東京パラリンピック大会柔道女子48キロ級 半谷 静香選手(附属昌平高卒)が5位入賞報告 「最後まで粘り強い柔道ができました」

 

 

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(左から)唐木義則校長、船川健一柔道部顧問、半谷静香選手、緑川浩司理事長

パラリンピック大会柔道(視覚障害)女子48キロ級で5位入賞を果たした半谷静香選手(トヨタループス)は8日、緑川浩司理事長に入賞報告を行いました。半谷選手はロンドンパラリンピック大会をはじめリオデジャネイロパラリンピック大会にも出場、東京パラリンピック大会は3度目の挑戦でした。

網膜色素変性症で生まれつき弱視でしたが、兄将人さんの影響で柔道を始めました。附属昌平高校時代に3年間柔道部で鍛錬に励みました。

報告では、3位決定戦(2グループあり)でウクライナ選手に追い込まれながら何度も相手の体を抑え込み「最後まで粘り強い柔道ができました」を話しました。

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半谷選手は高校生活を次のように振り返りました。「トレーニングを通してフラワーセンターまでのランニングや、校庭でタイヤを引いて体を鍛えたことから道が開かれ、選択肢が増えました。三年間柔道を続けていなかったらその後の充実した生活を送れませんでした。基礎体力があれば、いろんな競技にも役立ちます。体力は何よりも大事です」と語っていました。「これからもローイング(ボート競技)、バイク、クロスカントリースキーに挑戦していきたいです」とさらなる挑みへの決意を笑顔で話しました。