ウクライナ(避難民)学生の受け入れを発表 40名を超える学生から照会があり、18名が入学願書を提出しています

ウクライナ記者発表-1

本学はウクライナ避難民(学生)について5月16日、記者会見を行い、ロシアによるウクライナ軍事侵攻で国外に避難した学生を対象に留学生として受け入れることを発表しました。

本学は東京電力福島第一原発事故を検証するため2018年8月、チェルノブイリ原発事に関してウクライナの科学者・研究者も招いた国際シンポジウムを開催。本学福島復興創世研究所の関係者を含めて議論を重ね、親交を深めました。本学は国際大学として各国から多くの留学生を受け入れている実績もあり、東北地区の私学では唯一受け入れることを決めました。

文部科学省「ウクライナの学生への支援を実施している大学」のホームページから現在までに、40名を超えるウクライナの学生から照会があり、そのうち18名が本学に入学願書を提出しています。この18名については現在、日本入国のためのビザ申請を行っている状況です。

本学ではウクライナ学生の支援策として、「留学生別科の授業料免除」、「学生寮等の宿泊施設の提供」、「国際部を中心とした日常生活面のサポート」、「日本財団への支援費申請(渡航費、生活費及び住環境整備費)」を予定しています。

 

▼願書を提出した学生の中から3人のウクライナ学生のビデオメッセージ

Akulova Khloiaさんからのメッセージ

Dmytro Zabyshnyiさんからのメッセージ

Daria Studzinskaさんからのメッセージ

 

ウクライナからの学生は、留学生別科に入学し、1~2年間日本語や日本の文化を学んだ後、本学学部に進学するなどの進路を決める予定です。

 

池田思想研究会開講式を挙行 学術交流を推進していきます

写真①

写真②

4月16日(土)、本学東洋思想研究所の現代仏教研究部門、池田大作思想研究部門の合同で運営される池田思想研究会の開講式が行われました。

2020年、長年交流を続けてきた中国屈指の名門校である山東大学に創価大学創立者であり、仏教思想家の池田大作先生を研究対象とした池田大作研究所が設立されました。本学においてもこれまで以上に国際学術交流を活発化させるため、2021年に池田大作思想研究部門を新設し、池田思想に関する国際学術シンポジウムにも参画しました。そしてこの度、さらなる研究活動の充実を目指し、池田思想研究会を設立することとなりました。

開講式はオンラインと対面を組み合わせたハイブリッド形式で行われ、松岡幹夫所長による挨拶に始まり、池田大作思想研究部門長であり、池田思想研究会の会長に就任した大﨑素史先生から研究会設立の趣旨について説明がありました。その後、関係者から抱負が述べられ、吉村作治総長による祝辞、緑川浩司理事長によるお話がありました。

東洋思想研究所では長年継続している論語素読教室に加えて、森田実先生が名誉塾長を務める昌平塾、吉村作治総長が会長を務めるイスラーム研究会、また研究部門単位の勉強会など地域社会に開かれた研究活動を推進しています。

第34回社会福祉士、第34回介護福祉士、第24回精神保健福祉士国家試験の挑戦 8名の学生が合格しました

1月末と2月にソーシャルワークコース、心理福祉コース、介護福祉コースの学生がそれぞれの国家試験に挑戦し、8名が合格を勝ち取りました。

このうち1名は、介護福祉士と社会福祉士のダブル合格を果たしていて、学生たちの努力が実る結果となりました。

今年で4年目となる介護福祉コースでは初めての卒業生であり、「まずは1期生の私たちが合格しないと、後輩たちの見本にならない」というプレッシャーの中、学生たちは受験していたので、ホッとしたことと思います。

合格した皆さん、おめでとうございます!

玉永公子経済経営学部教授 退職に伴い最終講義に臨まれました

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ご退職される玉永公子(たまなが きみこ)経済経営学部教授の最終講義が、「ユング心理学の知恵:箱庭療法~自己洞察への架け橋」と題して、3月3日(木)午後1時から本学4号館301教室において行われました。

最終講義に際して、はじめに中山哲志学長よりご挨拶と玉永先生への感謝の言葉が会場に集まった教職員に伝えられました。続いて、経済経営学部の河合伸学部長より、玉永先生の略歴が紹介されました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA

玉永先生は、2016年に学生相談室に赴任され、2017年度に健康福祉学部の科目をご担当になられたのち、2018年度から経済経営学部教授として、教職課程の「教育心理学」「心理学」などの教鞭を取られると当時に、健康福祉学部の「心理学と心理的支援」「心理療法」など多くの科目をご担当になられました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ご退職後も研究を続けていかれることを凛として語られた玉永先生の最終講義は、箱庭療法に携わってこられた50年前から現在へと至るご研究および教育活動への思いにふれるものでした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

