Category Archives: 大学の取組み

「マルトグループと地域活性化に関する包括連携協定書」を締結 地域課題について協働で活動を推進していきます

 

 

8月4日、本学1号館第一会議室で行われました。

本協定は、本学とマルトグループが相互に緊密な連携を図ることにより、双方の資源を有効に活用した協働活動を推進。産学連携を展開しながら復興と地方創生に寄与し、地域社会・経済の発展、それに資する人財育成に貢献していくことを目的に締結しました。

具体的には、地域課題に関する共同調査・研究とプロジェクト、人材交流とインターシップの実施、学生の就職・雇用とキャリア形成。また、教育・文化・スポーツの振興発展、双方の地域貢献活動が相乗効果を生む事業の展開を図っていきます。

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締結式では、経過報告と協定書の概要説明が行われ、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長とマルトグループの安島浩代表取締役社長が協定書に署名し、双方で協定書を取り交わしました。

引き続き、安島社長が「コロナ禍の中、留学生の雇用促進や交流事業も推進し、一緒になって教育やスポーツ、文化活動を応援していきたい。共に住みやすいまちづくりを目指していきましょう」とあいさつ、緑川理事長は「本学も日本全国に共通の課題である地域振興策、特に、福島県いわき市とその周辺市町村の地域振興策を、本学の学生や教職員、そして、外部研究員と共に調査研究することを目的とする地域振興戦略研究所を立ち上げております。地元企業であり大きく貢献されているマルトグループと、問題を見つけ解決していく共同のプロジェクトを行っていくことで、一緒に地域貢献できることにとてもうれしく、感謝しております。」と述べました。

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双方の出席者は以下の通りです。

□出席者

▽マルトグループ

・代表取締役社長 安島 浩

・代表取締役副社長 安島 誠

・常務取締役本部長 石山 伯夫

 

▽学校法人昌平黌

・理事長 緑川 浩司

・常務理事 緑川 明美

・理事・法人事務局長 渡邉 忍

・東日本国際大学学長代行・地域連携研究センター長 福迫 昌之

・東日本国際大学事務局長 中村 隆行

・国際部長 松本 優梨

・総務部長 草野 幸雄

3回目となる新型コロナワクチン大学拠点接種 教職員の家族や幼稚園保護者、市内の専門学生も接種を受けました

東日本国際大学での新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」は7月18日(日)に3回目を迎え、大学1号館において第3グループ約200名が1回目の接種を受けました。

 

前回までは学生と教職員のみを対象として接種を行いましたが、今回は教職員の家族や幼稚園の保護者、また地域貢献として市内の専門学校生まで範囲を広げて接種が行われました。

 

今回で計800名が接種を受けました。今後、これまでに第1回目の接種を終えた第1~3グループの方々に対する2回目のワクチン接種、さらに第4グループ以降の接種も徐々に始まります。最後まで安心かつ安全に接種を行えるよう、スタッフ一同、気を引き締めながら接種に臨んでまいります。

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新型コロナワクチンの大学拠点接種 教職員への接種も始まりました

東日本国際大学での新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」は7月15日、大学1号館で行われ、学校法人昌平黌の教職員や学生ら第2グループ約300名が接種を受けました。

前回の7月8日は学生約300名を先行して実施しましたが、今回は学生とさらに教職員にまで拡充して行いました。前回同様、本学の教職員や看護師有資格者による自主運営体制によりスムーズに接種が行われました。

次回の第3グループは7月18日に設定、教職員の家族、幼稚園の保護者、地域貢献として市内の専門学校生にまで幅を広げて実施します。

今後予定しているワクチン接種についても滞りなく実施できるよう、毎回しっかりと緊張感を持ち態勢を整えて臨んでまいります。

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新型コロナワクチンの大学拠点接種を開始 学生から「ほっとしました」の感想がありました

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東日本国際大学で新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」が始まりました。初日の7月8日は、東日本国際大学といわき短期大学の学生300名が接種を受けました。

学生をはじめ教職員、法人関係者らの「安全・安心を確保」するため、教職員が事務スタッフを務め、自主運営体制を確立して臨んでいます。学校医であるなかにし内科クリニックの中西文雄医師が予診、本学の保健管理センターと教員の看護師有資格者、本学関係看護師らがワクチンの打ち手を務めています。

学生の接種への関心は高く、受け付け時間前から多くの学生が会場の1号館を訪れました。間違い防止のための名前の呼び掛け、チェックリストを活用するなど慎重に接種に当たりました。

