Category Archives: 東洋思想研究所

全学共通授業「人間力の育成」で文筆家の東晋平先生が講義

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本学の全学共通授業「人間力の育成」において10月12日、文筆家の東晋平先生による人間力育成講座が行われました。

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東先生は本年4月、地元誌に本学東洋思想研究所から発刊された『四大思想から読み解く人間力をめぐる対話』の書評を執筆していただきました。今回の講義では「新しい時間軸と世界観を持つ」をテーマとして、現在が人類史の分岐点にあると語られながら、人生100年時代の生き方についてさまざまな角度からお話をしていただきました。

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さらに東先生はご自身の新著『蓮の暗号』の内容にもふれつつ、日本文化の底流に法華思想の影響があることを指摘され、日本文化が世界から注目されていることを具体的な事例を通して教えて下さいました。

最後には「身近なところから世界を変えていくことが出来る」と語られ、今いる場所から新しい時代の価値を創造していくことの重要性を訴えられました。

 

東洋思想研究所主催による第三回部門間対話企画「人間力をめぐる対話」を開催

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9月2日(木)、最終回となる第三回部門間対話企画「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」が開催されました。本企画は東洋思想研究所による部門間の研究活動を集大成し、教育に還元することを目的としています。また本企画は地元誌「財界ふくしま」に連載され、全学共通授業「人間力の育成」の授業テキストとしても活用されています。

今回は「『人間力』から考える」を大きなテーマとして、「師弟関係に基づく人間教育」、「自分と異なる文化を理解する」、「これから世界はどうなっていくのか」、「コロナ禍をどう生きるか」という四つの項目について闊達な議論が行われました。登壇者は本学から緑川浩司理事長、吉村作治総長、松岡幹夫所長、松本優梨所長代行、倉田貢研究員、城山陽宣研究員、福井朗子研究員に加え、ゲストとして政治評論家で本学名誉教授の森田実先生、本学学校医でなかにし内科クリニック院長の中西文雄先生にもご登壇いただきました。全体の司会進行は前回、前々回に引き続いて東洋思想研究所の三浦健一主任研究員が務めました。

全学共通授業「人間力の育成」で広野町の遠藤智町長が講義

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本学の全学共通授業「人間力の育成」において7月2日、広野町の遠藤智町長による人間力育成講座が行われました。

遠藤先生は冒頭、本学と広野町が共同で取り組んでいる様々な取り組みを紹介されながら、広野町が歩んだ東日本大震災からの復興10年を振り返られました。また広野町が力を入れている政策について詳細に教示され、特に学生や若い世代が住みやすいまちづくりの実践についてお話をして下さいました。
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遠藤先生は広野町のまちづくりをひもとかれながら、ふるさとを大切にすることの重要性を力説され、人間力を育むためには「行動力」「目的観」が必要であることを語られました。講演終了後の質疑応答においては、東日本大震災を契機にたくさんの人に励まされ、町長を志されたことを述懐されていました。講演当日は学生に向けて著書や広野町のご当地グッズをご用意いただき、受講生も大変に喜んでいました。

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全学共通授業「人間力の育成」で内田広之先生、吉村作治総長が講義

(修正版)写真①内田広之先生

(修正版)写真②吉村作治先生

2021年6月25日(金)、全学共通授業「人間力の育成」において、本学地域振興戦略研究所所長の内田広之先生、学校法人昌平黌総長の吉村作治総長による人間力育成講座が行われました。

内田先生は文武両道を志した青春時代を振り返られながら、失敗を乗り越え、努力し続けることによって「人は変われる」という確信を得たことを語られました。そうした若い頃の経験が原点となり、その後、教育行政の最前線で活躍。教員同士の信頼関係を土台として、教えるノウハウを共有し合うことでより良い教育が実現されることを指摘されました。

また孔子の「過ちて改めざる これを誤りという」との言葉を引用されながら、失敗を次のチャンスに向けたきっかけとすることの大切さを述べられました。講義の終盤では地域振興と「人づくり」の関係について話されながら、浜通りの復興に向けた熱い想いを学生に訴えられました。

その後、吉村総長は人間力を「人間性」であると定義され、ご自身の経験談も交えながら、「人間力とは何か」というテーマについて、大変にわかりやすく学生にご講義をいただきました。

