教育のアセスメント(改善のための現状把握)について、茨城大学と共同FD研修会を行いました

文部科学省AP(大学教育再生加速プログラム)事業テーマV「卒業時における質保証の取組の強化」の一環として、茨城大学と本学の共催で、合同FD研修会「学習成果アセスメントと教育改善~国際的視点から」が平成30年12月14日(金)に、続いて「学習成果の測定と改善に関する日米比較研究会」が同17日(月)に、茨城大学水戸キャンパスで開催されました。

14日の研究会では、アメリカ・メイン州立大オーガスタ校IR・学習成果アセスメント室長の本田寛輔氏が「米国における学習成果アセスメントと改善活動について」というタイトルで基調講演。アメリカでもさまざまな困難を乗り越えて、今の教育改革の活動があることが分かる内容でした。

続いて、茨城大学全学教育機構の佐川明美氏の事例報告「茨城大学における学修成果アセスメントと改善活動について」とともに、本学教育改革推進室長の関沢和泉が「教学マネジメントのための言語を開発する――ICEモデルの東日本国際大学における導入事例」と題して本学の教学マネジメントやICEモデルルーブリックの実装にあたっての事例とその課題について報告を行いました。

最後に本学AP推進室室長の福迫昌之副学長が閉会の挨拶を行いました。

なおこれらの講演は、茨城大学の各キャンパスといわき市にある本学キャンパスとオンラインで繋ぎ、ネットワークを活用した形で常磐線沿線大学の協力を深める形で実施されました。

また、17日の研究会では、参加者がそれぞれの大学で行っているアセスメントで「うまくいっている事例」や「課題となっている事例」について報告し合い、コメントを交わして学びあう有意義な研究会が開催されました。

これらの成果を生かして、本学はいっそうの教育改善を進めてまいります。