運営は予定通り進み、接種を受けた学生は「思ったより痛くなかったし、スムーズに済ませられたのでほっとしました。」と話していました。

今回の接種の2回目は8月5日に予定しており、今後も学生、法人全体の教職員、教職員の家族、幼稚園児の親、社会貢献として市内の専門学校生も含めて9月末までの日程で接種を進めていきます。国に対しては1450名の枠での接種申請を提出しています。

ただワクチン不足で国からのワクチン供給が不透明、不確定な部分もあり、毎回の実施人数などの調整を行いながら接種に当たっていきます。

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全学共通授業「人間力の育成」で広野町の遠藤智町長が講義

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本学の全学共通授業「人間力の育成」において7月2日、広野町の遠藤智町長による人間力育成講座が行われました。

遠藤先生は冒頭、本学と広野町が共同で取り組んでいる様々な取り組みを紹介されながら、広野町が歩んだ東日本大震災からの復興10年を振り返られました。また広野町が力を入れている政策について詳細に教示され、特に学生や若い世代が住みやすいまちづくりの実践についてお話をして下さいました。
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遠藤先生は広野町のまちづくりをひもとかれながら、ふるさとを大切にすることの重要性を力説され、人間力を育むためには「行動力」「目的観」が必要であることを語られました。講演終了後の質疑応答においては、東日本大震災を契機にたくさんの人に励まされ、町長を志されたことを述懐されていました。講演当日は学生に向けて著書や広野町のご当地グッズをご用意いただき、受講生も大変に喜んでいました。

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消防訓練を実施 いざという時の判断と迅速な行動を身に付ける

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学校法人昌平黌・大昌・鎌田地区合同の消防訓練は6月30日、東日本国際大学キャンパス内で行われました。

学生食堂厨房で火災が発生したことを想定し、非常ベルが鳴ると同時に各担当の職員が消火活動、避難誘導を行い、非常時の流れを確認。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、平消防署と電話で連携・指導を受けながら実施しました。

 

統括総指揮の渡邉忍法人事務局長は講評で「訓練のための訓練にならないよう、より実践的な消防訓練としていきたい」と呼びかけました。

また、富士見防災通信の指導で水消火器による消火訓練を行い、消火器の使用手順を確認しました。

いざという時の判断と迅速な行動を常に身に付けるよう、今後も訓練を重ねてまいります。

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第33回孔子祭を開催 人間教育の原点に立ち返る式典 森田実先生への名誉教授授与式も行われました

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学校法人昌平黌は6月23日、本学1号館で第33回大成至聖先師孔子祭を開催しました。前年に続き、新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小しての開催となりました。

大成殿で神事が執り行われ、神官が祝詞を奏上し、緑川浩司理事長、吉村作治総長、田久昌次郎短大学長、唐木義則付属中高校長、学生代表が玉串をささげました。

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祭主の緑川理事長はあいさつの中で、日本を代表する哲学者の一人である和辻哲郎の言葉を通し師弟の関係の重要性について言及。さらに「論語」の原点は孔子とその弟子たちとの師弟の魂の交流であり、優れた人間教育そのものであることに触れた上で「今後も『人間力の育成』に尽力し、人間力溢れる人材を陸続と輩出することを誓います」と結びました。

 

第2部の冒頭、本学森田実地球文明研究所所長の森田実先生への名誉教授称号授与式が行われました。同研究所の所長として幅広い英知を結集し、広範な視点から研究・言論活動を展開されるなど、その多大なる功績に対し授与されたものです。

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つづいて記念講演会では本学健康社会戦略研究所所長で医師の石井正三先生、また森田先生の講演が行われました。

 

石井先生は「社会活動と心身の健康―パンデミックからウィズコロナの未来へ―」のテーマで講演。世界医師会会長を務めたサー・マイケル・マーモット氏の「人間の健康は社会的要因と密接に関わっている」との考え方を示しながら、脳神経外科医としての経験から「脳は体とのネットワークによって機能しており、その働きとともに人間は社会や文明を作ってきた」と解説。集団・群れで事を成す生き物である人間は震災後の10年間、放射性物質等と共存して生きてきた。コロナウイルスに対しても同じであり、そうした前提をふまえて次の世代に繋げていくことが、社会的生物としてのこれからの生き方である」と話しました。

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森田先生は「21世紀における孔子思想の役割」のテーマで講演。これまで政治・経済の分野で多くの主要な人物と会ってきた経験を通して「最近は指導層の道徳の劣化を感じる」とした上で「渋沢栄一とともに近年注目される儒学の思想は、今このような時代にこそ、その果たす役割は大きい」と話しました。

