Monthly Archives: 3月 2021

内定を獲得した学生がキャリアセンターを訪問。センター員全員が大喜びでした

こんにちは。キャリアセンターからお知らせです。

3月26日(金)、3年生の1人がキャリアセンターに笑顔で来てくれました。

手に持っていたのは内定通知書、キャリアセンターに来てくれた内定第1号です。

内定1号ブログ

キャリアセンターで内定届、後輩のための受験報告書を書いて提出してくれました。

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3月前からインターン等積極的に参加し、履歴書添削や面接練習等キャリアセンターを活用してくれていた最初の内定者の訪問にセンター員全員で喜びました。

4年生の皆さん、すでに就職活動を始めているかと思います。

なにか困ったことがあれば遠慮せずにキャリアセンターに来てください。

また内定が決まった学生は内定届、受験報告書を書きにキャリアセンターに来てください。

 

『若者による映像コンテンツ制作・発信事業』の中間成果報告会 本学学生も発表しました

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3月23日(火)、ラトブ6Fにある「いわき産業創造館」会議室にて、『若者による映像コンテンツ制作・発信事業』の中間成果報告会が行われました。いわきアカデミア主催による本事業は、学生が映像制作を通して地域振興を考えることを目的に開講されています。

中間成果報告会では、東日本国際大学チームを代表して櫻山祥(健康福祉学部3年生)が参加。いわきを舞台とした特撮作品のシナリオについて発表を行いました。また、アニメ制作会社である(株)ガイナ代表取締役社長の浅尾芳宣氏による講評では、学生ならではの視点で地域の魅力が描かれている点についてコメントがありました。

本事業は令和2、3年度にわたって継続実施されるプロジェクトのため、本年度考えられたシナリオを土台として、次年度は作品制作が行われる予定です。

Enjoy Iwaki Safely! 本学留学生がいわきの観光施設紹介動画を作成しました

本学留学生による情報発信プロジェクト「いわきGLOBAL NETWORK+」は、今年度いわきアカデミア推進協議会の助成を受け、「『コロナ禍に負けない!』観光情報発信プロジェクト」を実施しました。

コロナ禍で思うように活動ができない中、様々な工夫と対策を講じながらいわき地域の取材、発信を行ってきましたが、この度「常磐興産スパリゾートハワイアンズ」と「ヘレナリゾートいわき」のご協力により、2施設の動画を作成、公開しました。

タイトルは「Enjoy Iwaki Safely」で、Part1がスパリゾートハワイアンズ、Part2がヘレナリゾートいわきです。両施設で実施している新型コロナウイルス対策について、留学生が実際に取材し、十二分に満喫できる様々なメニューを体験しました。

スパリゾートハワイアンズでは、ハワイアンズのホテル部門に勤務する本学卒業生の張さんにインタビューし、コロナ禍でのハワイアンズの取組みを伺いました。

取材内容については、動画のほかに体験した各国の留学生による母国語のレポートも掲載していますので、是非下記にアクセスしてみてください。

そして、コロナ禍が落ち着いたら、是非感染対策も万全な、いわきの観光施設にぜひお越しください。

 

◎いわきGLOBAL NETWORK+  http://report.revive-iwaki.net/

 

・Enjoy Iwaki Safely  Part1「スパリゾートハワイアンズ」(日本語ver.)

https://www.facebook.com/IWAKI.GlobalNetworkPlus/videos/146146460637360/

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・Enjoy Iwaki Safely  Part2「ヘレナリゾートいわき」(日本語ver.)

https://www.facebook.com/IWAKI.GlobalNetworkPlus/videos/201201964971319/

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(※取材は緊急事態宣言前に実施しました。)

 

文科省事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」採択に伴う記者発表を行いました

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東日本国際大学は3月17日、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」採択に伴う記者発表を本学1号館で行いました。

この競争的補助金は「デジタル技術を積極的に取り入れ(……)ポストコロナ時代の高等教育における教育手法を具体化し、その成果の普及を図ることを目的」(文部科学省 選定結果公開委文書より)とするものです。

(詳しくは「お知らせブログ」をご覧ください↓

http://www.shk-ac.jp/blog/wp_news/2021/03/12/1030 )

 

席上、吉村作治学長はあいさつの中で、これまでeラーニングを推進してきた経緯を踏まえ、様々な状況の学生にも対応できるハイブリッド型(対面とオンライン)授業を本学は実施していることを説明。この事業はひいては世界に発信していく取組みになります。と述べました。

中村隆行副学長は本事業の選考経過・結果について報告し、東北の大学では本学のみの選定であることを説明しました。

本学高等教育研究開発センターの関沢和泉教授は、申請した「学修成果物の機械学習を利用した横断的分析による概念把握アセスメントの高度化」についてこれまでの取組みの成果である学修成果の分析を深め、学生たちの学習をさらに後押ししていく事業であることを詳しく解説しました。

