Category Archives: 記者会見

学校法人昌平黌と浅野撚糸が包括連携協定を締結 地方創生と人材育成に貢献していきます

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学校法人昌平黌と浅野撚糸株式会社(本社岐阜県)の「地域活性化に関する包括連携協定書」の締結式が6月17日、本学1号館で行われました。浅野撚糸から浅野雅己社長、岩田篤司総務部長、学校法人昌平黌から緑川浩司理事長、緑川明美常務理事、福迫昌之副学長らが出席しました。

浅野撚糸は双葉町に撚糸と高級タオル製造のための一大拠点を建設し、復興と発展の一翼を担う新ブランドを双葉町から全国、世界に発信しようとしている企業です。今回の連携により、双方の資源を有効に活用した活動を推進し、産学連携並びに復興と地方創生、それに資する人材育成に貢献していくことになりました。

締結式では、緑川理事長と浅野社長が協定書に署名して取り交わしを行い、緑川理事長が「浅野社長の双葉町復興にかける思いを受け、共に地域活性化のために歩んでいきたい」とあいさつしました。

浅野社長は福島大学卒で、学生時代を福島の地で過ごした経験から、2011年の東日本大震災以降、福島復興への思いを募らせてきました。その復興への関わりの一つとして、今回立ち上げる双葉町の製造拠点を観光スポットとしても活用し、復興のシンボルとしての役割を担っていく計画を進めています。復興には地元の若者の力が必要、と同社で採用活動を始めた中、本学としても現在1名の学生が内定しています。

今後も福島、浜通りの復興へ貢献するため、共に手を携えて歩みを進めてまいります。

 

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ウクライナの学生へ支援の輪 県内企業や自治体、奉仕団体から支援物資の贈呈がありました

 

5月31日、本学1号館5階第一会議室にて、マルトグループホールディングス、広野町、国際ソロプチミストマリンいわきから、ウクライナの学生に支援物資が贈呈されました。

 

マルトグループホールディングスからは、冷蔵庫や電子レンジ等の家電や寝具、隔離期間中の生活用品や食品が贈呈されました。代表取締役社長の安島浩(あじま・ひろし)様より「ようこそ、いわき市へお越しいただきました。心より歓迎します。皆さんが一日も早く、安心して学生生活を送れるようにと、物品を提供いたします。楽しく一緒に生活しましょう」とのご挨拶がありました。

 

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国際ソロプチミストマリンいわきからは、自転車20台が贈呈されました。会長の鈴木礼子(すずき・れいこ)様より「自転車を活用して、少しでも多くいわきの魅力を知っていただきたいと思います。未来を創り上げるのはあなたたちです。応援しています」とのご挨拶をいただきました。
なお、自転車については防犯登録等の手続きが済んだ後、6月28日に贈呈される予定です。

 

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広野町からは、パソコン1台が贈呈されました。広野町教育長の根本良政(ねもと・よしまさ)様より「東日本大震災の経験から、皆さんをサポートしたいと思います。辛抱強くあれば、強くなれます。落ち着いたら、ぜひ広野町にも遊びに来てください」とご挨拶をされました。

 

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本学の緑川浩司(みどりかわ・ひろし)理事長より、「早速の真心に心より感謝申し上げます。急遽ウクライナの学生の来日が決まった際には、隔離期間をどのように生活してもらうか支援を検討する中、真っ先にマルトさんが必要な生活用品をそろえてくれました。ソロプチミストマリンいわきさんや広野町も迅速に手を差し伸べてくださり、支援の輪を広げてくれました。11年前の東日本大震災の辛い経験が今に生きているのだと思います。優秀な学生さんが日本語を多く学び、日本で活躍していくことを願います」と御礼の挨拶がありました。

 

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ウクライナの学生を代表し、ダリア・スツジンスカさんは「私たちウクライナ学生に対して、多大な支援用品や物資をご寄付いただきありがとうございます。ウクライナは現在戦時下にあり、残念ながら学業を継続することができません。このような中、東日本国際大学で勉学の機会を得ることができて幸せです。実現していただいた緑川理事長に深く感謝いたします。まず、留学生別科で日本語や日本文化を学び、専門の勉強もしたいです。今後とも引き続き温かいご支援をいただければ幸いです」と気持ちを述べました。

 

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ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

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本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

本学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が文科省採択事業となる これに伴う記者発表を行いました

 

東日本国際大学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が、文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されたことに伴い、3月16日、本学1号館で記者発表を行いました。

 

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この文科省の補助事業は、日本でデジタル社会への環境変化に対応した人材が不十分であることから、大学におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)教育を進め、各分野のDXを推進する人材を育成したいという目的で、2021年12月末から2022年1月にかけて公募されたものです。

 

発表の席上、中山哲志学長はあいさつの中で、本事業の採択をきっかけとし、本学においてデジタル×福祉に長けた人材を育成していくことによって、今後の介護福祉の充実に貢献していきたい旨を述べました。

 

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続いて中村隆行大学事務局長より、本事業の選考経過・結果について報告がありました。

今回、全国から99の応募があった中で本学を含め39の採択事業があり、本学が提案した介護福祉関連部門においては本学と東京医療保健大学(看護系)の2校のみが採択されました。本学は文科省の競争的補助事業に昨年に続き2年連続で採択されたこととなります。今回の補助金配分予算額は7313万8千円となります。

