緑川浩司理事長が韓国の海外姉妹校を表敬訪問いたしました

本学の緑川浩司理事長を中心とした4名の訪問団が、七月初旬、東日本大震災による被災の折にお世話になった韓国の姉妹校である成均館大学を表敬訪問しました。今回の訪問では、以前から親交のあった儒学者たちとの更なる交流が図られ、お互いの友好の絆がより一層堅く結ばれました。

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成均館大学の大学院院長であり儒学の碩学である李基東教授より、本学緑川浩司理事長に対して自らの著書が贈呈されました。

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大震災による危機からの新生、並びに創立120周年に向け、緑川浩司理事長が学校法人昌平黌の輝く新時代を創るという決意を胸に成均館で奉審を行いました。

『地域振興戦略研究所』の初会合が開かれました。

平成26年7月30日(水)に、学校法人昌平黌が東日本国際大学内に開設しました『地域振興戦略研究所』(所長・吉村作治本学副学長)の初の研究会が開かれました。

 

研究会に先立って市役所で記者会見を行い、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故からの復興と地域の活性化に向け、行政や企業と連携して新たな地域貢献策を提案するほか、復興の担い手となる人材育成に取り組むと発表しました。

 

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左から、吉村作治所長、緑川浩司理事長、福迫昌之副所長

 

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研究会では、吉村所長、緑川理事長、来賓である遠藤 智広野町町長のあいさつの後、研究所に所属する研究員が経歴や実績などを含めて自己紹介をしました。

 

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自己紹介に続き、研究員による研究発表が行われました。それぞれの専門分野でのネットワークや知識を生かし、独自の振興策や地域づくりに関する情報の発信するほか、企業と行政の連携の仲介なども検討しています。

 

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研究会は年四回程度の開催を予定しています。地域の活性化にどう携われるかを調査、研究していきます。吉村所長は、「復旧や復興だけでなく、新しい産業を創製する事が大切である。市の独自性を全国に発信したい。」と述べました。

 

研究所のメンバーは以下のとおりです。

地域振戦略究所

役 職 等

 

緑川 浩司

東日本国際大学 理事長

 

田久 昌次郎

〃   学長

所 長

吉村作治

〃   副学長

 

副所長

福迫 昌之

〃   経済情報学部長

 

所 員

宮本 文雄

〃   福祉環境学部長

 

三重野 徹

〃   経済情報学科長

上遠野 和村

地域経済・福祉研究所副所

今野 久寿

地域経済・福祉研究所副所

宇佐美 登

地域振戦略所客員教授

 

中川 武

早稲田大学理工学術院教授・博物館明治村館長

近藤 二郎

早稲田大学文学学術院教授

田部康喜

一般社団法人麻布調査研究機構代表理事

小田島 章

株式会社所長

苦田 秀雄

㈱博報堂関西支社 NPO法人日本の祭りネットワーク副理事長

朝田 健治

サイバー大学世界遺産学部客員教授

齋藤次男

齋藤映像工学・総合

柏木裕之

早稲田大学学研究所 招聘研究員

幹夫

NPO法人HPA代表理事

岩出

早稲田大学学研究所招聘研究員

事務局

浅井 揚三

東日本国際大学 総合企画室長

松本 優梨

東日本国際大学 国際部長

武藤 明美

東日本国際大学 東京事務所所長

緑川 敏和

東日本国際大学 総合企画室係長

 

平成26年度 オープンキャンパス(7月)を開催しました。

平成26年7月27日、今年度2回目となるオープンキャンパスが開催され、多くの高校生や保護者の皆様に参加いただきました。

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今回のオープンキャンパスは「現役学生のキャンパスライフ」と題して、大学と短大の各学部、各学科の在校生が発表を行いました。

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在学生の生の声を聞く事ができてよかったと来場の方々からは大好評でした。

 

また学部ごとの模擬授業が行われました。

20140727 208.JPG『天使は知らない』  関沢 和泉准教授
(経済情報学部)

