東日本国際大学・いわき短期大学は、長崎大学との交流協定に基づく集中講義「福島原発事故と災害復興」を9月12日から13日までの間、福島県川内村をフィールドに行いました。本学の学生22名の学生が参加するほか、玉川大学の学生も一部の企画で参加し、交流をすることができました。高村昇客員教授(長崎大学原爆後障害医療研究所)、川内村の遠藤村長、そして環境省の笠松参事官らの講義を通し、放射線に関しての理解を深め、川内村の住民代表の方々とのディスカッション等を通じて、福島復興の現状と課題について考える良い機会となりました。
■9月12日(木)
「いわなの郷」ふれあいホールにて
・遠藤雄幸村長講演
・昼食
・県民健康調査について~福島の若い世代の健康はどのように守られているのか?~(環境省環境保健部 笠松参事官)
・除染廃棄土壌の現状と環境再生事業(農業・食品産業技術総合研究機構 万福上級研究員)
・双方向型のワークショップ(横浜国立大学環境情報研究院 竹田客員准教授)
・かわうち保育園見学
・夕食(バーベキュー)
■9月13日(金)
・放射性物質測定実習(KNNセンター)
・そば打ち体験
・放射線被ばくと健康影響~車座集会~(長崎大学 平良助教ほか)
・川内村における食の安全・安心の担保について(長崎大学 高村教授)
・グループディスカッション
■9月14日(土)
・ディスカッション報告
・住民との対話(横田さん、鈴木さん、神藤さん、井出さん)