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いわき市内の社会資源マップを作成 健康福祉学部合同ゼミで取り組んでいます

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健康福祉学部2年の坂田勝彦先生と田中みわ子先生の合同ゼミでは、地域活動特別演習(COC+事業)の一環として、社会福祉法人希望の杜福祉会と協同で、いわき市内の一部地域の社会資源マップの作成に取り組んでいます。12月19日には、デザイン制作にご協力いただいている橋本健二氏にゲストとして本学にお越しいただき、マップ作成の途中経過の発表および意見交換を行いました。

「子どもからお年寄り、また他の地域から来る方々にも、親しみやすく温かさを感じられるマップを作りたい」という学生たちの声を受けて、橋下氏は、学生たちのアイデアをもとにキャラクターやマップのアイコンのデザイン案を創作し、実際に見せながら、学生たちに具体的なアドバイスをしてくださいました。

デザイン案を見た学生たちからは、「すごい!」、「かわいい!」など感嘆の声があふれ、マップの完成イメージを全員で共有することができた様子でした。また、マップに掲載する内容やレイアウトなど細部にわたって意見交換をすることで、橋本氏から多くの刺激を受け、とても活気のあるディスカッションを行っていました。

積極的に取り組む学生たちの姿勢に、社会資源マップへの期待が膨らみます。

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復旧ボランティアと6次化に取り組む 貴重な体験となりました

11月9日(土)、10日(日)、山田ゼミと有志学生が、集会所宿泊での、いわき市の中山間地域復旧ボランティアと6次化産業でのみそ漬けに取り組みました。

9日(土)は復旧ボランティア活動を行いました。田人町貝泊の中沢地区は、10月の台風で鮫川が決壊。畑が濁流と化し収穫前の農作物や家屋が甚大な被害を受けました。しかし中心部から離れた小さな地区であるためボランティア支援が入らず困っていたため、学生たちが少しでも力になればと、復旧作業を行いました。大変な状況でしたが、とても貴重な体験ができました。

10日(日)は貝泊地区で山田ゼミが取り組んでいる6次化産業のみそ漬けの下準備を行いました。作業中、この地域の被災状況を視察に来られた元復興大臣の吉野正芳衆議院議員ご夫妻と、休憩時間にお茶をご一緒する時間を持つことができました。ご夫妻のなれそめ話を伺うなど、和気あいあいとした雰囲気の中、特別なお話しができました。

ある学生は「貴重な体験ができボランティアは辛いけど徐々に楽しくなってきた」との感想でした。これからの様々な活動の糧にしてほしいです。

 

みそ漬けつくり

みそ漬けづくり

 

吉野大臣と

吉野元復興大臣と記念のカメラに

被災状況

台風による被災状況

 

ボランティア活動

地域の皆さんと復旧作業をしました

Iwakiビーチスポーツゲームズ実施  多くに皆さんが参加し盛会のうちに終了

ビーチスポーツ①

令和元年9月25日(水)、本学有志主催によるビーチスポーツゲームズを実施しました。

おかげさまで多くの参加者にビーチスポーツ(ビーチバレー、ビーチドッジボール、ビーチ相撲、ビーチフラッグス、ビーチ水鉄砲、ビ—サン飛ばし)を体験して頂き、皆さん楽しんで盛会のうちに終了することが出来ました。

企画には数カ月間を費やし、ビーチクリーンとしてごみ拾い、会場の砂をザルですくい取り貝殻を取り除く作業、ゲーム箇所をすべてスコップで耕すなど入念な安全管理を心がけ準備を行いました。

今回実施にあたり、学内関係者、また地域との連携・協力を図って実施に至ったプロセスは、運営学生有志にとっても大変貴重な経験となりました。

参加者も大いに楽しみ、競技後には率先して美化や片付けにご協力してくれたことは、競技参加以上に大きな意義があったものと思います。

この運営を今後さらに、本校学生の意欲喚起、地域の活性化に繋げられるように活動していきたいと思います。

関係者各位、またご支援、激励して頂いた地域の皆様、本当にありがとうございました。

ビーチスポーツ②

開会式

 

ビーチスポーツ③

ビーチ水鉄砲

 

ビーチスポーツ④

ビーサン飛ばし

 

ビーチスポーツ⑤

4人制ビーチバレー

 

ビーチスポーツ⑦

ビーチ相撲

 

ビーチスポーツ⑧

授賞式表彰者

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告【中山間活性化活動】

田人町貝泊地区で中山間地域活性化活動をしてきました

 

令和元年8月24日(土)~25日(日)

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年山田ゼミの地域活動に参加しました。内容は同ゼミが2017年度より毎年行っている、いわき市田人町貝泊地区における活性化活動の一環として行われているゼミ合宿です。ここでは、その概要を紹介します。合宿では、「貝泊コイコイ倶楽部」会長の蛭田一(ひるた はしめ)氏より、貝泊地区の現状と課題について伺ったのち、2班に分かれて地域の民家に家庭訪問し、日々の暮らしについて感じていることなどのお話を伺いました。