20140727 257.JPG『子どもと共に育つ人「保育者」』 鈴木 まゆみ教授(幼児教育科)

 

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『ピアノワンポイントレッスン』 吉津 恭子教授(幼児教育科)

 

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何でも個別相談コーナーでは、学部学科、入試、奨学金、就職、学生生活、部活、寮や学生マンションの事まで大学に関するあらゆるご質問を受け付け致しております。

 

来場していただいた方のアンケートでは『初めてのオープンキャンパスで緊張したが、来てよかった。』『また参加してみたい。』『模擬授業がとても良かった。』などの声を数多くいただきました。私達スタッフは生徒、保護者の皆様に本学をより知っていただけるよう、これからも努めて参ります

 

お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

次のオープンキャンパスは24日(日)です。次回は、脳科学者として執筆活動やテレビ出演など精力的に活動を行っている、本学の中野信子客員教授の講演があります。『受験のための脳の使い方』との内容で講演予定ですが、受験生の方はもちろん、一般の方も聴講いただけますので、皆様お誘い合わせのうえ是非お越しください。

 

教学統合改革委員会が本格稼働

本日、委嘱状の交付と第一回全体会議が行われ、これまで試験的に稼働していた教学統合改革委員会の本格的な活動がはじまりました。

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○教学統合改革委員会について
これまで本学は、FDネットワーク“つばさ”に参加し、FD・SD研修会を定期的に行いながら、あるべき高等教育の姿を求めて様々な活動を行って参りました。
また昨年からは、将来構想審議会を設置し、外部評価委員会のアドバイスも受けながら、法人レベルでの長期的な展望を策定し、同時に教育改革推進会議においてコースカリキュラムの全面的な見直しと系統立てを行っております。

しかし、そうした全面的な大学教育の改革を実現するためには、学長の強力なリーダーシップの下で、教職協働(教員と職員がともに取り組んでいくこと)を推し進めていくことが必要です。
そこで私たちは、職員組織と教員組織を横断した教学統合改革委員会を立ち上げ、これまでの私たちの実践の長所と短所を分析しながら、これまでよりも一層強い団結で、未来の高等教育を創り上げていくことにしました。
世界が激動する中で、教育に求められるものも日々変わっています。変化する時代に対応していける人間を育てるための方法論も日々開発され続けています。私たちの小さな大学で出来る事には限りもありますが、今後とも私たちの教育実践を、暖かく、そして厳しく見守っていただければ幸いです。

昌平高校出身の酒井美紀選手が初優勝

女子ゴルフの国内ツアー「アース・モンダミン・カップ」の最終日が29日、千葉県袖ケ浦市のカメリアヒルズCCで行われ、酒井美紀選手(東日本国際大学附属昌平中学・高校卒)が国内プロツアー初優勝となりました。

3月のプロツアーではプレーオフの末に惜敗し、あと一歩で初勝利を逃しました。今回も賞金女王二度、今季既に三勝の強豪選手に最終ホールで並ばれる苦しい展開となりましたが、プレーオフで堂々と渡り合ってのツアー初優勝となりました。なお、福島県出身選手の国内ツアー優勝は11年ぶり6人目となります。

酒井 美紀選手:1991年(平3)5月24日、福島県いわき市生まれ。8歳の時に父と姉の影響でゴルフを始める。中学2年生の時に東日本国際大学附属昌平中学に転入。2007年全国中学選手権で優勝。2010年には日本女子アマチュア選手権で優勝、同年8月にプロに転向した。得意クラブはドライバー。目標とする選手は天沼知恵子選手、不動裕理選手。

第26回大成至聖先師孔子祭を開催

6月20日、「第26回大成至聖先師孔子祭」を開催しました。

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学校法人昌平黌は昨年度創立110周年を迎えた、儒学、とりわけ朱子学を建学の精神とする法人です。

