緑川理事長が6月21日、大学敷地内に建立されている五霊神社の総代長佐藤耕一様から感謝状の贈呈を受けました。
本学が、例大祭などの際に活用していただくよう五霊神社にテーブル10台と椅子38脚を寄贈しました。これに対して五霊神社の役員関係者の皆さまから御礼の意としまして感謝状が贈られることになりました。
佐藤総代長はじめ鈴木一美様、阿部宏太郎様、鈴木章様が本学に緑川理事長を訪問。佐藤総代長から緑川理事長に感謝状が贈られました。この後、皆さまが五霊神社をお参りしました。
5月23日、本学キャンパスに移設されたキャップストーンの除幕式が行われました。
キャップストーンとは古代エジプトのモニュメントであるピラミッドの頂上部に置かれる石材のことでピラミディオンとも呼ばれます。このキャップストーンは、吉村作治学長が今から40年ほど前、日本テレビの特別番組「ピラミッド再現計画」の中で建設したピラミッドのもので、ギザのクフ王の大ピラミッドの14分の1のスケール、一辺の長さが1.4m、石灰岩製です。番組は若き日のエジプト考古学者吉村作治が、2か月間でミニピラミッドを建設するというドキュメンタリーで、実験考古学という新しい分野への挑戦でもありました。
キャップストーンは、以来、東京・麹町の日本テレビ本社前に置かれていましたが、この度、社屋建設に伴い、ゆかりのある本学に寄贈される運びとなりました。除幕式当日は、その特別番組の監督の元日本テレビ専務取締役の佐藤孝吉夫妻、緑川浩司理事長、吉村作治学長が出席し、華やかに執り行われました。当日は多くのテレビ、新聞等のマスコミも取材に訪れ、同時に公開されたエジプト資料展示室「メル」(古代エジプト語でピラミッドの意味)の見学会も盛況でした。
東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成A」では5月24日、社会福祉法人はらから福祉会法人本部事業部長を務める佐藤昭氏を招き、「変動の時代を生き抜く」とのタイトルでご講演を行いました。
佐藤氏は講演の中で「障害者には今障害を持っている人とこれから障害を持つ人の2つのタイプがあり、誰もが障害と無関係ではない」ことを話し、はらから福祉会の取り組みを紹介しながら、経営上の苦労や安全面の配慮についても説明しました。
最後には学生に対して「皆さんにとってのミッションをこの東日本国際大学の学びの中で、自ら探していただきたい。そのミッションをもって、社会のそれぞれの場で一隅を照らす存在になっていただきたい」と結びました。
東日本国際大学・いわき短期大学は5月21日、本学1号館第一会議室で浜通りの高校6校との「高大連携協定6校合同締結式」を行いました。
高校と大学が連携を深めることにより、相互の教育活動を発展させ、地域社会全体の教育向上に資するために、大学・短大と高校が協定を締結しました。これまでは、各高校と大学、短大が個別に協定を結んでいましたが、統一性と効率性を持たせるため、今回、合同で締結を行いました。
締結した高校は、平商業、いわき総合、ふたば未来学園、新地、磐城第一、昌平の各校です。
締結式には、各高校の校長先生、大学側から緑川理事長、吉村大学学長、田久短大学長が出席しました。
はじめに柏木大学事務局長・短大事務長で、高大連携委員会委員長が経過報告を行いました。
引き続き、出席者が協定書に署名し、締結の意義や抱負をそれぞれ述べました。緑川理事長は各高校への御礼の言葉を交えながら「地域の復興創生を担う人材を育成するため、高校生の個々の能力と適性の伸長を図るため、多種多様な教育の場を提供してきます」とあいさつしました。
協定書には、大学・短大の授業科目の公開、公開講座、出前授業の実施などを盛り込んでいます。また、具体的には各校の特色、実情、要望に応じた「合意書」を取り交わし、連携事業を進めていきます。
席上、大学で取り組んでいる「大学教育再生加速プログラム(AP)」における「卒業時における質保証の取り組みの強化」、6校高大連携の一環として実施する2019年度高大連携事業「いわき短期大学 体験会」(6月15日開催)の説明も行われました。
各高校の出席者は次の通りです。
・福島県立平商業高等学校 松浦 冬樹校長
(代理出席で山﨑次郎教務主任)
・福島県立いわき総合高等学校 渡邉 学校長
・福島県立ふたば未来学園高等学校校長 丹野 純一校長
・福島県立新地高等学校校長 髙島 秀一校長
・学校法人山崎学園 福島県磐城第一高等学校校長 山﨑 学校長
・学校法人昌平黌 東日本国際大学附属昌平高等学校校長 唐木 義則校長
