Category Archives: 学内行事

留学生別科の秋期入学式を挙行し43名が入学 「日本語の勉強を頑張っていきます」

東日本国際大学留学生別科の令和4年度秋期入学式が10月27日、本学1号館1-101教室で行われました。

IMGP7081

 

ネパールから17名、ミャンマーから16名、ウクライナから7名、メキシコから2名、そしてモンゴルから1名の計43名が入学しました。ネパールの15名は現在入国手続き中のため、28名が式に出席しました。

 

IMGP7062 IMG_3683

 

まず、中山哲志学長が入学許可を行いました。式辞として、冒頭にそれぞれの学生の母国語を用いて挨拶をし、「皆さんはこれから日本で勉強し、将来は皆さんが学んだことを母国のため、そして世界の人々のために貢献できるように頑張って下さい。」と述べました。

 

IMG_3595

IMG_3598

IMG_3578

 

続いて、吉村作治総長から「ご入学おめでとうございます。私も皆さんと同じく、55年前エジプトカイロ大学に留学生として在籍していました。最初は本当に緊張しました。エジプトで13年の勉学を経て、今の私の糧になっています。皆さんも、それぞれ夢をかなえられるように頑張って下さい。本日皆さんにはエジプト風パンミックスをお祝いとして持ってきましたので、ぜひ持って帰って、作ってみて下さい。」との祝辞が贈られました。

 

IMGP7015

IMG_3620

 

次に、緑川浩司理事長が「本日のご入学誠におめでとうございます。今は日本語が難しく、わからない言葉が多いと思います。皆さんのお顔を見ると、日本語をどの程度分かっているのか感じ取れますね。しかし、今は日本語が分からなくても大丈夫です。これから別科で日本語をはじめ、たくさんの事を学んで下さい。ほとんどの皆さんは日本に来るのは初めてでしょうか。憧れていた日本へようこそ。大歓迎です。日本は皆さんが安心して勉学に励むことができる安全な環境です。皆さんの頑張りを楽しみにしています。本当におめでとうございます。」と祝辞を贈りました。

 

IMG_3675

 

IMG_3654

 

最後に、新入生代表のイン・イン・アウンさん(ミャンマー出身)が「本日はこのような式を挙行していただきましてありがとうございます。9年前、私の兄がこの大学を卒業し、現在ミャンマーで日本語学校を経営しています。以前から『日本はとても美しく、素晴らしい国だ』と聞き、憧れを抱いていました。これから日本語の勉強を頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。」と挨拶の言葉を述べました。

 

IMG_3692

 

アエーシ

↑吉村総長から贈られたエジプト風パンミックス

令和4年度秋期留学生別科修了式を挙行 数多の困難を乗り越えた別科生が晴れの門出を迎えました

 

令和4年度秋期留学生別科修了証書授与式が7月26日、本学1号館5階第一会議室で挙行され、ミャンマー出身の留学生ス ウェイ ピョさんが晴れの門出を迎えました。

 

IMGP6529

 

東日本国際大学の中山哲志学長より修了証書が授与され、「大変厳しい環境の中、よくここまで頑張られた。日本語を含め、様々な面でとても成長したと聞いている。日本やミャンマー、世界で大きく活躍してほしい」との式辞を述べられました。

 

IMGP6479  IMGP6488

 

緑川浩司理事長からは「祖国ミャンマーの情勢や新型コロナウイルス感染症の状況により、様々な困難があったと思うが、勇気をもって今日という日を迎えられたことに敬意を表する。困難を楽しみに変え、前向きに勉学を続けることが出来たのは、努力の賜物である。11年前の震災時、母国に帰らずに日本で勉学を継続した先輩方はまさに今、自分が夢見た人生を歩んでいる。スさんも先輩方のように、別科で学んだことと経験を活かし、困難を楽しみに変えながら社会に羽ばたいていってほしい」との祝辞が送られました。

 

IMGP6498 IMGP6504

 

