Category Archives: 学生の活動

柔道部へ新米60キロを寄贈 台風被害復旧の感謝を込めて

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東日本国際大学柔道部は、いわき市の久野征二(ひさの・まさつぐ)さんから、新米60キロの贈呈を受けました。寄贈式は11月9日、本学1号館ロビーで行いました。

昨年10月に発生した東日本台風(台風19号)の被害を受けた久野さんの家族が所有する水田は、大量の稲わらなどが堆積しました。自分たちだけではどうにもならないという時に、本学柔道部がボランティア活動で片づけを行いました。その時の感謝の気持ちを込めて、今年収穫した新米を贈っていただくことになりました。

寄贈式では、久野さんが「皆さんのおかげで田んぼがよみがえりました。ぜひ皆さんに食べていただきたいとの思いで持ってきました」とあいさつしました。柔道部の柏木進部長は感謝状を手渡し、「『情けは人の為ならず』との言葉通りになりました。真心に本当に感謝いたします」と御礼の言葉を述べました。

柔道部主将の熊澤海人(経済経営学部3年)さんは寄贈への感謝を伝えた上で「地域に貢献できる自分自身に成長してまいります」と改めて誓いました。

 

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いわき震災伝承みらい館(観光マネジメントコースゼミ校外活動)

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 皆さんは今年の5月にいわき市薄磯にオープンした「いわき震災伝承みらい館」をご存知ですか?今回は観光マネジメントコースゼミ(2年生ゼミ)のメンバーで訪問して来ました。入館料は無料です。

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 まず私たちは館長の荒川信治さんのお話を聞き、その後、15分程の震災当時を振り返るドキュメンタリー映像を見ました。この多目的室は予約をすると使用することが出来ます。当日は私たちの他に、小中高生の団体や、なんとyoutuberも取材に訪れていたようです。開館して間もないですが、その注目度がよくわかりました。

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 展示コーナーは子供たちでもわかるようにクイズが用意されていたり、大きなスクリーンで震災当時の映像が流されていたり、震災のことを幅広い世代が学ぶことが出来る工夫がされていました。また、震災当時に使われていた遺構がそのままの姿で展示されていて、そこだけ時間が止まっているような不思議な印象を受けました。2階は展望スペースになっていて、晴れた日は景色がとてもきれいです。

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 伝承館から歩いてすぐのところには、美しい薄磯の海岸が広がっています。私たちは伝承館を後にし、海沿いを歩きながら伝承館で感じたことや、それぞれが震災当時どんなことをしていたのか、語り合いました。皆さんもぜひ一度、いわき震災伝承みらい館を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

https://memorial-iwaki.com/

いわき震災伝承みらい館公式HP

 

マルト様からボールの寄贈 「本学の学生を応援したい」との気持ちから贈られました

DSC_0692東日本国際大学の運動部支援として、マルトグループホールディングスよりボール(硬式野球部へ10ダース、卓球部へ360球)の寄贈がありました。

贈呈式は10月19日、本学1号館ロビーで行われ、同社管理本部の石山伯夫取締役本部長から福迫昌之硬式野球部部長と田久二三卓球部監督に手渡されました。以前に食料品の贈呈を受けた柔道部の佐藤佳祐助監督も同席しました。

今回の寄贈は、同社の就職面接の際に「後輩たちのために力になりたい」と話した本学の学生の言葉に感銘を受け、こういう学生を応援したい、と本学の部活動に対しての寄附につながりました。

今後も地域・企業との連携を深めてまいります。

 

 

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加④

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告

「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加④

 

令和2年10月18日(日) 9時30分~15時00分

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。

今年度は新型コロナの感染状況を確認しながら、本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、マスクの着用、手指消毒など感染症対策をして6月末より活動を再開しています。4回目は収穫の時期となる10月に行いました。昨年10月に東日本台風(台風19号)の被害を受けてからちょうど1年になります。この日は前日の雨から一転、すがすがしい秋晴れとなりました。

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参加メンバー

今回は、収穫作業をメインに行いました。それまでの畑作業を体験してきたため、それを収穫することができる喜びはひとしおです。学生からは「楽しい」、「おもしろい」、「柔らかくて気持ちいい」などの感想や、「コットンは改めて考えると日常生活に欠かせないものなのに、今まで気にしてこなかった。この活動でそれを改めて感じることができました」という思いを聞かせてくれるメンバーもいました。  L河合伸

 

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収穫開始です

 

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収穫作業は思いのほか楽しいです

 

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「すっぽり」と取り出すことができます

 

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綿を天日で乾かしつつ、不要なものを取り除きます

 

 

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たくさん収穫できました!

