Monthly Archives: 11月 2018

本学教員が附属高校で講義 ―「国立大学合格できる勉強法」

東日本国際大学附属昌平高等学校との連携事業の一環で11月12日、本学の高橋恭寛准教授(東洋思想研究所)が講義を行いました。参加したのは特進コースの生徒たちです。「受験勉強に必要な心がけ―受験勉強の今昔―」について、高橋准教授自身の大学進学経験を踏まえながら、国語、数学と英語など教科の勉強法を指導しました。

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苦手科目を克服した経験などの講演内容に「努力すれば道は開ける」と生徒たちも目を輝かせ、論語の一説である「見賢思斉」(優れた人物に出会い、自分もそのようになろうと思う)の言葉のように、大志を抱いて、前進することを決意する機会となりました。

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韓国留学より帰国 ―「一生の思い出」に

文部科学省の海外留学支援事業「トビタテ!留学JAPAN」の採用を経て韓国に留学した本学経済経営学部の仲谷優人さんが、約半年の留学期間(4月5日から9月30日)を終えて帰国しました。

日韓友好と歴史を学ぶため、韓国・成均館大学校(本学姉妹校)へ留学した仲谷さんは、

韓国で得たことは「人のつながりと夢への一歩」と話します。

同大学での勉学の傍ら、趣味のスケートボードを通じて多くの人と知り合う中で、日本でのスケートショップ展開を考えている人と出会い、「将来地元で自分の店を持つという夢の実現のために必要なことを学んだ」とのことです。

韓国語においても、学期試験ではクラスで1位の成績を収めることもでき、今では生活に必要な事は問題なく話すことができるようになりました。

留学を経験して仲谷さんは「今までの考え方を変える経験ができました。一生の思い出です」と話し、「留学しようか迷っている人がいたら、『チャレンジした方が良い』と伝えたい」と充実した表情で語りました。

 

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本学授業でいわき商工会議所理事の小林氏が講演

東日本国際大学の授業科目「復興学」では、福島県浜通り地域の被災からの復興の現状と課題について学んでいます。

11月20日には、いわき商工会議所常務理事・事務局長の小林裕明氏を講師に招き「いわき地域経済の震災からの復興といわき商工会議所の取組」のテーマで講演を行いました。

講演では、商工会議所の役割についてや震災後の「復旧期」「復興期」「創生期」の取り組みについて解説。特に若い世代による魅力あるまちづくりや次代の地域社会を担う人財育成に力を入れていることについて話しました。

終わりに「地域の復興創生には市民一人一人の力が必要です。困難なことにぶつかって悩みながら乗り越えることで成長できます。まずはできることから始め、自分自身を輝かせていってください」と結びました。

 

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留学生別科秋期入学式を挙行 「毎日努力することを誓います」

東日本国際大学留学生別科の平成30年度秋期入学式が11月20日、本学1号館で行われ、6名の新入生が入学しました。

入学生一人一人の名前が呼ばれ、中村隆行学長代行が入学許可を行い、「早く日本の文化や習慣に慣れていただき、いわきでの生活を楽しんでほしい。大学では目的をもって勉強し、母国と日本を繋ぐ人材となってください」と式辞を述べました。引き続き緑川浩司理事長が「留学生は今日本で必要とされています。安心して勉強し、自分の目標を達成してください」と祝辞を贈りました。

在学生のワインオンチーさん(ミャンマー出身)が「自分も日本に来たときは不安でしたが、日本語ができるようになると毎日がとても楽しいです。一緒に勉強できることを楽しみにしています」と歓迎の言葉を述べました。入学生を代表してパンプティタオリーさん(ベトナム出身)が「まだ日本語は慣れていませんが、毎日努力することを誓います」と日本語で入学のあいさつをしました。

 

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サステイナブルキャンパス推進協議会の大会で、復興創生に関する取り組みを紹介

サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)(会長:佐藤直樹京都大学理事・副学長、副会長:中村隆行東日本国際大学学長代行)は、大学キャンパスにおいて、省エネルギー、CO2削減等のハード面の取り組みと、環境教育・研究、地域連携等のソフト面の取り組みを行うとともに、この分野で先進的な諸外国のネットワークと連携している団体です。

2018年の年次大会が11月17日、岩手大学で開催されました。本学からは、福迫昌之副学長が、「東日本国際大学における地域連携による復興の取り組み」と題する発表を行い、本学の震災以降の復興創生の取り組みについて説明しました。また、2019年の年次大会が名古屋大学で開催されることが決定しました。さらに、中村学長代行より、2020年の年次大会を本学で開催することについて本推進協議会の運営委員会で提案され、今後幹事会等での手続きを踏まえ決定される運びとなりました。

 

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学生のコンピテンシー育成に関するシンポジウムを開催 AP事業

東日本国際大学では、学生の卒業時における質保証の取り組みについて、身に付けるべき力の可視化やその手法の開発を通して行っています。(AP:大学改革加速プログラム)その事業の一環でシンポジウム「学生のコンピテンシーを育成するカリキュラムとは何か」を11月14日、本学で開催しました。