学生のための先進的な取り組みを本学はより一層推進してまいります。

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篠原拓也ゼミ『震災あるある/震災ないない』が発刊 ゼミ活動の成果が紹介されています

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東日本国際大学・篠原拓也ゼミの活動の成果の一部を紹介する「震災あるある/震災ないない」がこのほど発刊となりました。

ゼミのメンバーが震災についてさまざまな文献を読み、福島県浜通り地区の被災地や施設を巡り、それぞれの記憶を語り、伝承の大切さと難しさを改めて知りながら、震災を通して一人ひとりが自分自身と向き合いました。東日本大震災から10年という節目に際し、学生たちの感じたリアルな声を言葉として残すことが、それぞれが震災の伝承に関わっていくという意味でも大事なこと、とした背景から本書の発刊に至りました。

篠原ゼミの活動では、文献を読み、いわき市だけでなく、双葉町や浪江町などの被災地や伝承館も見学しながら、考え、話し合いました。被災地に行けば、あるいは市街地を注意深くみれば、震災はまだまだ確かに「ある」し、私たちは震災時の「震災あるある」を語ることができる。しかし日々の生活に追われ、平和で豊かないわき市の市街地に身を置き続けると、震災など「ない」かのように思われます。いわき市はあまりに広く、豊かで、「震災ないない」に囲まれています。

本書を手に取って、震災と自分の関係について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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Amazonでもお買い求めいただけます。

・Kindle版:300円 182ページ

・オンデマンド (ペーパーバック) : 1,440円 182ページ

 

子育てサポート事業「すくのび広場」さんに10年分の感謝を込めて

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「すくのび広場」は10年前の震災直後から、厳しい状況下でも子どもたちを伸び伸びと育てたいと思っているご家族、保護者の小さな声から事業をスタートさせたこころとからだのサポートセンターです。ヨーカドーさんは、この広いスペースを無償で提供。

先日のヨーカドー閉館に伴い、今後はラトブ3階や平第2小学校マナビィ館にて日替わりで子育てサポート事業を継続されます。

この間、いわき短期大学生、東日本国際大学の学生もボランティア体験学習や実習、アルバイト等でたくさんお世話になってきました。学生さんの中には、赤ちゃんを抱っこしたことがなかったという人もいました。広場での体験を通して子どもに対する又は福祉に対する学びの視点が育まれ精神的に成長できたことを嬉しく思っていると感想が寄せられています。

3月1日(月)スタッフをはじめ代表の前澤由美様に、これまでの感謝の意を込めて記念品を贈呈させて頂きました。場所を移転致しますが、これからも末永く地域との交流に係わらせて頂き学生の学びの場を提供し続けて下さいますよう今後も何卒宜しくお願い申し上げます。そして地域復興のために10年間、本当にありごとうございました。これからも宜しくお願い致します。

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うつくしま観光フォーラムが開催~エクスカーション編~

2月28日(日)、『うつくしま観光フォーラム』の一環としてエクスカーションが行われ、「いわき震災伝承未来館」「いわき ら・ら・ミュウ」「金澤翔子美術館」「アクアマリンふくしま」などのいわき市内の主要な観光施設をめぐりました。本学からは学生代表3名が参加し、今後の浜通り地域の観光のあり方について学びを深めました。

 

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代表として参加した学生3名からは以下のような感想が寄せられました。全文を掲載します。

 

経済経営学部2年 ワンケム・レノン(インド出身)

最初に私はいわき震災伝承みらい館を訪れました。ここでは、震災の恐さや、対策を学べます。私が特にすごいと思った対策は、マンホールトイレです。これは震災時に、トイレに変形するマンホールで、公園に備わるテントを付ける事で周りを囲えます。また、公園の天井付きベンチがテントのような防災シェルターになるのにも驚きました。災害時に着替える場所や、授乳スペースなど、プライベート空間を確保できます。

その後、金澤翔子美術館を訪れました。彼女は世界的に有名な書道家で、特に、共に生きる、と書かれた作品にとても感動しました。これは震災の後に書かれており、自分も頑張る、皆で一緒に頑張ろうとの思いが伝わりました。それと、美術館の周りの日本庭園も美しかったです。

その後訪れた「アクアマリンふくしま」の復興に関する話も感動しました。水族館の多くの魚が震災で亡くなりますが、その4ヶ月後に営業を再開します。こうした復興の背景には、経営陣のリーダシップと従業員のチームワーク、そして、地域、様々な人達が皆で力を合わせたことがあったのだと学びました。

 

