カテゴリー別アーカイブ: 研究発表・講演

中国青島市にて第8回日中韓国際シンポジウムを開催 地球文明の未来を展望

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9月27日(木)、中国の山東大学、韓国の成均館大学、そして本学の三校合同開催による第8回日中韓国際学術シンポジウムが中国青島市において晴れやかに挙行されました。2018年は本学を会場として「現代文明の行方」をテーマとして開催されましたが、本年は中国山東省を会場として、「地球文明の未来―アジアの伝統にみる挑戦と応対―」というテーマについて、日本、中国、韓国の先生方による論文発表、闊達な質疑応答が行われました。本学からは緑川浩司理事長、吉村作治学長をはじめ、東洋思想研究所の松岡幹夫所長、三浦健一主任研究員、河合伸研究員、福井朗子研究員、また、本学森田実地球文明研究所所長であり、山東大学名誉教授である森田実先生の7名の登壇者が基調講演、論文発表を行いました。その他、通訳担当として松本優梨所長代行、田村立波研究員、随行としてエジプト考古学研究所の岩出まゆみ所長、森田実先生の令夫人も合わせて、合計11名での参加となりました。

 

シンポジウムの前日には山東省国際友好連絡会会長である張建国先生や山東省政府関係者、海洋経済技術研究会の方々のご招待により皆様から熱烈な歓迎を受けました。懇親会では森田実先生から今回のシンポジウムの意義と東アジアの友好の重要性についてお話があり、張建国先生からは山東省を代表しての祝辞と歓迎のご挨拶がありました。その後の懇親会においては山東省政府関係者と友誼を深め、末永い交流を誓い合いました。

 

シンポジウムにおいては冒頭、森田実先生から「アジア文明の発展が地球文明の未来を開く」との特別講演があり、その後、緑川浩司理事長による「『持続可能な未来』を拓くために」と題した基調講演へと続きました。その後、吉村作治学長らの論文発表を終え、休憩を挟み、午後の部は会場を二ヶ所に分けて行われました。午後の部では東洋思想研究所の松岡幹夫所長が司会を務められ、地球文明の未来をめぐり、儒学、仏教、経済、環境といった多様な視点から議論が交わされました。閉幕式では山東大学易学と中国古代哲学研究センター教授である林安梧先生による学術総括、山東大学の傅永軍先生、本学の緑川浩司理事長、成均館大学の辛正根先生から閉幕の辞を賜り、大盛況のうちにシンポジウムが閉幕しました。

 

シンポジウム終了後に行われた親睦会は国境を越えた心の交流の場となり、各国の先生方からの御礼の言葉やご挨拶と共に、このシンポジウムを継続していくことがアジアの平和につながっていくとの想いが会場全体に共有され、笑顔にあふれた素晴らしい親睦会となりました。地球文明の未来に東洋思想はどんな役割を果たし得るのか、今回の中国山東省への訪問を通して、アジアの平和構築に着実な足跡を記すことが出来ました。

 

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「人間力の育成」で駐日サモア独立国大使館シラ特命全権大使がご講演

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東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」において、駐日サモア独立国大使館特命全権大使を務めるファアラヴァアウ・ペリナ・ジャクリーン・シラツアラウレレイ氏ご夫妻をお招きし、「タロファ いわき!サモア独立国とラグビーワールドカップ代表『マヌサモア』今後の展望」とのタイトルでご講演を行っていただきました。

講演を前にシラ大使は緑川理事長を表敬訪問、緑川理事長が「日本の魅力はどのようなところでしょうか」とたずねると、大使は「日本のおもてなしと心はナンバーワンです」とこたえ、双方で「今後も友好関係を築いていきましよう」と和やかに歓談しました。

 

