地域スポーツ経営論演習 2020オリンピックに向けての聖火リレーコースを調査しました
12月14日(土)及び21日(土)に、地域スポーツ経営論受講者において2020年3月26日から始まる2020東京オリンピックパラリンピック大会の聖火リレーのコース調査を実施しました。
福島県から始まる東京2020大会聖火リレーに、地域住民をはじめとする多くの人達とリレーを通じて、オリンピックに参加し、地域が一体となって大会を盛り上げていこうというコンセプトのもと、楢葉町、広野町、いわき市と続くコースの走路の状況や応援スポットを調査しました。
聖火リレーは災害の記憶を伝える象徴的な場所として、東日本大震災で東京電力福島第1原発事故の前線対応基地となったJヴィレッジからスタート、Jヴィレッジ駅に向かいます。
楢葉役場~ならはCANBASは、震災後、復興住宅が設置され、スーパーマーケットなどの交流広場となっている場所です。
聖火リレーが行われる2020年3月26日には、長い間運休を余儀なくされていた常磐線が全線開通する予定になっています。
それぞれの場所は東日本大震災の「あの時」から新しい町のかたちに様相を変え、活気は取り戻しているものの、復興住宅や高い防波堤、先日の台風19号での道路被害など、震災時からこれまでの変遷、そして「これから」を考えさせられるコースでした。
いわき市ルートは、被災から再生への強いエネルギーを表現する広く大きな道のりで、他のコースよりも長い5キロの区間を走行します。いわき駅までの中心を縦断して走っていくコース設定は、多くの沿道応援を想定した、聖火リレーを通じて地域の未来創造に繋ぐルートだと思います。