中国訪問団が本学を訪問、調印式を行いました

人口14億人の中国は今、急速に高齢化が進んでおり、介護・福祉分野の人材育成が急務になっています。その人材育成事業に学校法人昌平黌が協力することになりました。

10月20日(木)、学校法人昌平黌と中国・江蘇易家楽医療投資株式会社との、介護・福祉の人材育成を目的とする共同プロジェクト協議書調印式が東日本国際大学で行われました。

江蘇易家楽医療投資株式会社は、中国の江蘇省で、医療・介護・福祉・不動産等の事業を幅広く展開しています。共同プロジェクトでは、同社に所属する揚州天海職業技術学校と塩城天海職業技術学校から留学生が派遣され、本学(東日本国際大学及びいわき短期大学)で介護・福祉の教育を受けることになります。

調印式で緑川理事長は、「孔子の『論語』には、『孝弟なるものはそれ仁の本たるか』とあります。高齢者を大切に敬うことは、人間の道徳の根本であります。本プロジェクトを通して、『孝弟の精神』あふれる介護・福祉の人材が、中国にまた世界に陸続と輩出されゆくことを篤く念願するものです」とあいさつしました。

また、江蘇易家楽医療投資株式会社の王祖康会長は、「政府もようやく社会の高齢化に本腰を入れて取り組もうとしています。まさにこの時に、本プロジェクトを調印でき、喜びに堪えません。日本での高度な教育が、中国で大いに役立つことを願っています」と述べました。

更に22日(土)には、江蘇省塩城市建湖県の薛盛堂県長を中心に、介護・福祉をテーマにした日中の福祉・行政関係者の会議が東京都内で行われました。これには、本学の東京事務所の武藤所長が王祖康会長らとともに出席し、両国の人材交流のビジョンを語りました。

共同プロジェクトを通じて、本学は“国際大学”として更に大きく飛躍することになります。

 

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22日 東京にて