ス ウェイ ピョさんからは、答辞として「日本に来たばかりのときは、とても不安でしたが、別科の先生が優しくミャンマー語で話しかけてくれた時はとても嬉しかったのを今でも覚えています。コロナのせいで入学式も出来なかったり、オンライン授業になったりと、本当に色々と大変なことがありましたが、いつも私を励ましてくださった別科や国際部の先生方に感謝しています。これからも前を向いて頑張ります」と感謝の気持ちを述べました。

 

IMG_7453  IMGP6518

 

今後のスさんのご活躍を教職員一同、心から応援しております。

学校法人昌平黌と浅野撚糸が包括連携協定を締結 地方創生と人材育成に貢献していきます

IMG_6221-1

 

学校法人昌平黌と浅野撚糸株式会社(本社岐阜県)の「地域活性化に関する包括連携協定書」の締結式が6月17日、本学1号館で行われました。浅野撚糸から浅野雅己社長、岩田篤司総務部長、学校法人昌平黌から緑川浩司理事長、緑川明美常務理事、福迫昌之副学長らが出席しました。

浅野撚糸は双葉町に撚糸と高級タオル製造のための一大拠点を建設し、復興と発展の一翼を担う新ブランドを双葉町から全国、世界に発信しようとしている企業です。今回の連携により、双方の資源を有効に活用した活動を推進し、産学連携並びに復興と地方創生、それに資する人材育成に貢献していくことになりました。

締結式では、緑川理事長と浅野社長が協定書に署名して取り交わしを行い、緑川理事長が「浅野社長の双葉町復興にかける思いを受け、共に地域活性化のために歩んでいきたい」とあいさつしました。

浅野社長は福島大学卒で、学生時代を福島の地で過ごした経験から、2011年の東日本大震災以降、福島復興への思いを募らせてきました。その復興への関わりの一つとして、今回立ち上げる双葉町の製造拠点を観光スポットとしても活用し、復興のシンボルとしての役割を担っていく計画を進めています。復興には地元の若者の力が必要、と同社で採用活動を始めた中、本学としても現在1名の学生が内定しています。

今後も福島、浜通りの復興へ貢献するため、共に手を携えて歩みを進めてまいります。

 

IMG_6234 IMG_6248-1

留学生別科の春期入学式を挙行し87名が入学 「一早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです」

 

東日本国際大学留学生別科の令和4年度春期入学式が5月31日、本学1号館1-101教室で行われました。

 

IMG_5246

 

ネパールから67名、ミャンマーから8名、ベトナムから3名、モンゴルから2名、ブラジル・ぺルー・ボリビアから各1名、そしてウクライナから4名の計87名が入学しました。

 

中山哲志学長が入学許可を行い、式辞として「本学を選び、入学してくれてありがとう。また戦禍にある母国を離れ、ウクライナからはるばる日本に来た学生もいます。本学が建学の精神としている『思いやりの心』を大切にしながら「人間力」を身につけていってほしい。コロナ禍での生活はしばらく続くが、困ったことがあれば私たちに相談してほしい。夢の実現に向けて頑張りましょう。」と述べました。

 

IMG_7570

 

 

続いて、緑川浩司理事長が「それぞれの国から、日本を選んで来てくれてありがとう。心より歓迎します。コロナ禍で2年もの間入学できるのを待ってくれていた学生もいる。入学が出来るかどうか見通しが立たず、不安な日々を送ったと思う。また、戦禍にあるウクライナから苦難を乗り越えて来日した学生もいます。今日このようにお会いできて、私自身とても感激している。地域の皆さま、教職員のサポートにも感謝を述べたい。我々の建学の精神に「天 徳を予に生ぜり」という言葉があり、苦難を乗り越えることによって、自分自身の人間力が培われることである。今日から私たちは家族となる。皆さんが夢や目標を達成できるように全力でサポートするので、ともに苦難を乗り越えながら、一緒に成長していきましょう。」と祝辞を贈りました。

 

IMG_5199

IMG_7574

 

