Category Archives: 授業での取組

立教大学社会デザイン研究所との共催シンポジウムを開催 参加学生が感想

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本学と立教大学の共催シンポジウム「手づくり文化交流はじめます」が2月3日、立教大学池袋キャンパスで行われ、本学学生が参加しました。参加した鈴木聖弥さん(経済経営学部1年)の感想を紹介します。

 

1年必修の授業である全学共通授業「人間力の育成」で行われた「はじめての文化交流」というプログラムに参加し、そこで学んだこと、感じたことについて発表しました。

東日本国際大学チームは「どう生きるのか」をテーマとし、私はその中で文化とは人とのつながりがキーワードになっているのではないか、自分自身も人とのつながりを通してどう生きていくべきかを考える良い機会になったという内容を話させていただきました。プログラムとシンポジウムに参加したことで自分はどうあるべきか、どう生きるべきかを考えさせられ、また多くの先生方の話を聞くことができてよい経験になりました。

(東洋思想研究所 学生研究員 鈴木聖弥)

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東日本国際大学でスポーツ大会 学生が学部を超えて交流を深める

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東日本国際大学のゼミ対抗スポーツ大会が1月16日、本学体育館で行われ、経済経営学部、健康福祉学部、留学生別科から約60名が参加しました。

大会は学生主体の運営で進められ、ソフトバレーボール、王様ドッジボール、綱引を行い、各種目での優勝チーム、優秀選手が表彰されました。

各ゼミ・学部や日本人・留学生の垣根を超えて、学内の交流が深められ、学生の主体性を育むスポーツ大会ともなりました。

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「人間力の育成」で立教大学とコラボ授業 手づくり文化交流 演劇ワークショップも

東日本国際大学の全学共通授業「人間力の育成」において、立教大学社会デザイン研究所との共催による「手づくり文化交流、はじめます~はじめての文化交流~」と題した4コマ分の特別授業を11月24日、本学1号館で開催しました。

冒頭、立教大学社会デザイン研究所研究員で、このプログラムのディレクターの高宮知数氏より趣旨説明があり、午前の部は一般の方も参加する公開授業とし、公益社団法人全国公立文化施設協会のアドバイザーである間瀬勝一氏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の栗原裕二氏、いわき芸術文化交流館アリオスの大石時雄館長が講演を行いました。

午後の部は立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授の中村陽一氏、本学地域連携研究センターの高梨由美客員研究員からの話の後、「地域を舞台にした映像作品」をテーマにグループワーク。最後に学生からの発表が行われました。

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また、12月11、12の両日には「初めての文化交流~実践編~」として、演劇ワークショップをいわきPITで行いました。演劇を通して文化交流のために必要なことを探る目的で行われました。これには本学の学生・教職員、立教大学の学生をはじめ一般の社会人も参加。グループに分かれて自己紹介を行い、グループごとに独自の言語を創作して交換し合うなど独特な雰囲気の中、初対面の人とも交流を深めました。参加した学生は「普段やらないことに挑戦するのは楽しい。表現力が身に付いた」と息を弾ませました。

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自己紹介の様子               創作した言語であいさつ

 

授業で調理の盛り付け本格指導 ハワイアンズとの連携

東日本国際大学の授業「観光サービス産業論」では、連携協定を結ぶ常磐興産(スパリゾートハワイアンズ)の協力のもと、毎回講師を招いて授業を展開しています。

12月12日の授業は、調理部門・衛生部門に協力を得て調理実習を行い、経済経営学部と健康福祉学部の学生が講義を受けました。

座学での講義の後、5号館家政実習室で実習を開始。まずは手の洗い方から指導を受け、清浄度測定器で実際にどの程度汚れが落ちたかを計測しました。

次に高橋総料理長のデモンストレーションを見てから、調理済みの食材を皿に盛りつける実習を行いました。様々な形状の皿を選ぶところから始まり「丸い皿は真ん中に盛り付けて高さを出すことがポイント」など総料理長の解説も踏まえながら、学生が実際に盛り付け、一人一人の完成品を評価しました。

「盛り付ける量や色合いなどセンスが問われますが、最も大事なことは食べる側に立って考えられているかどうか」と総料理長。サービス精神とはどういうものかを学ぶ機会となりました。

