4月20日(水)、東日本国際大学1号館におきまして、東日本国際大学といわき短期大学の就職希望者を対象とする「学内企業セミナー」を開催致しました。
セミナーには、企業・施設様合わせて約30社がお越し下さりました。
採用御担当者の方から職場や仕事内容について直接お話を伺う事ができ、就職活動最中の学生にとって大変貴重な機会となりました。
4月7日、本学経済経営学部の関根結衣佳さん(2年)が、国際ソロプチミストマリンいわき(相原令子会長)からクラブ賞を受賞しました。昨年秋に国際ソロプチミスト北リジョン「夢を生きる女性のための教育・訓練賞」に応募、地元いわきへの思いや積極的なボランティア活動が評価されました。
贈呈式は本学の1号館で行われ、鈴木礼子同いわき副会長から参加賞と表彰状、斎藤容子同いわきアワード委員長から花束を贈呈されました。式には山崎キヒ子同委員、橋本幸子同委員や田久昌次郎いわき短大学長、福迫昌之東日本国際大学副学長も同席し、受賞を祝いました。
関根さんは小名浜高校出身で、東日本大震災時にいわき海星高校が被災したことをきっかけにボランティア活動や地域復興支援の思いを強くしたそうです。「震災の時、自分は何もできずに悔しかった。だからこそ、これからできることを精一杯やりたい。将来は地域活性化、復興の一助になる仕事をしていきたい。」と今後の意気込みを述べていました。
4月4日(月)、平成28年度東日本国際大学・いわき短期大学・附属昌平中学・高等学校合同入学式がいわき芸術文化交流館アリオスにおいて挙行され、大学269名と短大96名の入学が許可されました。
式では、緑川浩司法人理事長が「みなさんには、自分を見つめ自分自身をしっかり高めてもらいたい。一人ひとりが笑顔で学校生活を送れるよう、教職員一同も努めていきます。」と告辞した後、吉村作治大学学長と田久昌次郎短大学長が式辞を述べました。
新入生宣誓では、経済経営学部の石川真由香さんと幼児教育科の藤田健人さんが「地域に貢献できる、人間性豊かな思いやりある人間へと成長できるよう、自分自身を鍛えていきたい。」と誓いを立てました。
その後、上遠野 洋一いわき市副市長、小野 栄重いわき商工会議所会頭から祝辞をいただき、吹奏楽部の華やかな校歌演奏で式は締めくくられました。
今年度最後の「人間力の育成」公開授業が、1月30日(土)開催されました。
本学客員研究員の三浦健一先生が「ホスピタリティを考えるー「まちづくり」の現場からー」をテーマにお話をされました。
三浦先生は、19歳の時に物真似芸人としてデビューしテレビ、ラジオ、舞台などに多数出演経験があり、札幌の地域FMでは「三浦健一のNANMO×2」のメインパーソナリティも務めていました。
「ホスピタリティの語源は、ラテン語のHospicsで、英語のHospital(病院)Hospice(ホスピス)と色々な言葉に発展したもの。共に喜びを共有するという関係で、ホスピタリティは両者の間に「相互満足」がある。対価を求めているのではなく、おもてなし・喜びを与えることに重きをおいている点でサービスと違います。」と、体験談を交えながらの講演でした。最後に、会場からの要望で物真似芸を披露してくださいました。
来る2月27日(土)18時よりいわき市生涯学習プラザ 5階大会議室にて、提言誌『Voice』が主催するVoice LIVE 震災5周年特別企画「福島の今、そして未来」と題されたシンポジウムが行われます。
本学からは本学東洋思想研究所 先崎彰容 教授が参加し、社会学者の開沼博氏、東京電力福島復興本社代表の石崎芳行氏、NPO法人ハッピーロードネット理事長の西本由美子氏と「福島の現状」と「課題」、そして「未来への提言」について考えます。
入場無料ですが、先着100名となっておりますので、参加を希望される方は、シンポジウムのサイトからお申し込みください。
平成28年2月3日(水)、東日本国際大学1号館で「英語特別講座(英国)」の結団式が行われました。
この講座は、世界的な視野を持って地域で活躍できるグローカル人材の育成の一環として、自分たちから発信する力、世界中の人々と交流する力を育てていくために企画されました。
学生の派遣先は英国のカンタベリー・クライスト・チャーチ大学で、東日本国際大学の学生6人といわき短期大学の学生2人の合計8人が、2月18日から3月18日までの30日間の研修を行います。
関連記事→「英語特別講座」(英国)の第1回説明会が開催されました
今年4月に大地震に見舞われたネパールの、現状確認のために国際部の職員2名が視察してきました。
そこで目にしたのは、現在もテント暮らしの被災者がいる中、インドと繋がる道路が封鎖されたために、燃料の確保が難しい状況となっていました。これは、ネパールで新たに公布された憲法をめぐり、インドとの関係が悪化しているためです。
ネパールは石油輸入の60%をインドに依存しており、車のガソリン、発電機に使用する燃料、煮炊きに利用する燃料の確保等に利用されていましたが、深刻なエネルギー不足のために、現在は一日かけて法外な値段の店に並ぶしかない状況で、このままでは、暖房に充てる燃料も無い中、冬を過ごさなければならない状況です。
そこで本学では、ネパールの事務所へ暖をとるためのカイロを送り、配布してもらいたいと考え、寄贈のお願いをしていたところ、皆さまの温かいご厚意により、たくさんのカイロが集まりました。
この場を借りて寄贈いただいた皆さまには、深く感謝申し上げます。
なお、寄贈していただいたカイロは、ネパール事務所へ来週中に寄贈します。また引き続き寄贈していただいたカイロにつきましても、随時寄贈していきます。