儒学とは孔子の唱えた倫理政治規範を体系化したもので、長く中国の学問の中心となっていました。日本には4、5世紀ごろに「論語」が伝来したと伝えられ、日本文化に多大な影響を与えています。

本法人はこれまでも一貫して「論語」の教えを守り、伝えることを建学の理念として参りました。

「大成至聖先師孔子祭」はこの儒学の始祖である「孔子」の功績を称え、敬意を示す最重要祭典です。儒学の精神を具現化、可視化する神聖な行事として毎年開催しています。

 

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26年目を迎える今回は孔子の第79代直裔であり、中華大成至聖先師孔子協会会長である孔垂長先生と呉碩茵会長夫人をはじめてお迎えしての式典となりました。

 

第一部は本学1号館「大成殿」にて10時半より開式しました。

20140620 033.JPG開式の挨拶をする田久 昌次郎東日本国際大学・いわき短期大学学長

20140620 049.JPG20140620 059.JPG子鍬倉神社の上平秀人宮司による神事が執り行なわれ、出席者は玉ぐしをささげ、孔子の遺徳をしのびました。

20140620 090.JPG祭主挨拶をする緑川 浩司昌平黌理事長


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比留間 進東日本国際大学副学長の閉式の辞で、第一部は終了となりました。

 

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出席者で記念写真の撮影。

 

第2部は場所を本学の体育館に移して記念講演です。

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講演の前に吹奏楽部の力強い演奏です。

 

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体育館には来賓、大学生、短大生、高校生など合わせ約1000人もの聴衆が集まりました。

 

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孔垂長先生より直筆の揮毫が緑川理事長に寄贈されました。

 

 

20140620 145.JPG記念講演1  「儒学思想の生き方」 孔 垂長先生 (孔子第79代直裔)

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記念講演2 「伊藤仁斎の〈私〉さがし〉」 小島 康敬先生(国際基督教大学 教授)

 

このうち孔垂長先生は講演の中で、儒学思想は2000年以上前にまとめられたものだが、その本質と精神は昔から今に至るまで通用する学説と理論である。儒学思想を基本とした生き方は、二十一世紀の現代においても、日常生活に適合するものであり、さらに言えば、その思想は現代社会に欠かすことのできない重要性と多元的な実践価値を備えている。その思想は私達が深く研究して自ら体験し実行する価値がある、と儒学思想の現代性を伝え、調和のとれた生き方を提唱しました。

 

第3部はグランパルティにてトークラウンジと茶話会です。

茶話会とは茶を飲んだり菓子を食べたりしながら談話を楽しむ、肩のこらない集まりという意味ですが、本日は女性限定の参加で、呉 碩茵夫人を囲んでの開催となりました。

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トークラウンジでは、葉 國良教授(台湾大学)の基調講演「儒学の現代的応用」が行われ、その後、出席者の熱の帯びた活発な意見交換がなされました。

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トークラウンジ出席者(順不同)  葉 國良教授(台湾大学)、孔 垂長先生(中華民国大成至聖先師奉祀官)、片岡 龍教授(東北大学大学院)、山本 修一教授(創価大学)、小島 康敬教授(国際基督教大学)、緑川 浩司理事長、田久 昌次郎学長、吉村 作治副学長、水田 健教授、倉田 貢教授、徐 坰遙所長(儒学文化研究所)  司会:先崎 彰容准教授

昌平黌サッカー部総監督の高田豊治氏が講演

6月7日、東日本国際大学付属昌平中学・高等学校で開催されました「第1回 公開授業および教育講演会」において、Jリーグ サンフレッチェ広島GM、福島Jビレッジ副社長などを歴任した、高田豊治昌平黌サッカー部総監督が「基本が成功への階段を作る」と題して講演をしました。

高田氏はサッカーばかりでなく、青少年育成にも定評があります。今回の講演では自身の少年時代に掲げた夢を紹介。自身の成功体験を基に、「夢の実現のために、困難に直面しても努力をすることで人は成長できる。」と生徒たちにエールを送りました。

