東日本国際大学・地域振興戦略研究所は7月24日、本学1号館で第3回調査研究発表会を開催しました。一般の聴講者も参加し、いわき地域の振興に関する多彩なアプローチに耳を傾けました。
学校法人昌平黌の緑川理事長があいさつをした後、同研究所の吉村作治所長をコーディネーターに5つのテーマで発表が行われました。
吉村所長は最後に、「今回の調査結果を今後どう具体的に社会に還元していくかという次のステップへ向けて歩みを進めていきたい」と述べました。
テーマと発表者は次の通りです。
・東日本国際大学 山田紀浩教授、同坂本旬講師
「いわき物産の風評被害克服のための販売ルート開拓についての調査~熊本県水俣市の事例を参考に~」
・東日本国際大学エジプト考古学研究所 山下弘訓客員准教授
「文化がいわきとその周辺地域振興策としてどのような形でかかわることができるのかの研究~古代エジプトWEB博物館~」
・東日本国際大学 三重野徹教授
「いわき市の高校卒業世代の人口流出の調査研究~若者世代を惹きつける誘因は何か~」
・地域振興戦略研究所 田部康喜副所長
「いわき地域における中小・小規模企業の起業と第二創業~震災地における「利他的」動機の側面~」