の大学拠点接種 第5グループの64人がワクチンの接種を受けました

 

6月2日(木)、本学における3回目の新型コロナワクチンの大学拠点接種(職域接種)について、第5グループへの接種が行われました。

 

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午前中、時間帯別に東日本国際大学・いわき短期大学の学生51人、福島高専の学生2人、市内専門学校の学生11人の計64人が接種を受けました(うち4人が2回目の接種)。いずれもスムーズな運営で終了しました。

 

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次回、第6グループの接種は6月26日(日)に実施する予定です。

長瀬賢弘先生プロコフィエフを弾く 東京でピアノ公演

「ウクライナに思いを寄せて」の言葉とともに、5月23日、東京文化会館(上野)小ホールで、いわき短期大学准教授でピアニストの長瀬賢弘先生によるピアノ公演「長瀬賢弘 プロコフィエフを弾く。~プロコフィエフ シリーズ Vol.6」が開催されました。

会場には長瀬先生の弾く曲の美しくまた躍動感あふれるピアノの音色が響きわたり、大勢の聴衆を感動させ、拍手が鳴り止みませんでした。

足を運んだ学生からは「演奏を間近で感じて、長瀬先生のおかげで自分の目指す楽しいピアノの弾き方を思い出すことができました。こんなに気持ちを変えてくれるピアノは聞いたことがありません。本当に行って良かったと思いました」「素敵な演奏で感銘を受けました。作曲家についてはよく知りませんでしたが、深く知りたくなりました。貴重な経験をさせていただきありがとうございました」と喜びと感動の声が寄せられました。

長瀬先生公演チラシ

 

ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

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本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

新型コロナワクチン3回目の大学拠点接種 第4グループの48人がワクチンの接種を受けました

 

5月8日(日)、本学における3回目の新型コロナワクチンの大学拠点接種(職域接種)について第4グループへの接種が行われました。

 

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午前中、時間帯別に東日本国際大学・いわき短期大学の学生41人、本学教職員(その家族を含む)5人、福島工業高等専門学校の学生2人の計48人が接種を受けました(うち6人は1回目・2回目の接種)。スムーズな運営で終了しました。

 

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次回、第5グループの接種は6月2日(木)に実施する予定です。

 

新型コロナワクチン3回目の大学拠点接種 第3グループの117人がワクチンの接種を受けました

 

4月17日(日)、本学における3回目の新型コロナワクチン大学拠点接種(職域接種)の第3グループへの接種が行われました。

 

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午前中、時間帯別に東日本国際大学・いわき短期大学の学生59人、本学教職員(その家族を含む)16人、福島高専の学生・教職員42人の計117人が接種を受けました。

 

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今回は3回目のワクチン接種と並行して、まだ一度もワクチンを打ったことがない方々への第1回目のワクチン接種も行いました。

丁寧できめ細やかな運営で安全に接種を終えることができました。

次回、第4グループの接種は5月8日(日)に実施する予定です。

東日本国際大学・いわき短期大学・附属昌平中学高等学校 令和4年度合同入学式を挙行しました

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東日本国際大学・いわき短期大学・東日本国際大学附属昌平中学・高等学校の令和4年度合同入学式が4月6日、いわき芸術文化会館アリオス大ホールで挙行されました。

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式では、附属中学・高等学校の入学許可に続き、いわき短期大学幼児教育科、東日本国際大学経済経営学部・健康福祉学部・留学生別科の入学許可が行われました。

 

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緑川浩司理事長の告辞では「学ぶことの意義」について学生に『論語』を通して話された後、吉村作治総長が式辞を述べました。

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東日本国際大学・いわき短期大学の中山哲志学長の式辞に続き、今年度から附属昌平中学高等学校の校長に就任した千葉義夫校長が式辞を述べました。

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新入生を代表して中学校 山口絢正さんと高等学校 渡邉楓夏さん、いわき短期大学 渡部優奈さん、東日本国際大学の宍戸千恵さんが新入生を代表して宣誓を行いました。

 

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多くのご出席いただいた来賓の皆様を代表して内田広之いわき市長から祝辞をいただきました。

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記念講演では、本学名誉教授・森田実地球文明研究所所長の森田実先生が「学生生活の人生における意味」の演題で講演され、友人の大切さを話されました