Category Archives: 健康福祉学部

日本福祉文化学会全国大会で本学学生が研究発表 「貴重な体験になりました」

日本福祉文化学会第33回全国大会が10月23日、大谷大学よりZOOMによるオンラインで開催され、健康福祉学部2年の山崎成美さんと若勢未来さんの2名とゼミ教員の篠原拓也准教授が「健全な絵本の傾向と製作方法-児童福祉文化財の分析を通して-」というタイトルで研究発表を行いました。

 

本研究は文献調査に加え、テキストマイニングによって厚生労働省社会保障審議会推薦の絵本など(11年分約120冊+比較対象60冊)の傾向を明らかにした上で、健全育成上優れた絵本の条件を整理するものです。

 

発表後、山﨑さんは「学会に参加できたことは、私にとってとても貴重な体験になりました。これからも研究を続け、精進していきたいと思います」と話し、若勢さんは「多くの人のおかげで、絵本の研究を学会発表できたことに感謝いたします。非常に良い経験になりました。この学会発表の中で、私自身の課題や絵本研究に関する課題が浮き彫りになったため、自己分析や絵本調査などを行い、改善していきます」と更なる研究意欲を表しました。

 

研究を踏まえて試験的に制作した絵本は、コンテストに応募するなどして、今後に活かす予定です。

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第34回社会福祉士、第34回介護福祉士、第24回精神保健福祉士国家試験の挑戦 8名の学生が合格しました

1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。

このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。

今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。

合格した皆さん、おめでとうございます!

令和3年度福祉実習報告会を開催 それぞれの学生の成長を感じる報告内容でした

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2月17日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「福祉実習報告会」が行われました。相談援助実習および精神保健福祉援助実習については15回目、介護実習において3回目となりました。

コロナ禍ということもあり、昨年に引き続きオンラインミーティングシステムを利用して大学と実習先を繋ぎ、質問には口頭とチャットも活用し、安全・安心な報告会が運営されました。

相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習は、夏から秋、事業所によっては冬にかけて行われた現場での実習について、それぞれが報告しました。

 

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報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。

上級生からは「実習を終えて報告を書くという作業は、実習期間中にはできていなかった自分自身との語らいができた」という声や、「質問が無いと言うことは、内容が不完全だということでさらに学習を続けていきたい」、「実習中は出来たと思っていたが、まだまだ学習不足だとわかった」という声が出、下級生からは、「来月には見学実習があり、さらに来年度は自分が実習に行くのだと心構えが出来た」、「実習先で戸惑わないために、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。

 

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また、実習指導者の方々や教員からは、「ロボットやオンラインミーティングと、新しい技術にも対応しながら学習してきたという成長の跡が見られる」、「実習前と報告を終えた今では、それぞれの学生の成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「今後も相談援助や介護サービス提供を担う人材育成に努力したい」という感想がありました。

 

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ほぼ半日かけて行われた福祉実習報告会ですが、コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。

 

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相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れ様でした。

また、実習先で指導にあたられた実習指導者の皆様には、心よりお礼申しあげます。

 

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保護者会を開催 87名が参加され教員と保護者がコミュニケーションを深めました

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師走になり何かと気忙しい12月18日土曜日、外は快晴にも関わらずこの冬一番の冷え込みで、大学周辺の水たまりには初氷が見られるなか「保護者会」が開催されました。

 

昨年は新型コロナ流行の影響もあり、参加者を県内在住者に限定して開催致しましたが、今年はいわき市内はもとより東北各地や関東圏から87名の保護者の方々が訪れ盛会となりました。

 

開会にあたり福迫副学長から「本学は学生・保護者・大学関係者の三位一体で運営されています」と保護者の協力と理解が本学運営の柱であることが語られ、続く新任の中山学長からは、開学120周年を迎える昌平黌の精神を吉村総長から引き継ぎ、人間力を育成する本学の教育方針について説明がありました。河合経済経営学部長から、学部が取り組む新たなコース制についての説明と岩戸学生部長からはコロナ禍にも関わらず、安心安全のもとに開催され、学生の貴重な思い出の1ページとなった鎌山祭についての報告がありました。また、坂田教務部長からは単位履修の考え方と教学方針について、そしてキャリアセンターの金木副センター長からは、本学の就職率100%の秘訣である1年生から積極的に取り組むキャリア教育と今年度の実績について説明がありました。