 

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しっかり手を洗えているか測定      盛り付けに挑戦

 

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盛り付け完成。フレンチポリネシアンというジャンル   良くできたポイントを解説

 

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総料理長から良評価を受けた一皿       最後は楽しく試食会

 

本学授業で常磐興産井上社長が講義 テーマは「観光まちづくりと地域連携」

東日本国際大学の授業「観光サービス産業論」では、連携協定を結んでいる㈱常磐興産から講師を招き授業を展開しています。11月28日には、同社の井上直美社長が登壇し講義を行い、経済経営学部と健康福祉学部の学生が聴講しました。

井上社長は「観光まちづくりと地域連携」のテーマで講義を行い、いわき市の観光の状況について、東日本大震災以前は年間約1,000万人だった観光客が震災後約370万人と約3分の1まで落ち込んだことや、ハワイアンズの取り組みについて解説しました。

受講した学生に対して「自分も社会人になってからもっと勉強すればよかったと感じることがありました。勉強は全く無駄になりません。一つの分野だけでなく複数の分野で専門家になっていただきたい」とエールを送り授業を結びました。

 

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キャリアガイダンスで企業訪問 「働く目的」などを学ぶ

東日本国際大学のキャリア教育は1年次から企業訪問を行っています。11月21日は、キャリアガイダンスの授業で市内企業2社を訪問。経済経営学部と健康福祉学部の1年生が2グループに分かれて参加しました。

常磐共同火力(株)勿来発電所(いわき市佐糠町)では、企業説明を受けたあと敷地内を見学。火力発電所ならではの貯炭場や制御室、建物屋上など普段はなかなか目にすることのできない場所を見ることができました。終わりに、人事・労務部の方とのフリートークでは「会社とはどんな存在か」「働く目的とは」などについて話し合いました。

株式会社クレハいわき事業所(いわき市錦町)では、多種多様に展開する商品や企業の取り組みなどについて説明を受けました。

今後も早期からのキャリア教育に力を入れ、就職の質向上へ取り組んでまいります。

 

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公務員・教職ゼミでいわき市とのワークショップを実施 課題解決に向け意見出し合う

東日本国際大学・経済経営学部1年次の「公務員・教職ゼミ」42名が11月14日、いわき市都市計画課と共同して、いわき市の課題解決に関するワークショップを行いました。

人口減少等が問題視されるいわき市において、解決を図るための課題を、「若い世代の流出抑制」「過度に車に頼らない日常生活の確保」「第二次・第三次産業の活性化」の3点をあげ、学生と市職員が意見を出し合いました。

学生からは「体を動かす場所が少ない」「マックの終わる時間が早いので24時間も視野に長く営業して欲しい」「小名浜への交通の便を便利に」「関東方面から新幹線を通したい」「中華街をつくる」「スカイツリーのようなシンボル的なものが必要」「いわきFCのスタジアム建設で街を活性化」といった意見や「仕事場・学び場・遊び場の充実が必要。学歴でなく人柄で選ぶ企業、国立大学や多様な専門学校などの学び場、駅前にドン・キホーテを設置するなどの遊び場」「芸能事務所をつくって有名な芸能人を輩出する」などの意見があり、学生独特の視点を生かした率直な意見に出席者たちもうなずきながら耳を傾けました。

 

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本学授業で東日本計算センター社長が講義 復興の将来を展望

東日本国際大学の授業科目「復興学」では、東日本大震災での被災地における復興の現状と課題について学んでいます。10月23日、本学の地域連携研究センター客員教授で東日本計算センター代表取締役社長の鷺弘樹氏を講師に迎え、本学経済経営学部と健康福祉学部の学生が聴講しました。

鷺社長は「震災復興における東日本計算センターの取り組みと本地域の展望」と題し講演。システム系の企業でも震災後は仕事が減少したこと、他地域の団体や企業と連携して乗り越えてきたことを振り返り、「観光とは『非日常圏への旅行』であり、原発も観光になり得ます」と示唆に富んだ話を展開しました。「石炭産業の終焉という危機から生まれたいわき市が、今直面する課題からどう変わっていくか。将来をどう描いていくかは私たち次第です」と結びました。

 

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