健康福祉学部2年 宍戸万里子

今回、初めに伺った「いわき震災伝承みらい館」では、東日本大震災当時の写真などの展示を観覧し、語り部さんのお話を聞くなかで、当時自分が経験したことを思い出す場面がありました。いわき市小名浜出身の私は、震災当時も小名浜にいましたが、震災について覚えているつもりでも、10年経った今では忘れていたことも多く、今年2月13日の福島県沖地震でも、かつて大きな地震を経験していたにも関わらず、混乱してしまった部分もあったように思います。「いわき震災伝承みらい館」では、震災を経験していない遠方の方はもちろんのこと、私達のように震災を経験した地元の住民にとっても、震災を思い出し、震災について改めて考えるきっかけとなる施設でした。

小名浜の「アクアマリンふくしま」でも、震災後の被害の状況から、現在に至るまで復旧・復興の過程についてお話を聞かせていただく機会がありました。お話の中には近くに住んでいても知らなかったこともあり、一日を通していわきの魅力を再発見し、また減災・防災について学び、考える貴重な経験をすることができました。

現在、コロナ禍において、従来のように遠方からのお客様をお招きすることはどうしても難しい部分があると思います。しかし、今回、いわきの様々な施設に伺ってみて、私達のようにいわきに住む方も、地元の施設に足を伸ばしてみることによって、様々な発見や気づきを得ることができるのではないかと感じました。

今回は貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。今回学んだことを活かして、いわきに貢献していきたいです。

 

健康福祉学部2年 木村天翔

今回のツアーを通して改めて震災とはどのようなものだったのかを思い出させられた。

また、震災を後世に伝えるために市や県が教育旅行と称して観光に力を入れていることを知り、観光産業都市いわきを強く感じる1日だったと思う。

うつくしま観光フォーラムが開催~講演及びパネルディスカッション編~

うつくしま観光フォーラム_チラシ_210127 2月27日(土)、「コロナ後のふくしまホープツーリズムといわき観光まちづくりの未来」をテーマとした『うつくしま観光フォーラム』がいわきワシントンホテルを会場として開催されました。本学からは小山敏治秘書室長に加え、学生代表2名が参加。また三浦健一准教授がコーディネーターとして登壇し、浜通り地域の観光の未来について闊達な議論が行われました。

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代表として参加した学生2名からは以下のような感想が寄せられました。全文を掲載します。

 

経済経営学部2年 緑川敬信

今日のうつくしま観光フォーラムを聞いて、観光とは「繋がる」ことが大切なのだとわかりました。また、いわき市に観光に来る人達はいわき市周辺に住んでいる人たちが多く、電車やバスなどが繋がっている地域であるということもわかりました。そして、常磐線が全線開通したことで仙台まで繋がり、コロナ後はもっといわき市の観光が活発化するのかなと思いました。

福島県のホープツーリズムについては、地元の私達が動いて、人に来てもらい、楽しみ、学んでもらうための努力をしなければならないということがわかりました。そして、今は大人の人達が動いてくれていますが、将来は私達がその立場に立ち、自分達で動いて、ホープツーリズムを担っていき、東日本大震災という出来事を伝承していかなければいけないと思いました。そのためにも、今何をすべきかしっかり学んでいこうと思います。

 

経済経営学部3年 星隼斗

2月27日に開かれた観光フォーラムでは、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた観光産業の在り方や、今後の取り組みなどを学んだ。講演とパネルディスカッションを通して、いわきでは新型コロナウイルスの流行による影響だけではなく、震災からの復興にも焦点を当てて考えていく必要があるのではないかと感じた。

基調講演の内容において、常磐線が全線開通したことが取り上げられていた。現在はコロナ禍によって人の移動がままならない状況ではあるが、物理的な人の移動の幅が増えたことは、いわきだけではなく、それ以外の地域を盛り上げることにも大きな貢献が期待出来るのではないかと感じた。また、いわきは自然、食、文化、気候などの点で世界的にも珍しい地域(土地)であることを学んだ。私はいわき出身ではないため、いわきならではの魅力や特色をもっと学んでみたいと思った。

パネルディスカッションでは、福島の今後のまちづくりや観光の在り方について議論されていた。特に印象に残ったのは、パネラーの櫻井亮太郎氏が、2011年に起きた震災は世界中の誰もが知っているが、その後の10年間の復興に関する活動はあまり世界に知られていない、と話していたことだ。そのため、復興の歩みをもっと知ってもらえるような観光の取り組みが大切であるといった内容が述べられており、私自身も共感した。単に地域の魅力を発信するだけではなく、他の地域の方々にこれまでの復興の歩みを学び、教訓として知ってもらえるような、付加価値のある新しい観光の取り組みが、より一層今後の復興を後押しすることにも繋がるのではないかと感じた。