ご講義の中では人間力を発揮する5つの法則として、「あいうえお」の五十音になぞらえながら、「愛」、「意思」、「運」、「縁」、「恩」の重要性を語られました。吉村総長はこれまでたくさんの失敗を経験してきたことを述懐しながら、学生に向けて「成功率1%でも良い」と考えて、何事にも積極的に挑戦していって欲しいとのメッセージを語られました。

学校法人昌平黌では人格的感化による人間教育を掲げ、本学東洋思想研究所が主催する全学共通授業「人間力の育成」において、外部講師による人間力育成講座を設けています。今後もさまざまな分野で活躍する一流の講師の方々をお迎えし、人間力を育む向学の機会を提供して参ります。また今回の内田先生、吉村総長によるご講義は以下のURLからご覧になれます。

 

▼内田広之先生講義
https://youtu.be/PPi0lTseJio

 

▼吉村作治総長講義
https://youtu.be/kQbRmOayX14

 

東洋思想研究所主催による部門間対話企画「人間力をめぐる対話」を開催

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震災9年目を迎えて黙祷を捧げる参加者一同

 

本年、東洋思想研究所では四研究部門(現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門)の合同による部門間対話企画「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」を開催致しました。

第一回は震災から9年目を迎える3月11日、本学健康社会戦略研究所所長の石井正三先生をお迎えして行いました。「人間とは何か」を大きなテーマとして、コロナ禍が深刻化しつつある中で、震災の教訓を振り返りながら「心の復興から防災を考える」という議題について、熱い議論が交わされました。さらに、第一回の内容は小冊子としてまとめられ、全学共通授業「人間力の育成」における授業内テキストとして活用されています。

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第二回部門間対話にて発言をする部門代表

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オンラインから参加した村上政彦先生、中野信子先生

 

続いて第二回は12月16日、オンラインで作家の村上政彦先生、脳科学者の中野信子先生にご参加をいただき、開催致しました。大きなテーマとして「人間力を鍛えよう」をかかげ、仕事や恋愛など、より学生に身近なテーマについて闊達な議論が行われました。

この部門間対話企画は全三回を予定し、全ての企画が地元誌「財界ふくしま」に掲載されることになっています。東洋思想研究所は今後も建学の精神の更なるを深化を目指し、人間教育の土台となる研究活動を続けて参ります。

東洋研表紙

小冊子「人間力をめぐる対話」

「人間力の育成」で衆議院議員の小渕優子氏が講演 未来を生きる学生に熱い期待を寄せて下さいました

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東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成B」において12月11日(水)、衆議院議員の小渕優子氏をお招きし、「令和を生きる皆さんへ」のタイトルのもと講演を行っていただきました。

小渕氏は、父親で第84代内閣総理大臣を務められた小渕恵三氏の後を継いで衆議院選挙に立候補され、26歳の若さで初当選をされました。

講演の中でご自身のことにも触れられ、これまでに直面してきた苦難や困難などを乗り越えるための「人間力」については、「決断力・前向き・人のために尽くす」の三本柱であると述べられました。

大学においては、「幅広い出会いを大切にすること」「後悔のないように勉強に励むこと」が大切であることをご自身の体験談も踏まえながらお話しいただきました。また、少子高齢化、グローバル化の進展する社会を展望されながら、観光産業の振興と人材育成が日本にとって非常に重要な取り組みになっていくことを述べられ、未来を生きる学生に熱い期待を寄せて下さいました。

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最後には「令和」という新しい時代を生きる学生に向けて「自分の人生は自分のものであり、良くしていくのも自分次第。思ったことや考えたことを前向きな言葉に変えていくことで、人生は確実に良い方向に変わっていくと思います」と呼びかけられ、自身が置かれた場所にしっかりと根を張って努力していくことの大切さを訴えられていました。講演後は地域の皆さまや学生から闊達な質問が寄せられ、温かく笑顔にあふれるご講演となりました。

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第3回ふくしまを活性化させるユニークアイデアコンテストを開催

ユニコン①第3回ふくしまを活性化させるユニークアイデアコンテスト」(グローカル人財育成研究所主催、株式会社JOUJU協賛)が11月27日(水)、本学1号館で開催されました。

