いわき震災伝承みらい館に行って(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

今回は校外学習で昨年5月にオープンした「いわき震災伝承みらい館」に行きました。この土地には震災前770人ほどの人が住んでいましたが約110人以上が犠牲になり、嵩上げ工事(基礎または一階部分を高くする工事)をした上で建てられました。 みらい館の周囲には防災緑地が広がっています。薄磯地区の防災緑地がある場所には震災前、家がズラッと建ち並んでいたそうです。 写真1 (4) 最初にシアタールームでいわき市各地の人々のインタビュー映像を見ました。病院の職員、ごみ処理場の職員、ら・ら・ミュウの職員、いわき市の住民など、震災の影響は多方面に及んだことを知りました。 写真2 (3) 映像を見た後は展示エリアで自由行動をとりました。展示エリアには震災の被害だけでなく地震や津波のしくみも説明されていました。震災が起きたときの対処法はただ話を聞くだけでなく、シミュレータークイズによって自分で行動を考え、選んで学ぶことができます。クイズは4つあり、それぞれテーマが異なるため様々な状況での注意事項を学びました。他にもライフラインが止まったときに役立つアイテムを実物で見ることができます。 展示を見終わった後、黄色いハンカチに未来へのメッセージを書きました。このハンカチはみらい館の正面玄関に飾られて3月11日にはライトアップされるそうです。 写真3 (4) 震災は大きな傷跡を残しましたが風化をさせてはいけません。いわき市に来たときはぜひ訪れてみてください。

ブログ執筆者

経済経営学部2年 根本真衣

経済経営学部2年 小泉隼士

経済経営学部2年 細谷謙晋

経済経営学部2年 早坂一希