講師に新潟大学歯学部教授で大学改革担当副学長の小野和宏氏を迎え、「問題解決能力の育成と評価―知識とコンピテンシーは二項対立的なものなのか―」と題して講演を行いました。

講義の中では口腔生命福祉学科でのPBL(Problem Based Learning)を中心としたコンピテンシーの育成事例を紹介しながら「知識抜きではコンピテンシーは成り立たない。アクティブラーニングと講義・実習をバランスよく行い、知識と能力の両方をきちんと評価すること」とまとめました。

本学の取り組みについて「知恵を組み合わせて課題解決を図れる人材を育てたい」ということを授業の事例を通して報告。最後の質疑応答ではさまざま率直な質問があり参加者一人一人にとって得るものの多いシンポジウムとなりました。

 

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いわき日中友好協会の交流会に本学留学生が参加 和気あいあいとバーベキュー

いわき市日中友好協会が主催するバーベキュー交流会が11月11日、遠野キャンプ場で行われ、本学の留学生19名が参加しました。

交流会には中国領事館(新潟市)から孫大剛総領事をはじめ3名の来賓も出席しました。冒頭、同協会の賀澤威会長があいさつをし、孫総領事はあいさつの中で留学生を温かく励ましました。経済経営学部2年生の韋傑さんは留学生代表としてあいさつし、主催者側に感謝の気持ちを伝えました。

参加者たちは2時間ほど歓談。外で味わう秋の味覚に舌鼓を打ちながら、和気あいあいとした雰囲気で交流を楽しみました。

主催してくださったいわき市日中友好協会の皆様、遠路お越しいただいた中国領事館の皆様、ありがとうございました。

 

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公務員・教職ゼミでいわき市とのワークショップを実施 課題解決に向け意見出し合う

東日本国際大学・経済経営学部1年次の「公務員・教職ゼミ」42名が11月14日、いわき市都市計画課と共同して、いわき市の課題解決に関するワークショップを行いました。

人口減少等が問題視されるいわき市において、解決を図るための課題を、「若い世代の流出抑制」「過度に車に頼らない日常生活の確保」「第二次・第三次産業の活性化」の3点をあげ、学生と市職員が意見を出し合いました。

学生からは「体を動かす場所が少ない」「マックの終わる時間が早いので24時間も視野に長く営業して欲しい」「小名浜への交通の便を便利に」「関東方面から新幹線を通したい」「中華街をつくる」「スカイツリーのようなシンボル的なものが必要」「いわきFCのスタジアム建設で街を活性化」といった意見や「仕事場・学び場・遊び場の充実が必要。学歴でなく人柄で選ぶ企業、国立大学や多様な専門学校などの学び場、駅前にドン・キホーテを設置するなどの遊び場」「芸能事務所をつくって有名な芸能人を輩出する」などの意見があり、学生独特の視点を生かした率直な意見に出席者たちもうなずきながら耳を傾けました。

 

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本学留学生がスピーチコンテストに出場 それぞれが賞を受賞

第17回いわき地球市民フェスティバル(主催:いわき市国際交流協会)が10月27日、いわき産業創造館(LATOV 6階)企画展示ホールで開催され、外国にルーツを持つ市民によるスピーチコンテストに東日本国際大学の留学生3名も出場しました。

「こうなったらいいな 明日のいわき」をテーマに行われ、その結果、健康福祉学部1年の馬絨(まろん、中国出身)さんは「スポーツで明るいいわきにしま賞」、同じく1年の王夢橋(おう むきょう、同)さんは「いわきの魅力を発信しま賞」、経済経営学部3年のマハラジャン ミランさん(ネパール出身)は「素晴らしい提案で賞」をそれぞれ受賞しました。

また、来場した市民と茶話会で交流し、有意義なひと時を過ごすことができました。これを糧にさらに留学生活を楽しみ学業に励んでいくことに期待します。

 

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インターンシップ報告会 「実りの多い経験を今後の学生生活に生かす」

東日本国際大学3年次の授業科目「インターンシップ」で、インターンシップを行った学生の報告会が10月31日、本学で行われ、経済経営学部及び健康福祉学部の学生12名がインターンシップ先での成果を報告しました。

夏期休業の期間を利用して、10月から1カ月の間それぞれインターンシップに参加した学生たちは、その目的や企業の概要、反省点や今後の抱負等をパワーポイントで発表資料を作成し報告会に臨みました。参加した学生は「この経験を今後の学生生活に生かしたい」と充実した表情で語りました。

会場には受け入れ企業や役所からも参加者があり、「卒業後の就職先はぜひ我が社へ」とアピールする企業、また「学生がインターンシップを行うだけではなく、事後にこれだけのフォローをしてくれている大学、まさに面倒見のいい大学です」と話す企業もありました。

参加した学生、企業共に実りの多い報告会となりました。