Category Archives: 地域貢献

大正大学と本学による広野町スタディーツアー 各地を視察し交流も深める

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本学と連携協定を締結している大正大学(東京都)と本学による広野町スタディツアーが2月9,10の両日、同町などで行われ、両大学の学生と教職員が参加しました。

これは広野町の復興支援を目的に行う「心の復興」事業の一環で、大正大学を含めた学生たちと町民との交流の場として、また広野町を知る機会として行われました。

1日目、最初に視察したのは富岡町にある東京電力廃炉資料館。ここでは東日本大震災時における原子力事故の事実と福島原子力発電所の廃炉事業の現状を、最新の映像設備や模型などで確認することができました。

次に福島が誇るスポーツトレーニング施設Jヴィレッジを訪れ、広大な敷地にあるグラウンドや施設機能の紹介を受けました。原発事故の対応拠点としての利用を経て再開後、本年4月にグランドオープンを迎える同施設の経緯を振り返りました。

3番目の視察地は広野町の二ツ沼総合公園内にある広野フラワーパークです。ここのビニールハウスでは、皮まで食べられる無農薬バナナを栽培しています。町の振興を担う事業の1つとして熱のこもった説明をしていただきました。この日最後に訪れたのは広野町役場に隣接するイオン広野店内のフードコート「ひろのてらす」。大正大学の臨床宗教師過程を専攻する学生たちによる傾聴活動と、本学学生が入れるコーヒーを町民の方々に提供しました。

2日目は、広野町公民館で避難所の生活ルールづくりをテーマにワークショップを行い、活発に意見を出し合いました。

広野・いわき・東京の3つの地域を繋いだスタディツアーで、心の復興に一歩でも近づく取り組みとなれば幸いです。

 

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キャンパス内にイルミネーション 冬の夜を彩る

1号館前広場のツリーにこのほど、2色のイルミネーションが今年も飾られました。

寒さも日々増し日の入りも早いこのごろ、冬の夜を彩り少しでも明るいキャンパスを、と毎年恒例となったイルミネーション。急ぎ足になりがちな移動時間ですが、ちょっとゆっくり眺めてみると、新たな発見や出会いがあるかもしれません。その際はぜひ温かい恰好で。

点灯時間は16:30~21:30。点灯期間は1月中旬まで。

 

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広野町でサッカー教室を開催 サッカー技量の上達を指導 

東日本国際大学・いわき短期大学と連携協定を結ぶ広野町との事業の一環として11月12日、広野町多目的運動場で本学サッカー部が指導するサッカー教室が開催されました。参加したのは「広野みかんクラブサッカー教室」の子どもたち29名(中学生4名、小学生17、幼稚園8名)です。

大学生や高田総監督の本格的な指導にサッカー技量の上達を目指す少年たちも目を輝かせ、まだ小さい子どもたちも楽しめるメニューも提供されました。普段から教えているスタッフも刺激を受け「次回もぜひお願いしたい」との声も上がっていました。

 

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第5回昌平黌カップ少年サッカー大会を開催 本学サッカー部も交流

今年で5回目となる「昌平黌カップ 少年サッカー大会」が11月18日(日)、東日本国際大学付属昌平中学・高等学校で開催され、いわき市内の小学生サッカーチーム12チームが参加しました。(主催:学校法人昌平黌/福島民友新聞社)

開会式では本学の柏木事務局長が主催者を代表して挨拶をしました。この大会では本学サッカー部が中心となって審判や会場整備などの大会運営を行っています。試合の合間には大会に参加した子どもたちとミニサッカーをするなど、少年サッカーの技量向上を図りながら地域の子どもたちとのサッカー交流を行いました。

この大会はいわき市内初の人工芝グラウンドの完成を記念してスタートしました。これからも将来を担う子どもたちの育成に貢献してまいります。

 

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「ひろの秋祭り」で本学が出展 各ブース大盛況

「ひろの秋祭り」(主催:広野町)が11月3日、広野町公民館前広場で開催され、地元の婦人団体やNPO団体などが参加。約12のブースが設置され、地元特産品や作品を販売しました。

いわき短期大学からは預かり保育事業で鈴木ゼミ、東日本国際大学からは無料「ひろのコーヒー」を提供する矢本・大橋合同ゼミと、グローバルネットワーク(留学生による情報発信チーム)が取材活動の一環として参加しました。

留学生が作ったミャンマーのお菓子「チャウジョー」(ココナッツと牛乳のソフト菓子)も無料で提供。珍しい食感に人気が集まりました。会場には多くの人が来場し、本学ブースも大盛況。「ひろのコーヒー」は約300杯を提供しました。

 

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「人間力の育成」公開授業を開催 中西氏らが「エジプトと“環ユーラシア文明”」について解説

