1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。
このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。
今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。
合格した皆さん、おめでとうございます!
1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。
このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。
今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。
合格した皆さん、おめでとうございます!
ご退職される玉永公子(たまなが きみこ)経済経営学部教授の最終講義が、「ユング心理学の知恵:箱庭療法~自己洞察への架け橋」と題して、3月3日(木)午後1時から本学4号館301教室において行われました。
最終講義に際して、はじめに中山哲志学長よりご挨拶と玉永先生への感謝の言葉が会場に集まった教職員に伝えられました。続いて、経済経営学部の河合伸学部長より、玉永先生の略歴が紹介されました。
玉永先生は、2016年に学生相談室に赴任され、2017年度に健康福祉学部の科目をご担当になられたのち、2018年度から経済経営学部教授として、教職課程の「教育心理学」「心理学」などの教鞭を取られると当時に、健康福祉学部の「心理学と心理的支援」「心理療法」など多くの科目をご担当になられました。
ご退職後も研究を続けていかれることを凛として語られた玉永先生の最終講義は、箱庭療法に携わってこられた50年前から現在へと至るご研究および教育活動への思いにふれるものでした。
一人一人の学生との関わりを大切にしながら教育に取り組まれるとともに、著書『用語「発達障害」批判』(論創社、2019年)をはじめご研究・執筆活動を継続されてこられた玉永先生に、最後に、両学部からの深い感謝を込めて花束の贈呈が行われました。
東日本国際大学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が、文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されたことに伴い、3月16日、本学1号館で記者発表を行いました。
この文科省の補助事業は、日本でデジタル社会への環境変化に対応した人材が不十分であることから、大学におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)教育を進め、各分野のDXを推進する人材を育成したいという目的で、2021年12月末から2022年1月にかけて公募されたものです。
発表の席上、中山哲志学長はあいさつの中で、本事業の採択をきっかけとし、本学においてデジタル×福祉に長けた人材を育成していくことによって、今後の介護福祉の充実に貢献していきたい旨を述べました。
続いて中村隆行大学事務局長より、本事業の選考経過・結果について報告がありました。
今回、全国から99の応募があった中で本学を含め39の採択事業があり、本学が提案した介護福祉関連部門においては本学と東京医療保健大学(看護系)の2校のみが採択されました。本学は文科省の競争的補助事業に昨年に続き2年連続で採択されたこととなります。今回の補助金配分予算額は7313万8千円となります。
担当の高等教育研究開発センターの関沢和泉教授と健康福祉学部の金成明美教授が、採択された「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築(生体計測・ロボット・VR/ARの導入と高度活用)」について詳しく説明しました。
本事業は、介護福祉分野において、ロボット等を利用した高度化が求められる状況にも関わらず、そうした機材を使える人材も、機材を導入できる人材も足りないことから、(1)ロボット研修の高度化、(2)生体指標測定による現場での振舞いのより効率的な習得、(3)VR/ARによる介護福祉DXのための教材開発を3つの柱とした教育開発を地域と連携して進めることで、介護福祉DXを推進できる人材育成のためのプラットフォームの構築に貢献することを目指しています。
本学においては、既にこれまで3つの柱の項目を全て一定程度取り組んできていますが、今回の資金補助を受け、それぞれの項目の更なる高度化を目指していきます。
介護福祉DXを推進し、卒業後には地域の介護福祉に貢献できる人材を育成していけるよう、全学体制でより一層励んでまいりますので、今後とも皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
本事業の詳細については、以下の資料をご参照ください。
2月17日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「福祉実習報告会」が行われました。相談援助実習および精神保健福祉援助実習については15回目、介護実習において3回目となりました。
コロナ禍ということもあり、昨年に引き続きオンラインミーティングシステムを利用して大学と実習先を繋ぎ、質問には口頭とチャットも活用し、安全・安心な報告会が運営されました。
相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習は、夏から秋、事業所によっては冬にかけて行われた現場での実習について、それぞれが報告しました。
報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。
上級生からは「実習を終えて報告を書くという作業は、実習期間中にはできていなかった自分自身との語らいができた」という声や、「質問が無いと言うことは、内容が不完全だということでさらに学習を続けていきたい」、「実習中は出来たと思っていたが、まだまだ学習不足だとわかった」という声が出、下級生からは、「来月には見学実習があり、さらに来年度は自分が実習に行くのだと心構えが出来た」、「実習先で戸惑わないために、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。
また、実習指導者の方々や教員からは、「ロボットやオンラインミーティングと、新しい技術にも対応しながら学習してきたという成長の跡が見られる」、「実習前と報告を終えた今では、それぞれの学生の成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「今後も相談援助や介護サービス提供を担う人材育成に努力したい」という感想がありました。
ほぼ半日かけて行われた福祉実習報告会ですが、コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。
相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れ様でした。
また、実習先で指導にあたられた実習指導者の皆様には、心よりお礼申しあげます。
日本サッカー協会は2021年9月10日をもって、創立100周年を迎えました。100周年を記念し、長年にわたり日本サッカー界の発展に多大な貢献のあった団体と個人を発表し、表彰状と記念品を贈呈しました。
本学関連では、功労表彰として東日本国際大学サッカー部、特別功労表彰として総監督の髙田豊治氏がそれぞれ受賞しました。
本学サッカー部は、2014年以降毎年実施している「昌平黌カップ少年サッカー大会」、毎年シーズンオフに実施している小学生対象のサッカー教室協力の継続実施と地域貢献等が評価されたとみらられています。
髙田総監督は、マツダサッカー部、札幌マツダ、サンフレッチェ広島、Jヴィレッジでの貢献、そして本学サッカー部での育成指導等が評価されました。
NHK福島放送局の番組「わたしたちの“物語” 朗読会」の公開収録が2月11日、いわき芸術文化交流館アリオスで開催されました。「わたしたちの“物語”」は、東日本大震災と原発事故から10年以上たって、大切な思い出やエピソードを手紙にするプロジェクトです。その中で寄せられた手紙を、俳優の方や若者たちとともに読む “朗読会” が行われました。
このイベントに本学の学生である吉田尊さん、髙橋明日香さん、堆孝太郎さん、渡邉柚美さん、宮城夏海さん、大堀早紀さん、佐々木晴日さんが参加しました。
壇上では渡邉柚美さんの手紙が紹介され、渡邉さん本人も読み手の方とお話しました。
貴重な機会を頂きましたNHK福島放送局の方々、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。
朗読会の模様は3月17、18の両日、19:30からNHK総合で放送予定となっております。
▼NHK「わたしたちの”物語”」サイトはこちら
https://www.nhk.or.jp/fukushima/monogatari/index.html