一人一人の学生との関わりを大切にしながら教育に取り組まれるとともに、著書『用語「発達障害」批判』(論創社、2019年)をはじめご研究・執筆活動を継続されてこられた玉永先生に、最後に、両学部からの深い感謝を込めて花束の贈呈が行われました。

 

 

 

 

本学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が文科省採択事業となる これに伴う記者発表を行いました

 

東日本国際大学の「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築」が、文部科学省の「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択されたことに伴い、3月16日、本学1号館で記者発表を行いました。

 

IMGP5825 IMGP5813

 

この文科省の補助事業は、日本でデジタル社会への環境変化に対応した人材が不十分であることから、大学におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)教育を進め、各分野のDXを推進する人材を育成したいという目的で、2021年12月末から2022年1月にかけて公募されたものです。

 

発表の席上、中山哲志学長はあいさつの中で、本事業の採択をきっかけとし、本学においてデジタル×福祉に長けた人材を育成していくことによって、今後の介護福祉の充実に貢献していきたい旨を述べました。

 

IMGP5840

 

続いて中村隆行大学事務局長より、本事業の選考経過・結果について報告がありました。

今回、全国から99の応募があった中で本学を含め39の採択事業があり、本学が提案した介護福祉関連部門においては本学と東京医療保健大学(看護系)の2校のみが採択されました。本学は文科省の競争的補助事業に昨年に続き2年連続で採択されたこととなります。今回の補助金配分予算額は7313万8千円となります。

 

IMGP5845

 

担当の高等教育研究開発センターの関沢和泉教授と健康福祉学部の金成明美教授が、採択された「地域の介護福祉DXを推進できる人材育成プラットフォームの構築(生体計測・ロボット・VR/ARの導入と高度活用)」について詳しく説明しました。

 

IMGP5850

IMGP5875

 

本事業は、介護福祉分野において、ロボット等を利用した高度化が求められる状況にも関わらず、そうした機材を使える人材も、機材を導入できる人材も足りないことから、(1)ロボット研修の高度化、(2)生体指標測定による現場での振舞いのより効率的な習得、(3)VR/ARによる介護福祉DXのための教材開発を3つの柱とした教育開発を地域と連携して進めることで、介護福祉DXを推進できる人材育成のためのプラットフォームの構築に貢献することを目指しています。

本学においては、既にこれまで3つの柱の項目を全て一定程度取り組んできていますが、今回の資金補助を受け、それぞれの項目の更なる高度化を目指していきます。

 

IMGP5863

 

介護福祉DXを推進し、卒業後には地域の介護福祉に貢献できる人材を育成していけるよう、全学体制でより一層励んでまいりますので、今後とも皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

本事業の詳細については、以下の資料をご参照ください。

 

文字資料

<文字資料>

 

 

 

 

 

 

 

 

ポンチ絵

<事業ポンチ絵>

 

 

 

 

 

 

スライド資料

<スライド資料>

 

令和3年度福祉実習報告会を開催 それぞれの学生の成長を感じる報告内容でした

4

 

2月17日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「福祉実習報告会」が行われました。相談援助実習および精神保健福祉援助実習については15回目、介護実習において3回目となりました。

コロナ禍ということもあり、昨年に引き続きオンラインミーティングシステムを利用して大学と実習先を繋ぎ、質問には口頭とチャットも活用し、安全・安心な報告会が運営されました。

相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習は、夏から秋、事業所によっては冬にかけて行われた現場での実習について、それぞれが報告しました。

 

O

O

O

 

 

 

 

4

 

 

 

 

 

報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。

上級生からは「実習を終えて報告を書くという作業は、実習期間中にはできていなかった自分自身との語らいができた」という声や、「質問が無いと言うことは、内容が不完全だということでさらに学習を続けていきたい」、「実習中は出来たと思っていたが、まだまだ学習不足だとわかった」という声が出、下級生からは、「来月には見学実習があり、さらに来年度は自分が実習に行くのだと心構えが出来た」、「実習先で戸惑わないために、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

また、実習指導者の方々や教員からは、「ロボットやオンラインミーティングと、新しい技術にも対応しながら学習してきたという成長の跡が見られる」、「実習前と報告を終えた今では、それぞれの学生の成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「今後も相談援助や介護サービス提供を担う人材育成に努力したい」という感想がありました。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

ほぼ半日かけて行われた福祉実習報告会ですが、コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。

 

O

O

 

 

 

 

 

 

 

 

相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れ様でした。

また、実習先で指導にあたられた実習指導者の皆様には、心よりお礼申しあげます。

 