福島浜通り復興創生キャンパスコンソーシアム設立記念シンポジウム「福島浜通りの復興創生と国連2030アジェンダSDGs」が5月18日、本学1号館で開催され、約100名の参加者が聴講に訪れました。同コンソーシアム、東日本国際大学・いわき短期大学が主催しました。
シンポジウムでは、7人の登壇者がそれぞれの立場で福島浜通りの復興創生の在り方と「国連持続可能な開発のための2030年アジェンダ(SDGs)」について講演。パネルディスカッションでは「福島浜通りの復興創生を世界に発信!」をテーマに各講演者が意見を交換、会場からの質疑応答なども行い、充実した意義ある内容のシンポジウムとなりました。
今回のシンポジウムを始まりとして、引き続き福島浜通り復興創生の一翼を担う活動に取り組んでまいります。
タイ青少年日本語研修団の閉講式が4月24日、本学1号館で行われ、研修生たちは45日間にわたる研修を振り返りながら、世界で活躍できる人材になる決意を固めました。
日本語学習証明書が田中みわ子本学留学生別科長より、研修生代表ポーンポップ・オーバーサゴングンさんに授与されました。
席上、緑川浩司理事長は「タイの研修生に対して、人間はなぜ生まれてきたか分かりますか。それは、楽しむために生まれてきたのです。いわきでの45日間でいろいろな経験をしたと思いますが、楽しかったですか-との問いかけに、『研修生たちは楽しかったと大きく返事し』、今回の経験を生かして将来、日本とタイをつなぐ大使となって頑張っていただきたい」とあいさつ。
中村隆行学長代行からは「いわきでの経験を大切にしてほしい。帰国されて、ご家族やお友達に今回の経験をぜひ伝えていただきたい。そして将来はタイと日本をつなぐ活動をしてください」とあいさつ。
清水敏男いわき市長は「いわき市の様子や人々の姿をタイの多くの方々に伝えていただき、いわきとタイとの絆を深める架け橋となっていただきたい。いわき市を皆さまの第二の故郷として、いつでも帰って来てください。私どもは心から歓迎します」とさらなる交流に期待を寄せました。
研修生を代表して、ティンナー・アサワルアンチャイさんは、日本語で書いた御礼挨拶文を読み上げ「実際日本に来てみると、日本人はとてもフレンドリーで優しいということがわかりました。45日間で新しい知識をたくさん得ることができ、素晴らしい経験をすることができました」と感謝の意を述べました。
◆研修中の様子
東日本国際大学・いわき短期大学が実施した第4回イギリス海外研修「英語講座(英国)」の解団式が4月11日、本学1号館で行われました。
初めに引率教員の倉田貢教授と参加した5名の学生から帰国報告があり、「英語研修に参加して本当によかった。視野が広がり、今後の学生生活だけではなく、将来の進路にもこの経験を役立てていきたい」と話しました。学生たちは一回り成長した姿を見せてくれました。
中村隆行東日本国際大学学長代行、田久昌次郎いわき短期大学学長のあいさつの後、緑川浩司理事長は「海外研修で学び、体験し、感動したことをどう生かしていくかは、個人の今後の頑張りにかかっています。これからの学生生活でもより一層挑戦を重ねてください」と期待を寄せました。
東日本国際大学・いわき短期大学のオープンキャンパスが3月17日、本学内で行われ、市内外の高校生や保護者が多数訪れました。
参加した高校生たちは、担当教員による模擬授業で大学の授業内容や雰囲気を感じ取ったり、学内施設の説明や学食でのランチを体験し、キャンパスでの有意義な時間を過ごしました。
次年度は夏に開催を予定しています。盛りだくさんの内容でお待ちしていますので、ぜひ足を運んで大学生になった将来の自分を体験してみてください。
今年で3回目となる「タイ青少年日本語研修 Cultural Ambasador 2019」の開校式が13日、東日本国際大学で開かれました。
コーディネートを担当する一般社団法人教育交流センターの斎藤盛午代表から日程概要の説明の後、本学を代表して中村隆行学長代行が「研修では皆さんの率直な意見を聞かせてください。この研修が有意義なものとなるよう祈念します」と歓迎のあいさつを述べました。
いわき市の渡辺仁副市長からは「復興の状況や魅力など、今のいわき市・福島の姿を直接見てもらい、母国に帰った際はぜひ友人や家族に見てきたことを伝えていただきたい」と震災からの復興をアピールしました。
本学では、日本語のほか柔道や弓道、茶道体験などを研修することになります。
本研修では、引率者2名を含めた18名が来日し、45日間の研修がスタート。滞在期間、いわき市内で開催される桜まつりにも出演し、地域の方に向けてのパフォーマンスも予定されています。