東日本国際大学の授業「人間力の育成」で公開授業を11月14日、本学1号館で行いました。「東京オリンピック記念3年連続講演会 『エジプトと“環ユーラシア文明”~地球の未来に向けて~』」として開催された公開講座には本学学生をはじめ、地域の方も聴講しました。講演には東日本国際大学比較文化研究所の中西進所長、東京大学大学院の田辺明生教授、本学の吉村作治学長の3氏が登壇しました。

吉村学長は「エジプトについて」と題し、ユーラシア大陸とエジプトとの関りを解説。中西所長は「古代エジプトから日本へ―ムラサキの旅をたどる―」とのタイトルで、ユーラシア文明とエジプト文明との比較検討をしました。万葉集での「ムラサキ」という概念について触れながら文明や価値観についてロマンあふれる内容で解説しました。

田辺明生教授は「インド文明とアフロユーラシア―エジプトとの比較―」のテーマで講演。インドとエジプトとの比較文明、比較宗教を通して、存在の平等性が多様性の共存を支えていることを講話しました。「インドにおけるカーストは西洋の階級社会とは違い、多様な社会集団が固有の知識、技術を蓄積していくこと」「多様性を多様なままに組み合わせていくことがインド文明発展の特徴」と結びました。

 

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「人間力の育成」公開授業を開催 -講師に鈴木直道氏

本年度第3回目となる公開講座「人間力の育成」が11月10日(土)、本学1号館で行われました。経済経営学部と健康福祉学部の学生に加えて、地域の方も多数参加され、北海道夕張市長の鈴木直道氏が「RESTART Challenge More.」をテーマに講演を行いました。

 

鈴木氏は東京都庁職員を経て、2011年に当時全国最年少となる30歳1ヵ月の若さで北海道夕張市長に就任。働きながら勉学と部活に打ち込んだ学生時代のお話や、財政破綻後の夕張市の取り組みについてお話をされました。

 

北海道夕張市は炭鉱都市として栄えた時代から比べて、人口は最盛期の十分の一にも満たない1万人を切るような状況となっています。そうした状況の中でも、鈴木氏は未来を見据えて果敢に新しい取り組みに挑戦されており、聴講者も食い入るように話を聞いていました。「課題と人材の反比例」「かつての反対者が最高の説明者になる」など、鈴木氏ならではの人生哲学と強い信念には、経験に裏付けられた説得力と重みが感じられました。

 

最後には学生に対して「大学時代に最高の経験と最低の経験をしてもらいたい」とご自身の学生時代を振り返りながら呼び掛けられ、講演を結ばれました。

 

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いわき短大が献血功労者表彰を受章 最高賞の日本赤十字社社長感謝状

第17回健康いわき21推進市民大会が10月17日、いわき市総合保健福祉センターで開かれ、いわき短期大学が献血功労者表彰を受け、最高賞の日本赤十字社社長感謝状が贈呈されました。

同大会は、いわき市民憲章を基調とし、住みよい地域生活環境の維持と市民の健康増進に寄与することを目指して毎年開催されています。

献血功労者表彰は、長年にわたる献血に対する貢献を認められた団体に贈られるもので、社長感謝状は市内4団体が受け(ほか有功章などは市内14団体が受章)、本学においては30年にわたる献血活動、功績が評価されました。

この他、保健衛生功労者表彰として1団体、67名の個人が表彰されました。

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表彰式には草野広報企画部長が代理で出席しました

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田久昌次郎 いわき短期大学学長

 

神谷地区新春の集いを開催

いわき市神谷(かべや)地区の新春の集いが1月20日、東日本国際大学学生食堂・鎌田レストで開かれました。これには、清水敏男いわき市長、森まさこ参議院議員や神谷地区区長協議会など115名が参加しました。

同会の阿部宏太郎会長のあいさつの後、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は「今後も大学と地域との関わりを深め、共に歩みを進めてまいりたい」と祝辞を述べました。

学生食堂・鎌田レストは地域の方もご利用いただけます。ぜひお気軽に足をお運びください。

 

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ものまねショーで広野町を応援

広野町老人クラブ連合会新年会が1月22日、スパリゾートハワイアンズで開かれ、東日本国際大学の三浦健一准教授が“ものまねショー”を行いました。

東日本国際大学・いわき短期大学は、昨年8月の広野センターのオープン後、定期的に地域連携事業としてイベントを行ってきました。今回は、専門の観光学者のほかに、ものまね芸人という異色の経歴をもつ三浦准教授が、美空ひばり、美川憲一、小林幸子など演歌のビッグネームたちのものまねを披露。会場は大喝采で沸き返りました。

遠藤智町長は「東日本国際大学・いわき短期大学との連携事業の推進は、行政の幅を広げ、町民の生活を守ることにつながります。2018年もさらに連携を強めながら、復興へ全力で取り組んでまいります」とあいさつしました。

地域の方々に喜んでいただける連携事業を今後も続けてまいります。

 

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