授業では、冒頭、サモア独立国の国歌と共に登場したシラ大使ご夫妻は、学生や一般参加者の小旗を振っての大歓迎の中で入場されました。その後、いわき市長代理として市職員の方が挨拶をされ、本学からは中村隆行学長代行による歓迎の挨拶が行われました。その後、本学に所属する留学生が制作した「外国人留学生から見たいわき市」と題する動画が上映され、続いてシラ大使による講演が同時通訳を交えながら行われました。

 

シラ大使はご講演の中で、サモア独立国の文化やサモアと日本の関係について紹介をしながら、サモア独立国のラグビーワールドカップチーム「マヌサモア」の事前キャンプ地がいわき市に決まった経緯についてお話をいただきました。その後、質疑応答の時間では学生からの「日本で印象に残っていることは?」との質問に対して、日本人の心の温かさについて触れられていらっしゃいました。

 

シラ大使の講演終了後は三重野徹学部長による謝辞、花束贈呈、記念撮影と続き、最後には学生に首飾りをプレゼントし、会場いっぱいの拍手の中で退場をされました。

 

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「人間力の育成」で吉田恵美子氏がご講演 演題は「地域課題とNPO」

東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」において7月5日、特定非営利活動法人ザ・ピープル代表理事を務める吉田恵美子氏をお招きし、「地域課題とNPO」とのタイトルでご講演を行っていただきました。

吉田氏はご講演の中で、東日本大震災においてザ・ピープルが行った様々な支援活動や、現在も続けられている風評被害払拭の活動を紹介しながら、地域の人が主体的に地域の課題を解決していくことの重要性についてお話されました。またザ・ピープルが取り組んでいる「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」など、学生も関わることの出来る身近な活動についても、動画などを織り交ぜながら紹介していただきました。

 

最後には学生に対して「あなたにも一緒に動き出してもらいたい!」と呼びかけられ、ご講演を終わられました。質疑応答では学生からの「街を元気にするために私達に出来ることはありますか?」との質問に対して、大学の中に閉じこもらず、学内外の壁を超えて活動していくことの大切さを述べられていました。

 

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著作権セミナーを開催 学生・教職員が理解を深める

東日本国際大学・いわき短期大学の昌平図書館は、教育機関における著作物の活用を主体に、授業運営や論文作成の一助にと著作権セミナーを企画。10月9日、弁護士の大井法子氏を講師に招いて開催し、本学教職員と学生が受講しました。

セミナーでは、「著作権法の概要」や「授業における他人の著作物の利用」、「引用」さらに「インターネット上のデータを使う時の注意点」について、実際の相談事例とも併せて詳しく解説しました。

知っているようで知らない部分もある法律の講義に「学務や業務を行う上で参考になった」などの声が聞かれました。

 

FD・SD研修会で西園寺先生が講演 日中関係を分析、解説

学校法人昌平黌のSD・FD研修会が8月27日、いわきワシントンホテル椿山荘で開かれ、北京大学客員教授・東日本国際大学客員教授の西園寺一晃先生が講演しました。西園寺先生は、元総理大臣で最後の元老で知られる西園寺公望公の曾孫に当たる方です。

講演に先立ち、緑川浩司理事長があいさつ。西園寺先生は「日中関係の課題と展望」のテーマで講演し「現在の日中関係は、単に日本と中国の関係ではなく、世界情勢の中での『日中』としてとらえることです。それほどに大きな影響力を持つ関係を、大きな視野で見ていく必要があります」と強調しました。終了後は質疑応答もあり、有意義な研修会となりました。

 

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【地域振興戦略研究所】調査研究発表会を開催します。

東日本国際大学 地域振興戦略研究所の第1回調査研究発表会「~いわき市復興の調査と提言~」が7月27日(水)13:00から、本学1号館201(階段教室)で開催されます。

本学の地域振興戦略研究所は地域社会の活性化、特に福島県いわき市及びその周辺の町村の振興策の調査研究を目的に2014年に設立されました。今回の調査研究発表会では、所属研究員が昨年度半年間にわたって実施した調査の報告を行ないます。

