常磐興産社長が講義

常磐興産株式会社の井上直美代表取締役社長による「観光サービス産業論」の講義が1月17日、東日本国際大学で行われました。同社は「スパ・リゾートハワイアンズ」を運営するいわき市最大手の観光企業です。

東日本国際大学と常磐興産は一昨年7月に連携協定を結んでおり、同社の全面協力を得て実施されているのが、経済経営学部の科目「観光サービス産業論」です。

井上社長は「観光まちづくりとハワイアンズの取り組み」をテーマに講義しました。まず「観光業の現状は、サスティナブルツーリズム(持続可能な観光)のように、観光地域に負担をかけずに、メリットをもたらす観光のためにまちづくりをしていく流れになっている」と解説。東日本大震災後に今日まで生き残った原因について「環境が変化しても変化してはならない本質を維持しながら、変化すべきところは大胆に変化させてきた」と振り返り、「未だ復旧のできていない企業があるが、手を携えてこの地域を盛り上げていきたい」と決意を語りました。最後に「志をもつこと、信頼できる相談相手をもつこと、自分の考えをもつことが大事です。無駄な勉強は決してありません」とエールを送りました。

 

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