最後に、新入生代表のムンフバータル フセレンさん(モンゴル出身)から「私たちのためにこのような素晴らしい式を開いてくださりありがとうございます。ついに憧れの日本に来ることができました。これも国際部の先生方がいち早く手続きをしてくれたおかげです。いわきについてからも隔離のために大学の先生方がサポートしてくれました。私は大学に入って経済や心理学を学びたいと思っています。いち早く日本の生活に慣れ、勉強に励んでいきたいです。」と挨拶の言葉を述べました。

 

IMG_5236

IMG_7586

 

令和3年度福祉実習報告会を開催 それぞれの学生の成長を感じる報告内容でした

4

 

2月17日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「福祉実習報告会」が行われました。相談援助実習および精神保健福祉援助実習については15回目、介護実習において3回目となりました。

コロナ禍ということもあり、昨年に引き続きオンラインミーティングシステムを利用して大学と実習先を繋ぎ、質問には口頭とチャットも活用し、安全・安心な報告会が運営されました。

相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習は、夏から秋、事業所によっては冬にかけて行われた現場での実習について、それぞれが報告しました。

 

O

O

O

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。

上級生からは「実習を終えて報告を書くという作業は、実習期間中にはできていなかった自分自身との語らいができた」という声や、「質問が無いと言うことは、内容が不完全だということでさらに学習を続けていきたい」、「実習中は出来たと思っていたが、まだまだ学習不足だとわかった」という声が出、下級生からは、「来月には見学実習があり、さらに来年度は自分が実習に行くのだと心構えが出来た」、「実習先で戸惑わないために、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

また、実習指導者の方々や教員からは、「ロボットやオンラインミーティングと、新しい技術にも対応しながら学習してきたという成長の跡が見られる」、「実習前と報告を終えた今では、それぞれの学生の成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「今後も相談援助や介護サービス提供を担う人材育成に努力したい」という感想がありました。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ半日かけて行われた福祉実習報告会ですが、コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れ様でした。

また、実習先で指導にあたられた実習指導者の皆様には、心よりお礼申しあげます。

 

11

保護者会を開催 87名が参加され教員と保護者がコミュニケーションを深めました

DSC_0041

師走になり何かと気忙しい12月18日土曜日、外は快晴にも関わらずこの冬一番の冷え込みで、大学周辺の水たまりには初氷が見られるなか「保護者会」が開催されました。

 

昨年は新型コロナ流行の影響もあり、参加者を県内在住者に限定して開催致しましたが、今年はいわき市内はもとより東北各地や関東圏から87名の保護者の方々が訪れ盛会となりました。

 

開会にあたり福迫副学長から「本学は学生・保護者・大学関係者の三位一体で運営されています」と保護者の協力と理解が本学運営の柱であることが語られ、続く新任の中山学長からは、開学120周年を迎える昌平黌の精神を吉村総長から引き継ぎ、人間力を育成する本学の教育方針について説明がありました。河合経済経営学部長から、学部が取り組む新たなコース制についての説明と岩戸学生部長からはコロナ禍にも関わらず、安心安全のもとに開催され、学生の貴重な思い出の1ページとなった鎌山祭についての報告がありました。また、坂田教務部長からは単位履修の考え方と教学方針について、そしてキャリアセンターの金木副センター長からは、本学の就職率100%の秘訣である1年生から積極的に取り組むキャリア教育と今年度の実績について説明がありました。

さらに、中村副学長からは、閉会のあいさつの中で、本学が取り組んだコロナワクチンの大学拠点接種の説明がありました。

その後は、経済経営学部及び健康福祉学部の教員紹介と個別面談が行われ、教員研究室や空き教室を使って、各教員が親身になって保護者の方々の相談に丁寧に応じながらコミュニケーションを深めました。

保護者の皆様から寄せられた貴重なご意見の数々は、日々の学生指導に役立てていく三位一体による本学運営の好循環が生まれるチャンスでもあります。来年も、今年同様にたくさんの保護者の方々の参加をお待ちしております。