発表テーマと発表者

  • いわき市における産業観光の可能性を探る:朝田 健治・斎藤 次男
  • いわき市における自然観光地の現況と観光振興策に関する調査研究:上 幸雄
  • 仮設住宅退去者の悩みと今後の意向調査:小田島 章
  • いわき地域から始まる新しい日本の起業:田部 康喜
  • グローカルの推進 グローバル・イノベーティブ・シティ:三重野 徹

入場料は無料です。参加をご希望の方は直接ご来場ください。尚、駐車場の数に限りがございますのでなるべく乗り合い、または公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ:地域振興戦略研究所 事務局TEL 0246-35-0409

 

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就職支援セミナーを開催します。

2015年11月7日(土)に東日本国際大学1号館におきまして「人間力を活かす就職支援セミナー ~わが子が幸せな社会人デビューをするために~」が開催されます。

 

 

ポスターの詳細はこちら→人間力を活かす就職支援セミナー

様々な業界を経て(下記のプロフィールをご参照下さい)、自身も起業から代表取締役まで経験したからこその視点・論点で、具体的且つ今の社会情勢にも結びついたわかりやすいセミナーになっております。

現役の高校・短大・大学の学生や保護者・関係者の方はもちろん、昨今の就活事情に興味をお持ちの方や様々な考え・思いをお持ちの方も是非ご参加ください。

 

日時:2015年11月7日(土) 13:30~15:30

場所:東日本国際大学 1号館2F階段教室

講師:武藤 豊美 氏(GCDF-Japan キャリアカウンセラー)

入場料金:無料

 

 

武藤 豊美氏プロフィール

プラス株式会社 ファニチャーカンパニー
市場開発本部  ジョインテックス営業部 担当部長

*清水建設株式会社、三菱商事株式会社、メイツ株式会社(現リクルート)を経て2001年プラス株式会社入社。入社2年目に社内で起業し、これまで雇用機会に恵まれなかった中高年の女性のための、ユニークな人材派遣・紹介サービスを行うブライトピープル事業部を立ち上げ、その後ブライトピープル株式会社の代表取締役を歴任し現在に至る。

また、米国のキャリアカウンセラー資格 「Global Career Development Facilitator」を
取得され、これまでに5000人以上の求職者の就職相談にあたってこられた経験を
お持ちです。

 

みんぽう社会科教室「ふれあい出前講座」が開催されました

3月24日、本学1号館において、みんぽう社会科教室「ふれあい出前講座」が開催されました。地元新聞社のいわき市内の企業や施設を巡る企画の行程の一つとして、東日本国際大学といわき短期大学を約40名の方が訪れました。

講座では、東日本国際大学の経済情報学部の福迫昌之学部長が、「コミュニケーションとは何か?」と題し講演をしました。講演では、グローバル化が進み多様な人が集まる今日において、コミュニケーションを上手に取るために必要な事は、「相手を知り己を知る想像力」であると述べました。

講演の最後には参加者から質問が出るなど、真剣に耳を傾けて受講をしている姿がとても印象的でした。

 

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「昌平塾―東洋の古典を読む―」を開塾いたします。

昌平塾

東洋の古典を読む

平成27年4月3日開講

毎月開催

 「いわきから世界へ」を合言葉に、学術発信を続ける東日本国際大学では、これまでにも多彩な知識人の方のご理解・ご協力のもとに学術活動を続けて参りました。

 この度、本学客員教授・森田実先生を座長に、また吉村作治先生をオブザーバーとして、より洗練された知的空間が東京に生まれます。現在のアカデミズムは、ともすれば流行を追いかける状況にあります。純粋に東洋の思想を現代社会に問いかける地の営みを、いわきの地から起こしていきたい――この思いがついに結実しました。