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当日は全学共通授業「人間力の育成A」の受講者に加えて、いわき短期大学生、付属中高の代表学生も参加し、オンラインの同時配信も行われました。孔子祭の模様は改めてYoutubeで公開する予定です。

写真②中継会場の様子-1

 

 

東京2020オリンピック聖火リレーセレモニーで本学吹奏楽部が演奏しました

1年延期となった東京2020オリンピック聖火リレーが、3月25日に福島県のJヴィレッジからスタートし、午後にはいわき市街地をおよそ1時間かけて縦断しました。

いわき市のゴール地点となる平中央公園では、聖火ランナー到着後に「フラシティいわきゴールセレモニー」が開催されました。

セレモニーのオープニングを東日本国際大学・昌平高等学校吹奏楽部が飾り、「東京オリンピックファンファーレ」に続き、「いわき市歌」「花は咲く」「星影のエール」を演奏しました。

会場では、駆け付けた多くの市民が、大会セレモニーに相応しい聞き馴染みのある曲のメドレーに熱心に耳を傾け、東京2020オリンピックのスタートを大いに盛り上げました。

 

参考URL:東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト
https://tokyo2020.org/ja/torch/news/fukushima-day1

 

聖火リレー01 聖火リレー02 吹奏楽部演奏①

本学校法人が福島県防災士会と防災協定を締結 さらなる防災教育と活動を実践していきます

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「学校法人昌平黌と特定非営利活動法人福島県防災士会との防災教育及び活動に関する協定書」の締結式が3月16日、本学1号館で行われました。
本協定は、本学と同会が相互に連携・協働し、防災に対する学生・地域住民の自助・互助・共助意識の醸成を図るため、また、大規模災害等が発生した際に、実践的指導力を有する防災専門家の育成を目的に締結されました。

この協定により、防災教育のあり方に関する研究及び防災教育・活動のための実践的研究や、防災士養成プログラムの実践、本学のボランティアセンターとの協働活動などについて相互に協力をしていくこととなります。

席上、いわき短期大学の田久昌次郎学長は、これまで「地域防災計画学」として学生や一般に授業を開講してきた成果などについて経過報告し、より組織的に地域貢献活動を推進していく旨の説明がありました。

協定締結を行った後、学校法人昌平黌の緑川浩司理事長は、「大規模災害が発生した場合、自助・共助が大きな役割を果たすことになります。防災士などの人材育成が、減災、災害対策につながってなっていきますので、新たなステージへ変化していくため連携を強くして進めてまいります」とあいさつ。

福島県防災士会の滝田吉宏理事長は「法人全体とこのような協力活動ができることを大変うれしく感じています。防災に関する地域のリーダーになっていく人材育成を共に進め、活躍していただくことに期待しております」と述べました。

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なお、出席者は以下の通りです。

▼出席者

【福島県防災士会】

理事長 滝田吉宏
相談役兼理事 藁谷俊史

 

【学校法人昌平黌】

理事長 緑川浩司
いわき短期大学学長 田久昌次郎
法人事務局長 柏木進
大学事務局長・短大事務長 中村隆行
ボランティアセンター長 小山敏治
ボランティアセンター主幹 佐藤佳祐
総務部長 草野幸雄

イギリス留学をオンラインで実施 第6回英語講座(英国)結団式を開催しました

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英語講座(英国)の結団式が2月2日、本学1号館にて開催されました。例年、イギリスでの短期留学という形で行われる本講座ですが、今回は新型コロナウイルスの影響のため、実際に渡航することが難しい状況となりました。そのため初のオンラインによる英語講座の実施となり、東日本国際大学といわき短期大学の学生7名が参加することになりました。2月15日から3月12日までの約1カ月間、カンタベリー・クライスト・チャーチ大学のイギリス人教員からのオンライン特別プログラムを受講します。

 

結団式では引率教員からのあいさつの後、参加する学生がそれぞれ抱負を述べました。学生代表を務める山田海登さん(経済経営学部3年)は「実際には行けなくともオンラインで繋がれば心の距離は離れていないことを感じることができると考えています。グローバルな視点を身に付け、チャンスを生かしていきます」と決意を話しました。

 

東日本国際大学の吉村学長、いわき短期大学の田久学長はそれぞれ激励の言葉を送り、緑川理事長は「新しい試みに先駆者としてチャレンジできることは皆さんにとってもチャンスになります。情熱をもって取り組み、後輩たちのために道を拓くような成果を挙げてください」と期待を寄せました。

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