東洋思想研究所に池田大作思想研究部門が新設 5研究部門体制へと発展

大﨑素史先生_教員一覧用

部門長に就任した大﨑素史先生

 

5月26日(水)、本学東洋思想研究所の例会が開催され、厳正な審議を経て、所員の満場一致により池田大作思想研究部門の新設が了承されました。これにより、東洋思想研究所は現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門、池田大作思想研究部門の5研究部門体制として新出発することとなりました。また本学森田実地球文明研究所所長の森田実先生に新部門の名誉顧問にご就任いただき、部門長には池田大作先生の教育思想に関する研究を長年続けてこられた大﨑素史先生(東日本国際大学経済経営学部教授)にご就任いただきました。

新部門設立の背景として、昨年、長年交流を続けてきた中国屈指の名門校である山東大学に、創価大学創立者である仏教者の池田大作先生を研究対象とした池田大作研究所が設立されたことが挙げられます。本学としても、これまで以上に国際学術交流を活発化させるため、この度、池田大作思想研究部門を新設致しました。

本学では「人間力」を教育の目標として掲げ、全学を挙げて人格的感化による「人間力の育成」に取り組んでいます。池田大作先生の提唱されている学生一人一人の可能性を信頼し、どこまでも徹して一人を大切にする人間教育の思想は、本学が目指す「人間力の育成」と軌を一にするものです。

今後も東洋思想研究所では儒学を中心に、さまざまな思想研究を通して、建学の精神の深化と啓蒙、教育への還元を目的にさらなる研究活動の充実を目指して参ります。