さらに、中村副学長からは、閉会のあいさつの中で、本学が取り組んだコロナワクチンの大学拠点接種の説明がありました。

その後は、経済経営学部及び健康福祉学部の教員紹介と個別面談が行われ、教員研究室や空き教室を使って、各教員が親身になって保護者の方々の相談に丁寧に応じながらコミュニケーションを深めました。

保護者の皆様から寄せられた貴重なご意見の数々は、日々の学生指導に役立てていく三位一体による本学運営の好循環が生まれるチャンスでもあります。来年も、今年同様にたくさんの保護者の方々の参加をお待ちしております。

 

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中山学長のあいさつ

 

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坂田教務部長からの説明

 

 

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参加者との懇談

介護福祉コース「学力評価試験」を実施 「本番までにはもう少し上のランクを目指していきたい」

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11月27日(土)、介護福祉コースでは「学力評価試験」を実施しました。

昨年に引き続き、外部の方はオンライン受験、学生のみ教室で実施しました。

毎年この時期に受ける試験は、日本介護福祉士養成施設協会に所属する介護福祉士養成校学生が受験する全国統一の介護福祉士国家試験模擬試験に値するものです。

1年生からは「ドキドキしたけど、意外に解ける問題もあってホッとした」、4年生からは「毎年受験し、ここまで解ける自分になったという実感もある。来月の本番までには、もう少し上のランクを目指していきたい」という声もありました。

学生達は、これまでの学習成果を試し、自分自身の努力のあとを振り返る場にもなったようです。

 

 

本学のMDASH-Liteが「数理・データサイエンス・教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されました

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この度、本学の「MDASH-Lite」(数理・データサイエンス・AI教育プログラム)が文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に対応したプログラムとして認定されました。(認定の有効期限:令和8年3月31日まで)

「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」とは、内閣府の「AI戦略2019」に基づき、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行うプログラムを文部科学大臣が認定及び選定して奨励することにより、それらに関する基礎的な能力の向上を図る機会の拡大に資することを目的とした認定制度です。

今回の認定及び選定により、本学の「MDASH-Lite」が、「学生の数理・データサイエンス・AI」への関心を高め、かつ、それらを適切に理解し活用する基礎的な能力を育成するプログラムとして認められたことになります。

本プログラムは経済経営学部、健康福祉学部のそれぞれの学部特性に応じた方向性を持ちつつ、全学的に提供されるプログラムです。これから卒業して社会で活躍していく学生たちには、基本的な数理・データサイエンスの知識・技術とAIについての基本的理解が、分野を問わず必要とされています。引き続き地域のステークホルダーの皆さまとも連携しながら、今後の時代に必要な数理・データサイエンス・AI教育を展開して参りますので、今後ともよろしくお願いいたします。

【参考】

「MDASH-Lite」について(http://www.shk-ac.jp/edulop/index.php/mdash)

文部科学省「令和3年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」の認定・選定結果について」(https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/suuri_datascience_ai/1413155_00011.htm)

篠原拓也ゼミ『震災あるある/震災ないない』が発刊 ゼミ活動の成果が紹介されています

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東日本国際大学・篠原拓也ゼミの活動の成果の一部を紹介する「震災あるある/震災ないない」がこのほど発刊となりました。

ゼミのメンバーが震災についてさまざまな文献を読み、福島県浜通り地区の被災地や施設を巡り、それぞれの記憶を語り、伝承の大切さと難しさを改めて知りながら、震災を通して一人ひとりが自分自身と向き合いました。東日本大震災から10年という節目に際し、学生たちの感じたリアルな声を言葉として残すことが、それぞれが震災の伝承に関わっていくという意味でも大事なこと、とした背景から本書の発刊に至りました。

篠原ゼミの活動では、文献を読み、いわき市だけでなく、双葉町や浪江町などの被災地や伝承館も見学しながら、考え、話し合いました。被災地に行けば、あるいは市街地を注意深くみれば、震災はまだまだ確かに「ある」し、私たちは震災時の「震災あるある」を語ることができる。しかし日々の生活に追われ、平和で豊かないわき市の市街地に身を置き続けると、震災など「ない」かのように思われます。いわき市はあまりに広く、豊かで、「震災ないない」に囲まれています。

本書を手に取って、震災と自分の関係について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

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Amazonでもお買い求めいただけます。

・Kindle版:300円 182ページ

・オンデマンド (ペーパーバック) : 1,440円 182ページ

 

