Category Archives: ゼミ

日本福祉文化学会全国大会で本学学生が研究発表 「貴重な体験になりました」

日本福祉文化学会第33回全国大会が10月23日、大谷大学よりZOOMによるオンラインで開催され、健康福祉学部2年の山崎成美さんと若勢未来さんの2名とゼミ教員の篠原拓也准教授が「健全な絵本の傾向と製作方法-児童福祉文化財の分析を通して-」というタイトルで研究発表を行いました。

 

本研究は文献調査に加え、テキストマイニングによって厚生労働省社会保障審議会推薦の絵本など(11年分約120冊+比較対象60冊)の傾向を明らかにした上で、健全育成上優れた絵本の条件を整理するものです。

 

発表後、山﨑さんは「学会に参加できたことは、私にとってとても貴重な体験になりました。これからも研究を続け、精進していきたいと思います」と話し、若勢さんは「多くの人のおかげで、絵本の研究を学会発表できたことに感謝いたします。非常に良い経験になりました。この学会発表の中で、私自身の課題や絵本研究に関する課題が浮き彫りになったため、自己分析や絵本調査などを行い、改善していきます」と更なる研究意欲を表しました。

 

研究を踏まえて試験的に制作した絵本は、コンテストに応募するなどして、今後に活かす予定です。

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いわき平の街 魅力発見プロジェクト~フォトすごろく編~(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

今回は観光マネジメントコースのみんなで「Geust House & Lounge FARO iwaki」(いわき市平三町目)に行ってきました。FAROはいわきの人々が集い、出会いが生まれる灯台となることを目指していて、1階は飲食店としてお客さんが集まり、2階は宿泊施設として旅人が集まります。オーナーの北林さんはいわき市の街づくりに積極的に関わっており、今回のプロジェクトの中心者の一人でもあります。

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FAROで私たちは「フォトすごろく」づくりを行いました。フォトすごろくとは、複数人でチームを作って写真を撮りながら街を散策し、その中で印象に残った写真をマスにして完成させるご当地版すごろくです。はじめに、自分たちの撮った写真を説明し、場所を推察しながらすごろくのルートづくりを行いました。ルートづくりを行う楽しさや思い出を追体験する面白さなどがあって、ただのすごろくとは一線を画していてとても面白い体験でした。

写真②

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このプロジェクトはいわき市平の街を舞台とし、様々な企画が予定されています。次回はFAROのオーナーである北林さんのお話を伺い、北林さんのガイドでまち歩きを行う予定です。今後もプロジェクトの進展をお楽しみください。

 

ブログ執筆者

経済経営学部3年 佐々木龍一

経済経営学部3年 細谷謙晋

経済経営学部3年 崔允廷

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加

令和4年7月17日(日) 9時30分~15時00分 曇天

いわき市平下平窪の「ブラウンコットン畑」で、東日本国際大学ライオンズクラブ(LC)のメンバーを中心に15名が参加しました。今回は、いわき短期大学からも2名が参加しました。この日は、三角フォーで、畝間の雑草を刈る作業、下の方の枝を切る作業、支柱に紐を巻き付けて、成長しつつある木を支える作業をしました。午後は、畑主さん宅にて、糸紡ぎの道具を使った糸紡ぎ体験や、コットンのあらゆる部位を用いたコットン商品のアイデアを考案していく作業をしました。

 

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三角フォーで雑草刈り

 

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糸紡ぎの体験

 

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記念撮影

 

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加

令和4年5月28日(土) 9時30分~12時00分

いわき市平下平窪の「ブラウンコットン畑」での「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に、東日本国際大学ライオンズクラブ(LC)のメンバー6名も参加しました。この日は、畑主さんの地域のご友人数名も参加されて、快晴の下、一緒にコットンの収穫作業をしました。

前日の大雨で、畝間の半分が水浸しになっている状態でしたが、すでに最初の種蒔きはされていて、まだ芽の出ていないマルチの穴に改めて種を植える「追い蒔き」と支柱を立てる作業をしました。昨年11月に学生が考案した看板が、この日お披露目となりました。

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追い蒔きの作業

 

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支柱立ての作業

 

ライオンズコットン③

お披露目された「ブラウンコットン畑」の看板の前で記念撮影

 