 

 

本学のコロナ対策についてFMいわきが取材 学生らがインタビューに応えました

10月8日、本学の学生が新型コロナウイルス感染症について、その対策や授業、キャンパス生活について、FMいわきから取材を受けました。

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取材を受けたのは健康福祉学部3年の長塩大樹さんと経済経営学部4年のブ チュウ テイ ニュンさん(ベトナム国籍)の学生2名、そして中山哲志健康福祉学部学部長です。

長塩さんは学生と学園祭実行委員の立場から、ニュンさんは留学生としての立場から、中山先生はコロナ対策本部副本部長としての立場からそれぞれ話しました。

この中で長塩さんとニュンさんは秋学期から再開した対面授業による学園生活の楽しさ、友達との交流、自身のコロナ対策をはきはきと話しました。

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中山先生は大学・短大をはじめ法人全体としてのコロナ対策の取り組み、教職員が一体となって学生の安全・安心の確保に万全を期していることを述べました。

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インタビューの内容は10月22日(木)の午後8時~9時のFMいわき、「スマイルいわき情報局」にて放送される予定です。(再放送は金曜日午後2時~3時)

 

 

広野町で「認知症予防」出前講座を開催 介護福祉コースの学生が参加しました

9月1日の広野町「心の復興」事業による出前講座に、健康福祉学部の金成明美准教授と介護福祉コースの学生が参加しました。

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昨年度末に予定されていた「認知症予防」講座が、新型コロナウィルス感染症対策により中止となっていたことから、久しぶりに顔を合わせた参加者もいます。

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そのため外出する機会が少なくなっている参加者の体力に合わせて、N H K朝の連続ドラマ「エール」にちなんだ古関裕而先生作曲の歌や、広野町ゆかりの童謡なども使って、約30名と楽しく運動や脳のトレーニングを行いました。

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参加した方からは「介護福祉士になって、広野町で働いてね」、「広野町は住みやすいから、ぜひ就職してね」、「広野町にまた来てよ」など話しかけられ、学生たちも楽しい触れ合いの時間を過ごせたようです。

 

本学では、これからも子供から高齢者まで年代問わず「心の復興」を支援する活動を持続していきます。

いわきの公園でウェルネスを育もう ~地元公園は、最良の健康スポーツパーク~

東日本国際大学スポーツマネジメントゼミでは、いわきの公園を利活用し、地域のウェルネス(身体的、精神的、社会的に健康で安心な状態)を図るために、地域の優良なスポーツスポットをリサーチし、スポットの紹介と運動方法を提案し、YouTubeを介して動画を配信しています。

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新型コロナウィルス感染症対策として「ソーシャルディスタンス」、「マスクの着用」「手洗い」+熱中症対策を心がけて撮影を行いました。

 

 

3つのカテゴリー

“ジュニアチーム”“アダルトチーム”“シニアチーム”

 

まず“ジュニアチーム”の紹介です。

近年は、子供たちの遊びは、インドア(ゲーム)で行うことが多くなり、公園で遊ぶ姿が見られなくなっていきました。

さらに昨今の感染症の影響で、ますます外出機会が減り、引きこもりがちになっているジュニア世代に向けて、子供に人気のメディア(youtube)を利用し、遊べる場所の紹介と遊びの方法を提供します。

ジュニアチームは、ストレッチダンス(野口貴道君考案)とソーシャルディスタンスドッヂボール(リーダー金子翔大)動画を配信中です!

(その他メンバー:片山圭祐、市川 翔、小泉 拓、成田 大輝、ピチクール レイ パブラビッチ)

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県営いわき公園でスポーツをしよう!!(ジュニア対象)

https://www.youtube.com/watch?v=yltpM4DM_Sc&feature=youtu.be

 

 


 

続いては…“アダルトチーム”です。

 

アダルトチームでは、20~40歳代のサラリーマン世代へ向けた企画です。

毎日仕事や生活が忙しく、運動する機会も減り、心身共にストレスを感じている世代に向けて、今いわきで流行りのスポット「21世紀の森公園」で「初心者から楽しめるスケボー」を紹介しています。(その他メンバー:大澤寛太、柳葉潤、 鈴木太一、緑川真未、 関なつみ、 遊佐大輝)

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【学生・サラリーマン必見!】スケートボードで心も体もリフレッシュ!

https://www.youtube.com/watch?v=ZhwXYLhx9Po&feature=youtu.be No.4

 

 


 

最後は“シニアチーム”です。

 

シニアチームでは、体に負担のかからない無理のないウォーキング方法をテーマに企画、撮影しました。いわき公園は、とても敷地が広く(東京ドーム5個分)、常にソーシャルディスタンスをはかれます!