 

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担当の高等教育研究開発センターの関沢和泉教授と健康福祉学部の金成明美教授が、採択された「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築(生体計測・ロボット・VR/ARの導入と高度活用)」について詳しく説明しました。

 

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本事業は、介護福祉分野において、ロボット等を利用した高度化が求められる状況にも関わらず、そうした機材を使える人材も、機材を導入できる人材も足りないことから、(1)ロボット研修の高度化、(2)生体指標測定による現場での振舞いのより効率的な習得、(3)VR/ARによる介護福祉DXのための教材開発を3つの柱とした教育開発を地域と連携して進めることで、介護福祉DXを推進できる人材育成のためのプラットフォームの構築に貢献することを目指しています。

本学においては、既にこれまで3つの柱の項目を全て一定程度取り組んできていますが、今回の資金補助を受け、それぞれの項目の更なる高度化を目指していきます。

 

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介護福祉DXを推進し、卒業後には地域の介護福祉に貢献できる人材を育成していけるよう、全学体制でより一層励んでまいりますので、今後とも皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

本事業の詳細については、以下の資料をご参照ください。

 

文字資料

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ポンチ絵

<事業ポンチ絵>

 

 

 

 

 

 

スライド資料

<スライド資料>

 

文科省事業「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」採択に伴う記者発表を行いました

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東日本国際大学は3月17日、文部科学省の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」採択に伴う記者発表を本学1号館で行いました。

この競争的補助金は「デジタル技術を積極的に取り入れ(……)ポストコロナ時代の高等教育における教育手法を具体化し、その成果の普及を図ることを目的」(文部科学省 選定結果公開委文書より)とするものです。

(詳しくは「お知らせブログ」をご覧ください↓

http://www.shk-ac.jp/blog/wp_news/2021/03/12/1030 )

 

席上、吉村作治学長はあいさつの中で、これまでeラーニングを推進してきた経緯を踏まえ、様々な状況の学生にも対応できるハイブリッド型(対面とオンライン)授業を本学は実施していることを説明。この事業はひいては世界に発信していく取組みになります。と述べました。

中村隆行副学長は本事業の選考経過・結果について報告し、東北の大学では本学のみの選定であることを説明しました。

本学高等教育研究開発センターの関沢和泉教授は、申請した「学修成果物の機械学習を利用した横断的分析による概念把握アセスメントの高度化」についてこれまでの取組みの成果である学修成果の分析を深め、学生たちの学習をさらに後押ししていく事業であることを詳しく解説しました。

学生のための先進的な取り組みを本学はより一層推進してまいります。

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「日本ハムファイターズ新入団選手会見 片岡奨人外野手、背番号は「67」

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東日本国際大学硬式野球部の片岡奨人(しょうと)外野手(経済経営学部4年:札幌日大高校)は、北海道日本ハムファイターズとの本契約を経て11月23日、札幌時計台で行われた入団会見に臨みました。

大渕隆スカウト部長からは片岡選手について「184cmの長身ながら俊足、強肩、強いスイングの持ち主で、とにかくアグレッシブで強気な外野手です。守備範囲は広く、すでに守備ではプロで売りになるほどです。その他の部分はやるべきことは多いが、伸びしろが大きい選手。勤勉さを活かして近い将来1軍で活躍できる高い能力を持った選手です。生まれは函館、その後、門別、札幌とすでに北海道のことはよく知っている生粋の北海道民。北海道出身選手として活躍を期待しています」と熱のこもった紹介がありました。

栗山英樹監督は新入団選手に向けて「(2023年完成予定の)新球場で彼らが大活躍してくれると信じています。年齢も入り方も関係ありません。僕もテスト生で入って、いまだに野球をやらせてもらっています。全力を尽くして、『俺が優勝に貢献してやるぞ』という人が、この中から何人も出てきてチームに、そして僕らに力を与えてくれると信じています。これからの野球人生でケガのないように、ファイターズに入ってよかったと思ってもらえるように僕も頑張ります。皆さんも頑張ってください」とエールを送りました。

※片岡奨人外野手の背番号は「67」に決定しました。

24日には札幌としては珍しく気温14度の暖かさの中、さらに熱気あふれる札幌ドームで「FAN FESTIVAL(ファンフェスティバル)2019」が開催。新入団選手披露のステージでは超満員のファンの前で片岡選手は「1日でも早く1軍で活躍したい」と目標を語りました。

 

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早期卒業制度導入の記者発表 優秀な学生は3年で卒業 

東日本国際大学は早期卒業(3年次修了)制度の導入に伴う記者発表を12月20日、本学1号館で行いました。これには、同大の吉村作治学長と柏木進事務局長が出席しました。

同制度の導入により、3年間で本学を卒業することが認められるようになります。優秀な学生をいち早く実社会に送り出すことで「人間力を兼ね備えた即戦力の育成」を実践し、学生の上昇志向に資すること等を目的としています。

さらに早期に卒業することは、学生生活の選択の多様化や、授業料などの支出の節約と就職した場合の収入が1年分増加することにつながります。

吉村作治学長は「いわきに貢献するために、本学で成長した人材を1年でも早く輩出したい」と地域貢献への思いと意義を語りました。

 

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