 

DSC_0023

中山学長のあいさつ

 

DSC_0059

坂田教務部長からの説明

 

 

DSC_0094

参加者との懇談

介護福祉コース「学力評価試験」を実施 「本番までにはもう少し上のランクを目指していきたい」

IMG_7492

11月27日(土)、介護福祉コースでは「学力評価試験」を実施しました。

昨年に引き続き、外部の方はオンライン受験、学生のみ教室で実施しました。

毎年この時期に受ける試験は、日本介護福祉士養成施設協会に所属する介護福祉士養成校学生が受験する全国統一の介護福祉士国家試験模擬試験に値するものです。

1年生からは「ドキドキしたけど、意外に解ける問題もあってホッとした」、4年生からは「毎年受験し、ここまで解ける自分になったという実感もある。来月の本番までには、もう少し上のランクを目指していきたい」という声もありました。

学生達は、これまでの学習成果を試し、自分自身の努力のあとを振り返る場にもなったようです。

 

 

本学バドミントン部が国際ソロプチミストシグマ・ソサエティを認証

本学バトミントン部が、12月11日(土)に、本学にて国際ソロプチミストシグマ・ソサイエティの認証を授与されました。国際ソロプチミストは、様々なプログラムを通じて女性の生活を向上させる世界最大の国際女性奉仕団体です。本学バトミントン部がこれまで実施してきた諸活動が評価され、この度シグマ・ソサイエティの認証を授与されました。認証式では、篠原みゑ子国際ソロプチミストアメリカ日本北リジョンガバナー、蛭田房子国際ソロプチミストいわき会長らによる認証式のあと、内田広之いわき市長、強口暢子いわき市社会福祉協議会会長の来賓挨拶、本学中山哲志学長、中村隆行副学長の挨拶がありました。本学バトミントン部のシグマ・ソサエティとして認証は、いわき市では初の快挙となります。

ソロプチミスト認証式①

トヨタカローラいわきが車椅子を寄贈 「地域貢献活動に感銘し、大切に使用します」

DSC_0037

東日本国際大学はトヨタカローラいわき株式会社より車椅子2台の寄贈を受け、その贈呈式が12月8日、本学1号館で行われました。式にはトヨタカローラいわき神谷店より松本弘樹店長と大和田仁様、本学からは中山哲志学長、草野幸雄法人事務局長らが出席。松本、大和田両氏から車椅子の寄贈を受け、中山学長が感謝状を贈呈しました。

同社の地域貢献活動として、社員が持ち寄ったアルミ缶や不要となったアルミ資源を回収、活用して車椅子に交換。それを地域の医療・福祉施設などに寄付する活動をしています。

松本店長は「今後もこの活動を継続して、地域とのつながりを大切にしていきたい」とあいさつ。中山学長は「アルミ回収を地域貢献に活かす活動に感銘を受けました。その気持ちを忘れず大切に使用します」と感謝の言葉を述べました。

DSC_0025 DSC_0006

令和3年度秋期入学式を挙行 経済経営学部に3名が晴れて入学しました

DSC_1116

東日本国際大学の令和3年度秋期入学式が9月29日、本学1号館で行われ、経済経営学部の3名(フィリピン、中国、ベトナム)が入学しました。

 

呼名の後、中山哲志学長が入学許可を宣言しました。続いて学長式辞では「本学が大切にしている『人間力』を身に付けて、母国と日本を繋ぐ架け橋として活躍してほしい」と期待を寄せました。

次に吉村作治総長は「知識をベースにした知恵を身に付けてほしい。ぜひ日本人の友人をたくさんつくって、未来のために頑張ってください」と祝辞を述べました。

最後に、緑川浩司理事長が祝辞の中で「世界の諸問題を解決するカギは『知恵』です。各地のリーダーとして活躍している先輩たちに続いてぜひ本学で力を付けてほしい」との言葉を贈りました。

DSC_1086 IMG_1061 DSC_1110 DSC_1119