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うつくしま観光フォーラムが開催~講演及びパネルディスカッション編~

うつくしま観光フォーラム_チラシ_210127 2月27日(土)、「コロナ後のふくしまホープツーリズムといわき観光まちづくりの未来」をテーマとした『うつくしま観光フォーラム』がいわきワシントンホテルを会場として開催されました。本学からは小山敏治秘書室長に加え、学生代表2名が参加。また三浦健一准教授がコーディネーターとして登壇し、浜通り地域の観光の未来について闊達な議論が行われました。

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代表として参加した学生2名からは以下のような感想が寄せられました。全文を掲載します。

 

経済経営学部2年 緑川敬信

今日のうつくしま観光フォーラムを聞いて、観光とは「繋がる」ことが大切なのだとわかりました。また、いわき市に観光に来る人達はいわき市周辺に住んでいる人たちが多く、電車やバスなどが繋がっている地域であるということもわかりました。そして、常磐線が全線開通したことで仙台まで繋がり、コロナ後はもっといわき市の観光が活発化するのかなと思いました。

福島県のホープツーリズムについては、地元の私達が動いて、人に来てもらい、楽しみ、学んでもらうための努力をしなければならないということがわかりました。そして、今は大人の人達が動いてくれていますが、将来は私達がその立場に立ち、自分達で動いて、ホープツーリズムを担っていき、東日本大震災という出来事を伝承していかなければいけないと思いました。そのためにも、今何をすべきかしっかり学んでいこうと思います。

 

経済経営学部3年 星隼斗

2月27日に開かれた観光フォーラムでは、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えた観光産業の在り方や、今後の取り組みなどを学んだ。講演とパネルディスカッションを通して、いわきでは新型コロナウイルスの流行による影響だけではなく、震災からの復興にも焦点を当てて考えていく必要があるのではないかと感じた。

基調講演の内容において、常磐線が全線開通したことが取り上げられていた。現在はコロナ禍によって人の移動がままならない状況ではあるが、物理的な人の移動の幅が増えたことは、いわきだけではなく、それ以外の地域を盛り上げることにも大きな貢献が期待出来るのではないかと感じた。また、いわきは自然、食、文化、気候などの点で世界的にも珍しい地域(土地)であることを学んだ。私はいわき出身ではないため、いわきならではの魅力や特色をもっと学んでみたいと思った。

パネルディスカッションでは、福島の今後のまちづくりや観光の在り方について議論されていた。特に印象に残ったのは、パネラーの櫻井亮太郎氏が、2011年に起きた震災は世界中の誰もが知っているが、その後の10年間の復興に関する活動はあまり世界に知られていない、と話していたことだ。そのため、復興の歩みをもっと知ってもらえるような観光の取り組みが大切であるといった内容が述べられており、私自身も共感した。単に地域の魅力を発信するだけではなく、他の地域の方々にこれまでの復興の歩みを学び、教訓として知ってもらえるような、付加価値のある新しい観光の取り組みが、より一層今後の復興を後押しすることにも繋がるのではないかと感じた。

【福島復興創世研究所】福島浜通りトライデック設立に向けた活動がNHK WORLD JAPANで取り上げられました

2月26日(金)、NHK WORLD JAPANにおいて、本学福島復興創世研究所で現在取り組んでいる「福島浜通りトライデック」設立に向けた活動についてのニュースが放送されました。

福島復興創世研究所 中村所長代行のインタビューをはじめ、本研究所の活動の様子などが詳細に取り上げられております。よろしければ是非ご覧ください。

○URL:https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/videos/20210226074720774/

(※外部サイトに移動します)

○放送局 : NHK WORLD JAPAN

○タイトル  :「Fukushima Group looks to us town for clues to revival」

令和2年度実習報告会を開催 相談援助実習と精神保健福祉援助実習、介護実習について成果を発表しました

62月18日(木)、東日本国際大学健康福祉学部社会福祉学科の学生による「実習報告会」が行われました。

初の完全合同開催となった今回は、相談援助実習および精神保健福祉援助実習については14回目、介護実習は2回目となりました。

今年はコロナ渦ということもあり、オンラインミーティングシステムで大学と実習先の指導者をつなぎ、質問はチャットを活用するなど、安全・安心な報告会が運営されました。

相談援助実習と精神保健福祉援助実習は、夏から秋にかけて行われた現場での実習について、介護実習については初の試みとなるオンラインも活用した遠隔実習での学びについて、それぞれが報告していました。

報告を行った学生は、実習で指導を受けた指導者の方々をはじめ、学部を問わず多くの本学教員と後輩学生たちが視聴する中で、発表するだけでなく質疑応答も含め、緊張しながらも学びの多い時間となったようです。

上級生からは「実習を終えて約半年が過ぎ、体験したことが自分の気持ちの中で整理され、『経験』へと昇華したと思える」、「下級生からの質問に答えられないことで、自分自身の学習不足を感じた。まだまだ学びを続けていきたい」という声が上がり、下級生からは、「来年度は自分が実習に行くんだと心構えが出来た」、「わからないことをそのままにしないで、新学期からの授業をきちんと受けようと思った」という感想が聞かれました。

また、実習指導者の方々や教員からは、「実習前と報告を終えた今では成長を感じる。大学も実習先もコロナ渦で苦しんだが、無事に終えられて安心した」、「実習については遠隔で、報告会もオンラインという新しい形に挑戦できた。今後も安全安心なサービス提供を担う人材育成に努力したい」という声が上がりました。コースと学年の垣根を越えて学び合う、有意義な時間となったようです。

相談援助実習、精神保健福祉援助実習、介護実習関連学生の皆さん、お疲れさまでした。また、実習先で指導に当たられた実習指導者の皆さまには、心よりお礼申しあげます。

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就活スタートアップ講座開催! 3年生の皆さん、情報収集を始めるなら今です!