本学学生が「田人さんぽガイドブック」を発行 地域の魅力を発掘して紹介しています

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東日本国際大学の令和3年度地域活性化チームの学生8名がこのほど、「田人さんぽガイドブック」を発刊しました。

去年から続くコロナ禍によって、県外に出ることをためらってしまう状況が続いています。。そこでいわき市内の魅力を発掘し地域内でも余暇を楽しみ、その輪を拡げる仕掛けづくりのための小冊子を作りました。

いわきは「海」のイメージはありますが「山」のイメージはあまりありません。ただ山でも立派な歴史と文化が有史以来、脈々と受け継がれてきています。そこで学生たちがいわきの山の地域の一つである田人町の貝泊地区と荷路夫地区に関するガイドブックを発刊しましたが、いわき市内の交流人口増加による賑わい創出に繋がればと思います。

全部で2000部、いわき市の12支所と37公民館に置いてあります。まだ大手を振っての観光はしづらいですが、そっと訪ねていわきの山、いわきの良さを体験してほしいと思います。

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いわき震災伝承みらい館に行って(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

今回は校外学習で昨年5月にオープンした「いわき震災伝承みらい館」に行きました。この土地には震災前770人ほどの人が住んでいましたが約110人以上が犠牲になり、嵩上げ工事(基礎または一階部分を高くする工事)をした上で建てられました。 みらい館の周囲には防災緑地が広がっています。薄磯地区の防災緑地がある場所には震災前、家がズラッと建ち並んでいたそうです。 写真1 (4) 最初にシアタールームでいわき市各地の人々のインタビュー映像を見ました。病院の職員、ごみ処理場の職員、ら・ら・ミュウの職員、いわき市の住民など、震災の影響は多方面に及んだことを知りました。 写真2 (3) 映像を見た後は展示エリアで自由行動をとりました。展示エリアには震災の被害だけでなく地震や津波のしくみも説明されていました。震災が起きたときの対処法はただ話を聞くだけでなく、シミュレータークイズによって自分で行動を考え、選んで学ぶことができます。クイズは4つあり、それぞれテーマが異なるため様々な状況での注意事項を学びました。他にもライフラインが止まったときに役立つアイテムを実物で見ることができます。 展示を見終わった後、黄色いハンカチに未来へのメッセージを書きました。このハンカチはみらい館の正面玄関に飾られて3月11日にはライトアップされるそうです。 写真3 (4) 震災は大きな傷跡を残しましたが風化をさせてはいけません。いわき市に来たときはぜひ訪れてみてください。

ブログ執筆者

経済経営学部2年 根本真衣

経済経営学部2年 小泉隼士

経済経営学部2年 細谷謙晋

経済経営学部2年 早坂一希

NHKラジオ番組に本学学生が出演 サークルやゼミ活動を紹介しました

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健康福祉学部3年の青天目大地さんと宍戸万里子さんが、NHKラジオ福島放送局の番組「こでらんに5next」(午後4時5分~同6時で約2時間の生番組)に出演しました!

福島県内で活動する部活・サークルを紹介する「レッツゴーキャンパス」のコーナーにおいて、お笑い芸人「たんぽぽ」の白鳥さんと対談しました(12月24日は川村さんも!)。

 

青天目さんは2021年12月24日に出演し、自身が創立したゴミ拾いサークル「rubbish.party」の活動を紹介しました。

いわき市平を中心にゴミ拾い活動を行い、それを通してきれいなまちづくりに貢献するサークルです。

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宍戸さんは2022年1月7日に出演し、篠原ゼミの活動とその一環として行っている「子育て負担感かるた」の製作活動を紹介しました。withコロナ時代の現代において、かるたで遊んで楽しみながら、子育て世帯のさまざまな迷いやニーズを知ってもってもらうことが狙いです。

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やや緊張しながらも、本学の特色ある活動を伝えることができました。

次回は3月11日に、篠原ゼミの髙橋明日香(健康福祉学部3年)さんが出演予定です。

いわき市石炭・化石館ほるるに行って(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

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今回は、三浦ゼミの皆でいわき市石炭化石館ほるるへ行き、いわきにまつわる化石や常磐炭鉱の歴史について観賞してきました。

