キャップストーン除幕式 吉村学長が「ピラミッド再現計画」で建設したピラミッドの頂上部を本学内に移設しました

5月23日、本学キャンパスに移設されたキャップストーンの除幕式が行われました。

 

キャップストーンとは古代エジプトのモニュメントであるピラミッドの頂上部に置かれる石材のことでピラミディオンとも呼ばれます。このキャップストーンは、吉村作治学長が今から40年ほど前、日本テレビの特別番組「ピラミッド再現計画」の中で建設したピラミッドのもので、ギザのクフ王の大ピラミッドの14分の1のスケール、一辺の長さが1.4m、石灰岩製です。番組は若き日のエジプト考古学者吉村作治が、2か月間でミニピラミッドを建設するというドキュメンタリーで、実験考古学という新しい分野への挑戦でもありました。

 

キャップストーンは、以来、東京・麹町の日本テレビ本社前に置かれていましたが、この度、社屋建設に伴い、ゆかりのある本学に寄贈される運びとなりました。除幕式当日は、その特別番組の監督の元日本テレビ専務取締役の佐藤孝吉夫妻、緑川浩司理事長、吉村作治学長が出席し、華やかに執り行われました。当日は多くのテレビ、新聞等のマスコミも取材に訪れ、同時に公開されたエジプト資料展示室「メル」(古代エジプト語でピラミッドの意味)の見学会も盛況でした。

 

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