216日(火)、1201教室において「就活スタートアップ講座」を開催しました。

スタートアップ講座ではリクルートキャリアの金成理さんから、コロナ禍での就職状況、就職活動に向けての自己分析、今後のスケジュールを説明して頂きました。

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参加した学生達は真剣に話を聞き入り、終了後は3月から開催される合同説明会の予約を始めるなど、今自分で出来ることを確認し準備を始めていました。

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3年生の皆さんへ

3月から多くの企業が採用に向けて説明会等を開催します。今から気になる企業があったら説明会の日程、会社概要の情報収集を進めておきましょう。

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なにか質問等がありましたら、いつでもキャリアセンターまでご連絡ください。 

令和2年度別科修了式を挙行 3名の留学生が晴れの門出を迎えました

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東日本国際大学の令和2年度春期留学生別科修了証書授与式が2月3日、本学1号館で行われ、3名の留学生が晴れの門出を迎えました。

修了証書授与では、3名の留学生それぞれに修了証書が授与され、学長式辞では中山学長代行が「別科で学んだことを生かし、志を持って、心の向かうところへ進んでいってください」と述べました。緑川浩司理事長は「自分の持っているものを最大限に生かしながら創造力をもって前進してください」と祝辞を述べました。

修了生を代表してディン ティ ルーンさん(ベトナム)は「この2年間はさまざまなことがあり大変でしたが、それが自分たちを成長させてくれました。いつも家族のように接してくれた別科や国際部の先生方のおかげです」と感謝の気持ちを述べました。

3名の修了生は本学の経済経営学部に進学する他、それぞれの道へ進みます。別科で培ってきた日本語力を大いに発揮して、夢に向かってこれからも頑張ってください。

今後の皆さんのご活躍を教職員一同、心から応援しております。

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介護福祉士のゲストスピーカーをお招きしました(介護福祉コース)

1月21日(木)、介護福祉コース3年生の授業にゲストスピーカーとして、平成23年度にいわき短期大学幼児教育科専攻科福祉専攻を修了し、介護福祉士として働いた経験のある田久弘子さんをお招きしてお話しいただきました。

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専攻科という1年間で介護福祉士を目指すコースでの経験と、現在4年間かけて介護福祉士を目指すコースでは、スピード感は違ってもサービス利用者へかかわる際の基本や芯については変わりなく、むしろ学問を深めていけるチャンスであるからしっかり学んで欲しいことを伝えられました。

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主な内容として、「利用者とのかかわりは難しいこともあるけれど、なぜそういう行動になるのか、アセスメントして対応するので、むしろ就職してから介護過程の大切さがわかった」、「介護福祉士は絶対に就職先はあり、一生食べていける仕事である」、「夜勤3交替がキツいというマスコミの言葉はあまり信用できない、むしろ3交替であるために平日に連続休暇を取ることが出来て、趣味活動も活発に出来る」など、介護職員ならではの内容も含まれていました。

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参加した学生達からは、「介護福祉士として働いている姿を想像出来るようになった」、「介護福祉士国家試験を乗り切るコツも教えていただけて、安心できた」、などの声が上がり、有意義な時間を過ごすことが出来たようです。

【東日本国際大学ライオンズクラブ】「ヘアドネーション」の寄贈がありました②

東日本国際大学ライオンズクラブは、ライオンズクラブの活動の一つとして、「ヘアドネーション」の活動に参加しています。

「ヘアドネーション」(Hair Donation)とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供する活動です。

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6月にご提供頂いたいわき市の松本唯真さんに引き続き、今回は、郡山市の大宮千歩さんより、「ヘアドネーション」として毛髪のご提供がありました。

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1月18日、大宮さんからご提供していただいた毛髪を、いわき市三和町の「ヘアーサロンオオタニ」の大谷俊成社長より、 東日本国際大学ライオンズクラブにお届けいただきました。

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ヘアドネーションに関するご質問・お問い合わせは理事長室 小山までお願いします。

【福島復興創世研】1月23日にオンライン国際セミナーを開催 米国ハンフォードと福島浜通りの関係者がオンラインで意見交換し、浜通りに実利をもたらす地域構造の方途を探ります

本学福島復興創世研究所では、2021年1月23日(土)、オンライン国際セミナー『米国ハンフォードの知見に学ぶ福島浜通りの復興創生―「大西・トリプレット レポート」を踏まえて―』を開催いたします。