同日は中学校と高校の公開授業と学校説明会も開催。高等学校(特別進学コース)の授業を、市内の小学6年生と中学3年生、保護者、学習塾関係者など多数の方にご来校いただき、見学していただきました。学校説明では、9月末完成予定の人工芝のグラウンドや、特別進学コースの生徒が学ぶ予定の新第2校舎(今冬完成予定)の概要を紹介しました。なお7月26日(土)にはオープンスクールがあります。

 

高田 豊治氏(たかた とよはる):広島県広島市出身。広島大学附属高校→東京教育大学(現筑波大学)卒。JFA公認S級コーチ。

大学時代にはインカレ優勝、全日本学生選抜代表選出の実績がある。1971年にサンフレッチェ広島の前身にあたる東洋工業(現マツダ)に入社。MF/DFとして活躍。1978年に現役を引退。1987年札幌マツダサッカー部監督就任。道リーグではチームを3連覇に導く。1993年、Jリーグが開幕するとサンフレッチェ広島の育成部長に就任、アカデミー整備を行った。1996年には日本サッカー協会の理事に就任。同時にJヴィレッジの取締役副社長に就任する。2002年W杯キャンプ地としてアルゼンチン誘致の成功、Jヴィレッジサッカースクール立ち上げ協力、育成ではサンフレッチェ広島の高萩洋次郎選手を指導していた。2003年からは広島ゼネラルマネージャーに就任した。2009年にJヴィレッジ副社長に復帰。2014年4月から学校法人昌平黌のサッカー部総監督に就任。

 

 

本学が広野町と地域連携協力に関する協定を締結

6月6日(金)広野町役場において、「東日本国際大学及びいわき短期大学と広野町との地域連携協力に関する協定」の締結式が執り行なわれました。

協定により広野町と本学は、教育文化、地域経済、福祉環境、まちづくり、人材育成など幅広い分野での連携、協力に取り組む事になります。本学の緑川理事長と広野町遠藤町長が協定書に調印しました。

 

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締結式には、広野町からは遠藤町長はじめ鈴木町議会議長、渡辺副議長、議会の各委員長など12名の関係者が出席、本学からは、緑川理事長はじめ、田久学長、福迫経済情報学部長、宮本福祉環境学部長ら6名が出席しました。

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締結式の後には記念撮影や懇談会があり、双方から今後の復興に向けての意見交換がなされました。

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広野町の遠藤町長は「互いに協力する事で、私達が願う復興に向けて前進していきたい。多様化、高度化する地域課題の解決につながると期待している。」とあいさつ。本学の緑川理事長は「震災後、大学にはシンクタンク機能を持った地域振興研究所を立ち上げた。地元の大学として地域支援を重層的に行う事が存在意義。今まで培ってきたものを出し切り協力していきたい。」と述べました。

 

平成26年度 オープンキャンパス(5月)を開催しました。

今年度1回目のオープンキャンパスとなる今回は、はじめに «「大学を知る」~トップレベルの学生支援~» と題し、講演を行いました。

 

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講演を行ったのは、宇宙開発を専門とし、JAXAの小惑星探査機「はやぶさ」のシステム開発にも携わっている、経済情報学部の浅井義彦教授です。

 

また学部ごとに模擬授業が行われました。

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未来のフクシマをつくろう! 先崎彰容准教授 ソーシャルワークのすすめ 今橋みづほ准教授
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フィンガーペインティング 村田文弘教授   ピアノワンポイントレッスン 梅澤寿美講師

 

その他にも、入試・学生生活・学費や奨学金・部活などの何でも個別相談コーナー、吹奏楽部ミニコンサート、軽音部ライブ、キャンパスツアーや無料ランチなど盛りだくさんのイベントで、参加者の皆様にご好評をいただきました。

 


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お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

次回は7月27日(日)の開催です。

スタッフ一同心よりお待ちしております!