「復興学」で遠藤広野町長が講演 「若い学生と共にふるさとの復興を成し遂げたい」

本学の授業科目「復興学」では、福島県浜通り地域の被災からの復興の現状と課題について学んでいます。

1月14日には、広野町長の遠藤智氏を講師に招き「広野町のふるさと復興・創生への展望」のテーマで講演を行いました。

遠藤氏はこの度、経済協力開発機構(OECD)による「チャンピオン・メイヤーズ」のメンバーに選出されました。チャンピオン・メイヤーズとは、世界が直面する格差の是正や経済成長の課題などを各国の自治体の長が議論する会議であり、メンバーにニューヨーク市長やパリ市長ら61の都市の首長が選ばれており、国内からは東京都知事、横浜市長、福岡市長など5人で、人口5千人規模の町の首長からメンバーが選出されるのは初めてだということです。

講演では、広野町の現状を踏まえた施策の柱として教育を福祉を挙げ、連携協定を結ぶ本学との連携した取り組みなどを紹介しながら、「グローカル教育」の重要性などを訴えました。最後に、受講生に「若い学生の皆さんと共にふるさとの復興を成し遂げたい」と呼びかけ、講演を終えました。

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