米国ワシントン州ハンフォードは、核放射能汚染地区から全米でも有数の繁栄エリアに発展した地域であり、この成功例を学ぶため、2020年1月にハンフォード地域の高等教育機関、地方自治体、経済開発機関の方々を招き、東日本国際大学において国際シンポジウムを開催しました。(詳細:http://www.shk-ac.jp/blog/wp_shk/2020/01/25/4582 )

今回のオンライン国際セミナーでは、その際の議論をより発展させるため、大西康夫氏とマーク・トリプレット氏が、令和2年11月に取りまとめたレポート「ハンフォードとトライシティ開発評議会(トライデック)―私達はどの様に地元経済を発展させたのか?―」を踏まえ、ハンフォード地域及び福島浜通り地域の関係者がオンラインで意見交換し、今後の魅力ある福島浜通り地域の創生に寄与することを目的としています。

当日は、オンライン(YouTubeLive)での同時配信を視聴することも可能です。皆さま、ぜひともお気軽にご参加いただきますようお願いいたします。

 

東日本国際大学 福島復興創世研究所 国際シンポジウム
米国ハンフォードの知見に学ぶ福島浜通りの復興創生
―「大西・トリプレット レポート」を踏まえて―

日時: 2021年1月23日(土)午前9時30分~午後0時30分

会場: 東日本国際大学1号館2階 201教室 + オンラインでの同時配信

入場無料・同時通訳あり

オンライン国際セミナーチラシ(最終版)表 オンライン国際セミナーチラシ(最終版)裏

 

【米国ハンフォード地域】

アメリカ・ワシントン州の南部に位置し、第二次世界大戦中に原子爆弾のためのプルトニウムを精製。稼働していない現在も米国で最大級の各廃棄物問題を抱えており、環境回復作業(クリーンナップ)が進められている。

一方で、地方自治体や高等教育・研究機関とその調整機関が有機的に連携し、経済の発展と人材育成・輩出の好循環を生み出し、都市力アップと『広域的な住みたいまちづくり』を具現化している。放射能汚染地区から米国でも有数の繁栄都市となしえた先進事例を持つ。

 

【大西・トリプレット レポート】

「ハンフォードとトライシティ開発評議会(トライデック)―私達はどの様に地元経済を発展させたのか?―」をテーマに、福島浜通りの経済復興活動の支援がより効果的になるようまとめた詳細な報告書。ハンフォードの活動、トライデックの使命と機能、その主な活動とせいか、福島浜通りの10項目の推奨事項などからなる。

※「トライデック」:ハンフォード地域に実利をもたらす地元の民間調整機関

 

いわきアリオス中劇場にて「若者による映像コンテンツ制作・発信事業」報告会(2月14日)を開催 本学のアニメ同好会のメンバーも参加します

昨年10月11日(日)から、「若者による映像コンテンツ制作・発信事業」がスタートし、いわき市の高校生から大学生10数名が参加、本学のアニメ同好会のメンバーも加わっています。

「若者による映像コンテンツ制作・発信事業」とは、いわきアカデミア推進協議会主催によるアニメや映像表現を生かした人材育成や発掘を行うためのプロジェクトです。毎回アニメ制作のプロフェッショナルを講師として迎え、シナリオ作成、アニメーションの制作過程を学びながら、「いわき」の魅力を掘り下げ発信する講座となっています。

2月14日(日)にはいわきアリオス中劇場にて「若者による映像コンテンツ制作・発信事業」報告会を開催、これまで学んだことを生かしオリジナルのシナリオ報告をする予定です。

写真は12月27日(日)の第5回の講座の様子です。

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令和2年度の保護者会を開催 学生生活や目標達成のための多様な支援を説明しました

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令和2年度の保護者会が12月19日、本学1号館で開催されました。

コロナ禍で年の瀬も迫る忙しい時期にも関わらず、関東圏や東北一円から58名余りの保護者の方の参加がありました。受付での手指消毒と検温、ソーシャルディスタンスを考慮し、本学で一番広い201教室(階段教室)を使用して行われました。

学長からのビデオメッセージでは、関東圏の大学がいまだ対面授業が再開されないなか、本学では、秋期から万全のコロナ対策をとりながら、オンラインと対面授業のハイブリッド型の新たな教育の展開を、保護者の方々の理解と協力を得ながら進め、大学として就職にもつながる人間力の育成についての抱負が語られました。

また、各部長からは、コロナ対策の取り組みについての話題が中心ではありましたが、学業成績だけでなく、学生一人ひとりの目標達成を支援するために教職員がチームとなって指導に当たっていることや、そのための相談体制を充実させていくことについての説明が行われました。

保護者会に続いて開催されたゼミ担当教員との個別面談会や就職関連相談のキャリアセンター、資格取得相談のエクステンションセンターの窓口にも多くの保護者が訪れ、学生生活の様子や進路についての和やかな相談会が学内各所で行われました。

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ビデオメッセージを送った吉村作治学長

 

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経済経営学部長・福迫昌之教授のあいさつ

 

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教務部長・河合伸教授による説明

 

 

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健康福祉学部長の代理で学科長の坂田勝彦教授があいさつ