COC+事業 最終会議・最終公開シンポジウムが開催されました

2月14日、文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」の最終会議となる「第6回ふくしまの未来を担う地域循環型人材育成会議」が福島市で開催されました。

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2015年度に開始した福島大学、東日本国際大学、桜の聖母短期大学、福島工業高等専門学校、福島県および県内の企業等19機関の協働によるCOC+事業「ふくしまの未来を担う地域循環型人材育成の展開」は、今年度末で終了します。会議では、各機関の代表者による5年間の事業の総括が話し合われ、キャリアサポーター制度のアカデミアコンソーシアムふくしまでの継続や、COC+事業で構築されたネットワーク組織である「事業推進委員会」の継続などが提案され、了承されました。本学からは福迫昌之副学長が出席し、本学が実施した「段階的インターンシップ」などの成果を報告しました。

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同日午後には、最終となるCOC+公開シンポジウム「地域協働による人材育成の成果とこれから」が開催されました。基調報告での5年間の事業成果の説明の後、企業、大学の就職担当者や学生を交えたパネルディスカッションが行われました。本学から参加した木滑尚紀さん(経済経営学部4年)は、本事業を活用したインターンシップやそれを踏まえて地元就職を決めた経験を話し、早い段階で学生がキャリア形成に関心を持つことの難しさやそのための取組みについて提案しました。

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共催団体を代表して閉会挨拶に立った福迫副学長は、5年間の事業運営に協力いただいた県内のステークホルダーに対する感謝と、地域の宝である若者の地元定着には協働の取組みの継続が不可欠であることから、引き続きの協力をお願いし、終了しました。

東日本国際大学では、COC+事業終了後もさらに地域企業や団体との連携を強め、ふくしまを担う人財育成に勤めていきます。