11

日本サッカー協会100周年記念表彰 本学サッカー部が功労表彰、高田総監督が特別功労表彰を受賞しました

DSC_0037-1

日本サッカー協会は2021年9月10日をもって、創立100周年を迎えました。100周年を記念し、長年にわたり日本サッカー界の発展に多大な貢献のあった団体と個人を発表し、表彰状と記念品を贈呈しました。

本学関連では、功労表彰として東日本国際大学サッカー部、特別功労表彰として総監督の髙田豊治氏がそれぞれ受賞しました。

本学サッカー部は、2014年以降毎年実施している「昌平黌カップ少年サッカー大会」、毎年シーズンオフに実施している小学生対象のサッカー教室協力の継続実施と地域貢献等が評価されたとみらられています。

髙田総監督は、マツダサッカー部、札幌マツダ、サンフレッチェ広島、Jヴィレッジでの貢献、そして本学サッカー部での育成指導等が評価されました。

 

DSC_0031-1 DSC_0035-1

NHK福島放送局の番組「わたしたちの“物語” 朗読会」 本学学生が出演しました

NHKアリオス写真2

NHK福島放送局の番組「わたしたちの“物語” 朗読会」の公開収録が2月11日、いわき芸術文化交流館アリオスで開催されました。「わたしたちの“物語”」は、東日本大震災と原発事故から10年以上たって、大切な思い出やエピソードを手紙にするプロジェクトです。その中で寄せられた手紙を、俳優の方や若者たちとともに読む “朗読会” が行われました。

 

このイベントに本学の学生である吉田尊さん、髙橋明日香さん、堆孝太郎さん、渡邉柚美さん、宮城夏海さん、大堀早紀さん、佐々木晴日さんが参加しました。

 

壇上では渡邉柚美さんの手紙が紹介され、渡邉さん本人も読み手の方とお話しました。

貴重な機会を頂きましたNHK福島放送局の方々、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

朗読会の模様は3月17、18の両日、19:30からNHK総合で放送予定となっております。

▼NHK「わたしたちの”物語”」サイトはこちら
https://www.nhk.or.jp/fukushima/monogatari/index.html

 

本学学生が「田人さんぽガイドブック」を発行 地域の魅力を発掘して紹介しています

理事長写真

東日本国際大学の令和3年度地域活性化チームの学生8名がこのほど、「田人さんぽガイドブック」を発刊しました。

去年から続くコロナ禍によって、県外に出ることをためらってしまう状況が続いています。。そこでいわき市内の魅力を発掘し地域内でも余暇を楽しみ、その輪を拡げる仕掛けづくりのための小冊子を作りました。

いわきは「海」のイメージはありますが「山」のイメージはあまりありません。ただ山でも立派な歴史と文化が有史以来、脈々と受け継がれてきています。そこで学生たちがいわきの山の地域の一つである田人町の貝泊地区と荷路夫地区に関するガイドブックを発刊しましたが、いわき市内の交流人口増加による賑わい創出に繋がればと思います。

全部で2000部、いわき市の12支所と37公民館に置いてあります。まだ大手を振っての観光はしづらいですが、そっと訪ねていわきの山、いわきの良さを体験してほしいと思います。

20220215_154808-1 20220215_154756-1

福島県小・中学生卓球強化合宿を開催 本学卓球部員が中心となり指導役を務めました

第12回福島県小・中学生卓球強化合宿(主催:福島県卓球協会強化普及委員会)が2021年12月27日(月)、28日(火)の2日間、コロナ禍による3密を避けるため会場を本学体育館からいわき市立総合体育館に変更して開催されました。

 

IMG_5655

 

この合宿は、次世代の福島県を代表する小中学生の強化育成を目的としており、昨年度から、次世代育成プロジェクト対象選手、各大会で好成績を収め選考された選手、強化普及委員長が推薦した選手で、小学3年生〜中学3年生の男女71人が参加。

インカレに出場している本学卓球部の選手が中心となり26名の学生が指導役を務めました。基本練習や目的別の練習のうえ、本学卓球部員との試合形式といった練習内容で行われました。


参加した小・中学生の選手たちは「大学生が繰り出すパワーとスピードあふれるサーブやスマッシュを体感することができました」「大学生から教わった技術を今後の練習に取り入れ、大会で好成績を残します」と充実感いっぱいの様子。

指導に当たった本学の学生は年々参加選手のレベルが高くなってきていることもあり「色々なタイプ(戦型)の指導の難しさを痛感しました」「指導を通じ自分の卓球を見直すことが出来、勉強にもなりました」と振り返っていました。

 

IMG_5656