緑に囲まれ、日陰になるところも多く、シニアの方でも快適に運動ができます。

動画の最初は、ウォーキングの効果や方法について、山下純希君、国領允哉君が、丁寧に説明しています。

動画では、公園の景色など楽しむポイントを織り込みながら、爽やかにウォーキングを楽しむ様子が収められています。ぜひご覧ください!(企画者:比佐果央、志賀亮介)

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【いわき市のシニア必見!朝の過ごし方ひとつで人生変わる!】~これだけやれば心身共に健康体~

https://youtu.be/bXY5L4-8VCo

 

 ブログ作成者:比佐果央

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加③

令和2年8月7日(金) 9時30分~16時00分

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。

今年度は新型コロナの感染状況を確認しながら、本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、感染症対策も取りつつ6月末より活動を再開しています。3回目は8月なので感染症対策に加え、熱中症対策として適宜マスクを着用したり外したりしながらの活動となりました。

今回は、新たな試みとして東日本国際大学附属昌平高等学校のボランティア希望の生徒6名にも参加してもらうことができました。そしてザ・ピープルのスタッフに代わって本学の学生が初参加の高校生に対して本取組を紹介したり、作業内容を教えたりする機会を持つことができました。参加した高校生は皆、話を真剣に聞き、畑作業も真摯に取り組んでいて、その姿に大変感銘を受けました。

 

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本学の学生が附属高校生へ本取組を紹介

 

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高校生に作業内容を教えます

 

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7月の作業から半月で畝間の雑草も伸びました

 

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高校生の真摯な姿に感銘

 

この日は猛暑だったため、作業は午前中のみとし、午後は畑主である鈴木さん宅にて昨年10月の台風19号で浸水被害を受けた時の体験談や糸紡ぎ体験会を実施しました。

 

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畑主の鈴木宅は築120年の歴史あるお宅です

 

 

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今回も貴重な体験ができました!

 

L河合伸

 

大學新聞に、東日本国際大学ライオンズクラブの「地区年次大会アワード賞」受賞が掲載されました。

6月8日に投稿したブログでもお伝えした東日本国際大学ライオンズクラブの「第66回地区年次大会アワード」について、大學新聞の第181・182合併号(令和2年7月10日発行)に掲載されました。

 

*大學新聞社様よりデータを頂き許可を得て掲載しています。

 

新聞には贈呈されたアワードを持つ吉村作治学長と「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」の写真が掲載されています。

新聞にもあるように大学内にライオンズクラブが組織されたのは全国で本学が2例目です。今後もキャンパス・ライオンズクラブ活動を発展させ、地域貢献の輪を広げていきたいと思います。

東日本国際大学ライオンズクラブ活動報告 「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加②

令和2年7月19日(日) 9時30分~16時00分

東日本国際大学ライオンズクラブのメンバーが、同大経済経営学部3年河合ゼミの社会奉仕活動に参加しました。内容はいわき市のNPO法人「ザ・ピープル」の活動の一環である「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」への参加です。

今年度は新型コロナウイルスの影響により活動を自粛していましたが、いわき市においては新規感染者数がゼロという状態が2ヵ月以上続いていること、および本活動は屋外で行われるため、感染リスクは低いこと、その一方で、畑の作業などの人手が足りない状況を放置していることのマイナス面を考慮し、6月末より活動を再開しました。

前回は雨天だったため、新たなメンバーでの畑作業はこれがはじめてです。そこは平窪にあり昨年10月の台風19号(東日本台風)で被災した畑でした。話によると、収穫時期を迎えた綿がほとんど泥で埋まってしまいましたが、今年の1月くらいには、復旧作業を終え、今期も栽培が行える状態までになったとのことです。

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平窪・鈴木ファーム

 

 

すでに苗がある程度成長している状態でしたので、午前中は、その苗が倒れないように支柱を等間隔で立てて紐を張っていく作業を行いました。

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ザ・ピープルのスタッフさんからやり方を教わります

 

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作業は2人一組で行いました

 

その後は、有機栽培ならではのハマキムシという害虫を駆除し、成長を上ではなく横に広げるため、苗のてっぺんをハサミでカットしたりしました。途中、周りに晴れ間が見えている中で局地的に強い雨が降るなど午前中は不安定な天気でした。

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畑主の鈴木さんから豪雨被害時の話を伺う

 

午後は、鈴木さん宅にて昼食を取った後、糸紡ぎの体験をしました。ネパール留学生が道具なしで糸を紡ぐ様子を披露してくれました。

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素手で糸紡ぎを披露するネパール留学生

 

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午後はすっかり晴れました

最後に再び畑に戻り、畝間の雑草を除去する作業を行いました。空はすっかり晴れてとても暑くなりました。その中で腰をかがめての作業はなかなかきついものがありました。ただ、おそらくこの作業を1人で行うと10時間かかるところを、10人で行うことで約1時間で終えることができました。達成感も共有でき「協働」の良さを実感しました。 L河合伸

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「協働」の良さを実感!