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蛭田さんより地域の取り組みについてのお話を拝聴しました

2日目は、午前中に畑作業をお手伝いしました。内容は大根の種まきやミョウガの採集です。大根は2か月ほどで収穫できるため、鎌山祭での山田ゼミによる模擬店の食材になるそうです。楽しみですね。 L河合伸

 

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2日目の朝に大根畑にて種まき作業をしました

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2か月ほどで収穫できるそうです

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加【その④】

令和元年8月1日(木) 17時00分~21時00分

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加の第4弾です。今回は、ピープルさんが主催する「留学生のための福島浜通りを知るエクスカーション」(8月1日~2日)の初日夕方の夕食・交流会への参加です。この企画は、首都圏に住む留学生を中心とした学生、社会人に実際に福島浜通りに来てもらい、農作業等を通じて得た実体験をSNSなどで世界に発信してもらうというものです。東京からは十数名参加し、中国、台湾、韓国、イタリア出身で、早稲田大学、横浜国立大学、横浜市立大学などから学生、院生、社会人、また中国からインターンで来日している学生も参加していました。本学からも十数名参加しました。

はじめにピープルの吉田恵美子理事長より本プロジェクトの概説をいただいた後、「いわきおてんとSUN企業組合」事務局長の島村守彦氏より、自然エネルギーを通じた復興への取り組みおよび、東日本大震災で世界174ヶ国・地域からいただいた応援に対する、感謝の気持ちを発信していきたいという強い思いと途上国の未電化地域における支援活動についてのお話をいただきました。

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島村守彦氏による講演

 

その後、夕食を囲んで和やかに交流をしました。当日急遽参加することができたライオンズクラブ学生代表のL丸山剛は、島村氏の話を受けて、自身がいわき市出身で消防士を目指していること、東日本大震災での経験を改めて振り返り、世界への感謝の気持ちを持っていきたいとの熱い思いを語ってくれました。

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L丸山剛が震災復興へ貢献する熱い思いを語りました

 

最後に、活動報告その②で吉田理事長から、ネパールの留学生2人に糸を紡ぐための道具を提供してくださるとの話でしたが、今回その贈呈式が行われました。2人とも大変に喜ぶとともに、家族が待ちわびているといった話や感謝の思いを語ってくれました。この道具は、今夏に海を渡ってネパールの地で活躍してくれることでしょう。前回まかれた希望の種が芽を出しました。

このように夕食・交流会は、和やかな雰囲気の中で歓談され、学生同士連絡先を交換するなど、今後の交流にもつながる有意義な会となりました。  L河合伸

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道具の組み立て方の確認をしています

 

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糸を紡ぐための道具が贈呈されました

 

*NPO「ザ・ピープル」の「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」については以下のリンクもご参照ください。

https://npo-thepeople.com/organic-cotton-pt/

 

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 オーガニックコットン栽培の活動に参加【その③】

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告

オーガニックコットン栽培の活動に参加【その③】

 

令和元年7月7日(日) 12時30分~18時

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加の第3弾です。今回は、5日(金)に行われた「人間力の育成A」でピープルの吉田理事長に講演をしていただいた折に、ボランティアを募ったところ、健康福祉学部から2名、経済経営学部から1名、計3名の1年生が参加してくれました。

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今回のミッションは、前回と同じいわき市四倉上柳生にある柳生畑「天空の里山」での作業でしたが、天候が悪く、外での作業は難しかったため、屋内でできる「梅干しづくり」の作業と、後半は「天空の家」で行われる「有機農業の教室」に参加することでした。

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雨天のため外での作業は中止となりました

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赤しその葉を取ります

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塩もみします

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梅酢を加えると鮮やかな赤色になります

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樽に梅を入れ、赤しそをその間にしいて、最後に重しをのせます

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今回はじめて参加した1年生に糸紡ぎ体験をしてもらいました

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浅見先生による「有機農業の教室」の様子

「有機農業の教室」では講師として招かれた、NPO法人「福島県有機農業ネットワーク」理事長の浅見章宏氏による「有機農業・ひぐらし農園の目指すもの」と題したお話を拝聴することができました。そこでは、会津にある自然豊かな美しい棚田を、耕作放棄地としないための取組として、有機米による純米酒の生産、「本木上堰(もときうわぜき)の堰さらい」のために集うボランティアを中心とする買い手の確保、SNSを通じた発信など、「ふくしま型CSA(Community Supported Agriculture)」の紹介をしていただきました。

 

L河合伸

 

 