同コンテストは「どうすれば私たちの住むまちをより盛り上げられるか」をテーマに、学生たちが自由な発想でアイデアをプレゼンテーションするイベントです。

今回は36チームの応募の中から6チームが最終選考に残り、発表に臨みました。

最優秀賞を受賞したプレゼンテーションに対しては、「震災の教訓を生かしつつ、楽しく防災につなげるアイデアが素晴らしかった」「災害に遭った時、守れる命を守るための努力をしようという強い意志を感じた」などの反響がありました。

 

それぞれの賞と発表のタイトル、チーム名を以下の通りです。

 

最優秀賞 祭り×防災訓練~楽しく避難経路を覚えよう!~   by藁谷空

学長賞  エジ飯で復興!~いわき×エジプトフェスティバル~  byホタルイカ

優秀賞  フク・コレ in HIU                 byダイエットクラブ

優秀賞  コットンでグローカル交流!!                     by河合ゼミ

奨励賞  貝泊地区を”空の街”に               byサンサンクラブ

奨励賞  米の革命が起こる⁉~偏見をやめてみたら意外な結果に~ by鴫原あかね

 

来年もたくさんのユニークなアイデアをお待ちしております。

 

ユニコン② ユニコン③ ユニコン④ ユニコン⑤ ユニコン⑥ ユニコン⑦

「人間力の育成」でDef Tech Micro氏が講演 演題は「My Way未来を生きる君たちへ」

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東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」では6月21日(金)、本学東洋思想研究所客員教授であり、アーティストのDef Tech Micro氏を招き、「My Way 未来を生きる君たちへ」とのテーマで、学生参加型のワークショップ形式による授業を行いました。

Micro氏は授業の冒頭、NHK紅白歌合戦でも歌った曲「My Way」を披露し、人間力について講義を行いました。その後、自身の経験談も交えながら、動画やワークを通して学生に「夢は必ず叶う!」との熱いメッセージを届けました。

 

質疑応答では学生から多数の質問が寄せられ、「Micro先生が歌を歌われる時に大切にしていることは?」との質問に対して、「みんなを感動させようと思うとこちらが疲れてしまう。だから、いつもこの部分はこの人に届けよう、この人のためにこの曲を届けようという、一対一の気持ちで歌っています」とステージにおける心構えについて教えていただきました。最後には代表曲「Yukiyanagi 雪柳~We’re watching you~」を披露し、学生達の割れんばかりの拍手の中、講演を終えました。

 

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「人間力の育成」で小野寺孝晃氏が講演 演題は「浜通りで本気でアクションする人を地域のみんなで全力応援」

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東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」において、6月14日、NPO法人TATAKIAGE Japan(タタキアゲジャパン)代表を務める小野寺孝晃氏を招き「浜通りで本気でアクションする人を地域のみんなで全力応援」とのタイトルで講演を行いました。

小野寺氏は講演の中で、出身地であるいわき市にUターンして来た自身の体験を、学生時代のエピソードなども織り交ぜながら話しました。その後、タタキアゲジャパンが行っている浜魂や実践型インターンシップなどの取り組みを紹介しながら、地域活性化のための様々なアイデアを紹介しました。

最後には学生に対して「いわきのまちへダイブしよう!」と熱いメッセージを送りました。質疑応答では学生からの「大学を盛り上げるためには何が必要ですか?」との質問に対して、大学が地域と密着したプロジェクトを積極的に行っていくことの大切さを述べました。

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「人間力の育成」で亀井淳氏が講演 演題は「激動の時代を生き抜く~学生諸君等に贈る言葉~」

東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」において、株式会社イトーヨーカ堂前代表取締役社長、現在は株式会社イトーヨーカ堂顧問を務める亀井淳氏を招き、「激動の時代を生き抜く~学生諸君等に贈る言葉~」とのタイトルでご講演を行いました。

亀井氏は講演の中で学生時代のご経験を通して、人生を変えるような出来事を日々の中でキャッチし、一日一日を大切して欲しいと話し、イトーヨーカ堂が取り組んで来たバリアフリー化の取り組みや東日本大震災支援の活動を紹介しながら、社会を支える第6のインフラとしての流通業の重要性について説明しました。

最後には学生に対して「人生において最も大切なことは笑顔、相手(お客様)の立場に立つこと、出会いを大切にすることです。」と結びました。

 

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