子育てサポート事業「すくのび広場」さんに10年分の感謝を込めて

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「すくのび広場」は10年前の震災直後から、厳しい状況下でも子どもたちを伸び伸びと育てたいと思っているご家族、保護者の小さな声から事業をスタートさせたこころとからだのサポートセンターです。ヨーカドーさんは、この広いスペースを無償で提供。

先日のヨーカドー閉館に伴い、今後はラトブ3階や平第2小学校マナビィ館にて日替わりで子育てサポート事業を継続されます。

この間、いわき短期大学生、東日本国際大学の学生もボランティア体験学習や実習、アルバイト等でたくさんお世話になってきました。学生さんの中には、赤ちゃんを抱っこしたことがなかったという人もいました。広場での体験を通して子どもに対する又は福祉に対する学びの視点が育まれ精神的に成長できたことを嬉しく思っていると感想が寄せられています。

3月1日(月)スタッフをはじめ代表の前澤由美様に、これまでの感謝の意を込めて記念品を贈呈させて頂きました。場所を移転致しますが、これからも末永く地域との交流に係わらせて頂き学生の学びの場を提供し続けて下さいますよう今後も何卒宜しくお願い申し上げます。そして地域復興のために10年間、本当にありごとうございました。これからも宜しくお願い致します。

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令和2年度実習報告会を開催 相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習について成果を発表しました

62月18日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「実習報告会」が行われました。

初の完全合同開催となった今回は、相談援助実習および精神保健福祉援助実習については14回目、介護実習は2回目となりました。

今年はコロナ渦ということもあり、オンラインミーティングシステムで大学と実習先の指導者をつなぎ、質問はチャットを活用するなど、安全・安心な報告会が運営されました。

相談援助実習と精神保健福祉援助実習は、夏から秋にかけて行われた現場での実習について、介護実習については初の試みとなるオンラインも活用した遠隔実習での学びについて、それぞれが報告していました。

報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。

上級生からは「実習を終えて約半年が過ぎ、体験したことが自分の気持ちの中で整理され、『経験』へと昇華したと思える」、「下級生からの質問に答えられないことで、自分自身の学習不足を感じた。まだまだ学びを続けていきたい」という声が上がり、下級生からは、「来年度は自分が実習に行くんだと心構えが出来た」、「わからないことをそのままにしないで、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。

また、実習指導者の方々や教員からは、「実習前と報告を終えた今では成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「実習については遠隔で、報告会もオンラインという新しい形に挑戦できた。今後も安全安心なサービス提供を担う人材育成に努力したい」という声が上がりました。コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。

相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れさまでした。また、実習先で指導に当たられた実習指導者の皆さまには、心よりお礼申しあげます。

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令和2年度の保護者会を開催 学生生活や目標達成のための多様な支援を説明しました

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令和2年度の保護者会が12月19日、本学1号館で開催されました。

コロナ禍で年の瀬も迫る忙しい時期にも関わらず、関東圏や東北一円から58名余りの保護者の方の参加がありました。受付での手指消毒と検温、ソーシャルディスタンスを考慮し、本学で一番広い201教室(階段教室)を使用して行われました。

学長からのビデオメッセージでは、関東圏の大学がいまだ対面授業が再開されないなか、本学では、秋期から万全のコロナ対策をとりながら、オンラインと対面授業のハイブリッド型の新たな教育の展開を、保護者の方々の理解と協力を得ながら進め、大学として就職にもつながる人間力の育成についての抱負が語られました。

また、各部長からは、コロナ対策の取り組みについての話題が中心ではありましたが、学業成績だけでなく、学生一人ひとりの目標達成を支援するために教職員がチームとなって指導に当たっていることや、そのための相談体制を充実させていくことについての説明が行われました。

保護者会に続いて開催されたゼミ担当教員との個別面談会や就職関連相談のキャリアセンター、資格取得相談のエクステンションセンターの窓口にも多くの保護者が訪れ、学生生活の様子や進路についての和やかな相談会が学内各所で行われました。

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ビデオメッセージを送った吉村作治学長

 

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経済経営学部長・福迫昌之教授のあいさつ

 

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教務部長・河合伸教授による説明

 

 

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健康福祉学部長の代理で学科長の坂田勝彦教授があいさつ