*NPO「ザ・ピープル」の「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」については以下のリンクもご参照ください。

https://npo-thepeople.com/organic-cotton-pt/

*福島裕さんの活動についてはフェイスブックもご覧ください。

https://www.facebook.com/hiroshi.fukushima.7543

*本学の授業でNPOザ・ピープルの吉田代表理事が講演しました

http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2019/07/15/4180

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 オーガニックコットン栽培の活動に参加【その②】

令和元年6月16日(日) 9時30分~16時

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加の第2弾です。

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同プロジェクトでは、8年前の東日本大震災以降、津波による塩害や原発事故による風評および高齢化のため耕作放棄地となりそうな畑を活かすため、有機農法による綿花(オーガニックコットン)の栽培を通じて、農地を守るだけではなく、ボランティア活動に携わる人々の交流の場を設けていくという地域の復興を目指しての活動がなされています。

今回のミッションは、いわき市四倉上柳生にある柳生畑「天空の里山」での作業でした。午前中は前回、大久畑の後半に体験した、雑草対策としての畝と畝との間に黒いシートを被せる作業でした。この畑では東洋大学の学生がボランティアとして種まき作業をしたとのことです。畝に被せられた黒いシートに開けられた穴から芽が出ているのを確認することができました。大久畑で植えた種も芽を出していることを期待しつつ作業をしました。

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「天空の里山」

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お昼は、「天空の家」と名付けられた小屋でいただきました。この小屋は、活動に理解を示す大手商社の出資によって建てられたものだそうです。畑を管理されている福島裕(ふくしま ひろし)さんのお話によると、この「天空の里山」は約1万ヘクタールの面積があり、そのうち福島さんの土地は1800ヘクタールほどで、残りは、所有者より耕作を委託された土地だそうです。福島さんはご自身も現在70歳という高齢者でありながら、そうした方々の思いを受け、「託された畑を未来につなげる」ために頑張ってみえるとのことでした。そう話される福島さんの笑顔はとてもはつらつとされていました。聞くところによると、オーガニックコットンプロジェクトに参加してから、毎年多くのボランティアの方々と共同で作業をされる中で、ますます若返られたとのことです。そして福島さんの人柄からリピーターも多いそうで、昨年は1384人の方がこの畑を訪れたそうです。

今回、ネパールとミャンマーからの留学生も参加していることから、福島さんはガイガーカウンターを使って、空間線量を計測して見せてくださいました。すると、0.025マイクロシーベルトでした。全国平均値が0.04マイクロシーベルトであることから、現在この地域は放射線量についての心配は必要のない状態であることを改めて確認することができました。

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お昼には、お弁当の他にオーガニックコットンプロジェクトで培った有機農法を応用して、最近新たに始められた有機栽培による有機野菜の漬物やお総菜、お味噌汁もいただきました。

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このガイガーカウンターは一台20万円もするそうです。

 

午後は、畑での残りの作業を終わらせた後、にわかに降ってきた強い雨を避けつつ、天空の家の中で、「織姫の会」というボランティアのご婦人方の助言を受けながら、オーガニックコットンから糸をつむぐ作業の一端を体験させていただくことができました。

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皆、初めての体験ということでしたが、ネパールからの留学生の一人がとても上手に糸をつむぐことができ、織姫の会の方々も一様に驚きと感嘆の声が上がりました。聞けば、ネパールにいる親が綿から糸をつむぐ作業をやっていて、それを見て育ったとのことでした。ただ、全て手作業で行っているため、大変時間がかかるとのことでした。今回紹介してもらった道具ははじめてとのことで、「ぜひ母に教えてあげたい」とのこと。その様子を見ていたピープルの吉田理事長から、道具を提供してくださるとのお話をいただき、留学生は大変感激し、ここに新たにネパールといわきを結ぶプロジェクトの種がまかれることになりました。今回も、多くの方々と交流することができ、大変「楽しく」かつ有意義な活動となりました。 L河合伸

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*NPO「ザ・ピープル」の「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」については以下のリンクもご参照ください。

https://npo-thepeople.com/organic-cotton-pt/

*福島裕さんの活動についてはフェイスブックもご覧ください。

https://www.facebook.com/hiroshi.fukushima.7543

 

ビーチスポーツゲームズ開催に向けてのゼミ合宿 新たな知識や環境を体験しました

東日本国際大学スポーツマネジメントゼミは、いわき市四倉においての地域資源活用を目指したビーチスポーツゲームズの開催に向けて、5月4日に四倉海岸、同5日に船橋オールサムズビーチでビーチスポーツ実習を行いました。
四倉海岸では、駐車場やビーチの状況、砂浜でプレーする感触などを実際に肌に触れて確認しました。船橋オールサムズビーチでは、ビーチバレーのネットが設置してある環境下で、ビーチスポーツの開催にはどのような設備や備品が必要なのかを体験。これから自分たちが必要になるものなどを確認しました。 この日の夜は、東洋大牛久高校相撲部の合宿所で、相撲部の皆さんと一緒にちゃんこ鍋を囲みました。
今回のビーチスポーツ研修において、これまで触れることのなかった新たな知識や環境を体験することができ、とても収穫の多い研修となりました。
また、2日間お世話になった皆様、ご協力ありがとうございました。

 

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