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まず、1階には、いわきを代表する、「フタバザウルススズキイ」の化石や恐竜、古生物たちの化石が展示されていました。特に、フタバザウルスは、正面玄関に全身骨格が展示されており、迫力がありました。

2階には、いわきで採掘された鉱石や化石にまつわる情報が展示されていました。わかりやすく地層について学べるジオラマなども展示されており、地層や化石について詳しく知ることができました。

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2階からエレベーターに乗り、下った先には、いわき市の常磐炭鉱に関する歴史が、模型などを使って忠実に再現されており、当時の事を学ぶことが出来ました。どのようにして常磐炭鉱が運営されていたか、どのようにして石炭を採掘していたかが分かり、いわき市についての学びを深めることが出来ました。また、期間限定のトリックアート展も開催されており、写真を撮るなどして、楽しむことが出来ました。

トリックアート展は期間限定の開催ですが、化石や炭鉱の模型などは常設展示で置かれているため、興味のある方はぜひ、いわき市石炭化石館ほるるへと足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

ブログ執筆者

経済経営学部2年 秋葉伊吹

経済経営学部2年 ドリエフ・アリシェル

経済経営学部2年 加藤椋太

経済経営学部2年 飯田泰輔

経済経営学部2年 遠藤渓人

いわき市立美術館に行って(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

 

今回は三浦ゼミの皆でいわき市立美術館へ行き、「サーリネンとフィンランドの美しい建築」について鑑賞してきました。

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まず、1階には西成田洋子さんの作品が展示してありました。西成田さんは日常生活で不要になったもの(衣類や靴)などを再利用して作品を作る廃材アートを生業としています。西成田さんの作品はよく見ると靴や衣類を使用している跡がありますが、遠目から見ると全然ゴミには見えずインパクトの強い作品だと感じました。

また、1階には常設展も設けられており、いわきの地形をかたどった作品やどこか不安げな雰囲気を感じる鉱山、マルク・シャガールさんの独特な世界観を詰め込んだ作品などいろいろなものが展示してありました。

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2階にはサーリネンとフィンランド建築についての企画展が開催されていました。ここではサーリネンさんの生い立ちと建設した建物が展示されていました。残念ながら企画展は写真撮影が禁止されていたためここでお見せすることはできませんが、森の風景と建物との一体感を重視する建築様式が感じ取ることができ、サーリネンさんの建築技術の高さを改めて実感しました。

サーリネンさんが手がけた作品は従来の様式にとらわれない新しい芸術(アール・ヌーヴォ様式)となっており、全体的にゆがみを含んだダイナミックな中央らせん階段や均一感があり、バランスが取れているポホヨラ保険会社ビルディングなどが特に印象に残りました。また、サーリネンさんが当時使っていた椅子や燭台、紙幣なども展示されていて、当時の生活風景が連想されました。

このように、いわき市立美術館では興味を引く展示物が沢山ありました。今回の企画展は12月19日までとなりますが、その後も様々な企画展を開催するようです。もし芸術に関して何か興味を抱いた方は、ぜひ一度いわき市立美術館へと足を運んでみて下さい。

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ブログ執筆者

経済経営学部2年 佐々木 龍一

経済経営学部2年 竹本 恭

経済経営学部2年 崔 允廷

経済経営学部2年 斉藤 卓

経済経営学部2年 村上 椋音

 

公務員コースゼミでいわき市職員が講演

公務員コース1年ゼミ(基礎演習Ⅰ)では、11月17日と24日の2週にわたり、いわき市職員の方々を講師に、いわき市の政策や課題、公務員の仕事などについてお話を伺いました。

講師を務めていただいたのは、いわき市総合政策部スマート社会推進課の松本雄二郎課長と同部創生推進課の草野郁馬主事です。

松本課長は、「まちづくりの仕事~スマートシティの取組み~」をテーマに、自身が入所した経緯や行ってきた仕事、現在取り組んでいるいわき市のスマートシティの取組みについて説明しました。

両日とも公務員志望の学生からは、地方創生のアイディアや公務員の心構えなどについて質問があり、両氏から丁寧にお答えいただきながら、学生に対する期待の言葉もいただきました。 IMG_1808

 

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