 かつての京都学派にも匹敵する「いわき学派」を、との期待は、原発問題に直面するいわきだからこそ求められているものであり、使命ですらあります。なかんずく儒学を理念とする東日本国際大学が発信基地になろうという自負もあります。

 そこで本学東洋思想研究所が主催者となり、新たに「昌平塾」の設置を提案することになりました。その成果を、講演会・冊子の発行等で世に問うて参りたいと思います。

 昌平坂学問所の学府を継ぎながら、いわきの抱える問題を東京で発信していく。

 地域創生が叫ばれている時代だからこそ、古典の叡智と現代日本の諸問題を架橋する本講座に、ぜひともご期待ください。皆様のご参加をお待ちしております。

塾長 森田実(東日本国際大学客員教授)
主催 東日本国際大学東洋思想研究所

各回の予定 ― 開講時間は 19:00~20:50(懇親会含む)

第一回 2015年4月3日 オープニングトーク「昌平塾」開講 森田実(東日本国際大学客員教授)
吉村作治(東日本国際大学学長)
第二回 2015年5月8日 「論語と日本人」 森田実(東日本国際大学客員教授)
第三回 2015年6月12日 「仏教入門」 松岡幹夫(東日本国際大学教授・
東洋思想研究所所長)
第四回 2015年7月3日 「政治哲学—東洋と西洋」 森田浩之(政治哲学者、政策アナリスト)
第五回 2015年8月7日 「古代宗教の中の儒教」 吉村作治(東日本国際大学学長)
第六回 2015年9月18日 「福沢諭吉の読まれ方
――戦後70年をふりかえる」
先崎彰容(東日本国際大学教授)
第七回 2015年10月16日 (詳細後日) 森田実(東日本国際大学客員教授)

毎回定員20名の予約制となっております。

受講料は一回1,000円(資料代、懇親会費含む)です。

本学東京事務所で開催されます。

申し込みは東京事務所(武藤) 電話 03-6302-1891 (受付時間 平日午前 9 時から午後 5 時)、
あるいはメール 145491561へお願いします。

昌平塾チラシ表

講演会「米国・チェルノブイリ等から学ぶ福島の除染と復興の展望」が開催されました。

2014年12月6日、東日本国際大学1号館において、特別講演「米国・チェルノブイリ等から学ぶ福島の除染と復興の展望」が開催されました。

 

講師にはワシントン州立大学大学院教授の大西康夫氏を迎えました。放射線分野の世界的権威が講演をする事になった201階段教室は、学生教職員一般の参加者でほぼ満席となり、同時中継が行われた101教室でも数十人の参加者が聴講をする盛況でした。

講演会では、福島復興のために必要な対策は除染、心のケア、経済発展が必要であるとしたうえで、米国ハンフォートの成功例を紹介、福島の復興にもこの成功例を活用する事ができると述べました。そのためには地元(福島)の除染作業への積極的な参加が非常に重要であり、自分の運命は自分で決めるという気持ちで復興に取り組む事が大切であるとしました。

またコミュニティーの知識ベースの確立と拡張のために、総合研究所や高等教育機関の必要性を説き、既存産業の拡大、地元新規事業の発生や外部ビジネスの地元への誘致による経済的な発展も復興には必須であるとしました。

 

今回講演をした大西氏は、福島原発事故直後から日本政府の要請を受け米国エネルギー省の一員として来日をしているそうです。(ちなみに今回が事故後22回目の来日になるそうです。)大坂生まれで現在はアメリカ国籍の大西氏ですが、ふるさと”日本”を思い、福島原発事故の対策に全力を尽くしているそうです。

穏やかな関西のアクセントの柔らかい語り口は耳に残り、またご自身の話題も豊富で、あっという間に時間は過ぎ、もっと話を聞きたいと思うような講演でした。本日は本学でこのような素晴らしい講演をしていただきまして、本当に有難うございました。

 

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講演をする大西 康夫ワシントン州立大学大学院教授

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280名収容の階段教室はほぼ満席となりました