「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」に参加②

令和3年7月18日(日) 9時30分~15時30分

いわき市平下平窪のコットン畑で、東日本国際大学LCのメンバー24名が参加しました。

下平窪・ブラウンコットン畑

今回は、苗の選別と、その苗が倒れないように杭打ちをして紐を張り巡らせる作業、そして畝間の雑草を刈る作業でした。参加した学生は汗が噴き出る中、途中水分補給などの休憩をはさみながら、協力して作業ができました。

参加者で

午後は、畑主のお宅で、糸紡ぎ体験をしたり、畑の看板デザインを考案したりして過ごしました。

糸紡ぎの体験

次回の活動は8月8日を予定しています。

3回目となる新型コロナワクチン大学拠点接種 教職員の家族や幼稚園保護者、市内の専門学生も接種を受けました

東日本国際大学での新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」は7月18日(日)に3回目を迎え、大学1号館において第3グループ約200名が1回目の接種を受けました。

 

前回までは学生と教職員のみを対象として接種を行いましたが、今回は教職員の家族や幼稚園の保護者、また地域貢献として市内の専門学校生まで範囲を広げて接種が行われました。

 

今回で計800名が接種を受けました。今後、これまでに第1回目の接種を終えた第1~3グループの方々に対する2回目のワクチン接種、さらに第4グループ以降の接種も徐々に始まります。最後まで安心かつ安全に接種を行えるよう、スタッフ一同、気を引き締めながら接種に臨んでまいります。

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新型コロナワクチンの大学拠点接種 教職員への接種も始まりました

東日本国際大学での新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」は7月15日、大学1号館で行われ、学校法人昌平黌の教職員や学生ら第2グループ約300名が接種を受けました。

前回の7月8日は学生約300名を先行して実施しましたが、今回は学生とさらに教職員にまで拡充して行いました。前回同様、本学の教職員や看護師有資格者による自主運営体制によりスムーズに接種が行われました。

次回の第3グループは7月18日に設定、教職員の家族、幼稚園の保護者、地域貢献として市内の専門学校生にまで幅を広げて実施します。

今後予定しているワクチン接種についても滞りなく実施できるよう、毎回しっかりと緊張感を持ち態勢を整えて臨んでまいります。

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新型コロナワクチンの大学拠点接種を開始 学生から「ほっとしました」の感想がありました

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東日本国際大学で新型コロナワクチンの「大学拠点接種(職域接種)」が始まりました。初日の7月8日は、東日本国際大学といわき短期大学の学生300名が接種を受けました。

学生をはじめ教職員、法人関係者らの「安全・安心を確保」するため、教職員が事務スタッフを務め、自主運営体制を確立して臨んでいます。学校医であるなかにし内科クリニックの中西文雄医師が予診、本学の保健管理センターと教員の看護師有資格者、本学関係看護師らがワクチンの打ち手を務めています。

学生の接種への関心は高く、受け付け時間前から多くの学生が会場の1号館を訪れました。間違い防止のための名前の呼び掛け、チェックリストを活用するなど慎重に接種に当たりました。

運営は予定通り進み、接種を受けた学生は「思ったより痛くなかったし、スムーズに済ませられたのでほっとしました。」と話していました。

今回の接種の2回目は8月5日に予定しており、今後も学生、法人全体の教職員、教職員の家族、幼稚園児の親、社会貢献として市内の専門学校生も含めて9月末までの日程で接種を進めていきます。国に対しては1450名の枠での接種申請を提出しています。

ただワクチン不足で国からのワクチン供給が不透明、不確定な部分もあり、毎回の実施人数などの調整を行いながら接種に当たっていきます。

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全学共通授業「人間力の育成」で広野町の遠藤智町長が講義

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本学の全学共通授業「人間力の育成」において7月2日、広野町の遠藤智町長による人間力育成講座が行われました。

遠藤先生は冒頭、本学と広野町が共同で取り組んでいる様々な取り組みを紹介されながら、広野町が歩んだ東日本大震災からの復興10年を振り返られました。また広野町が力を入れている政策について詳細に教示され、特に学生や若い世代が住みやすいまちづくりの実践についてお話をして下さいました。
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遠藤先生は広野町のまちづくりをひもとかれながら、ふるさとを大切にすることの重要性を力説され、人間力を育むためには「行動力」「目的観」が必要であることを語られました。講演終了後の質疑応答においては、東日本大震災を契機にたくさんの人に励まされ、町長を志されたことを述懐されていました。講演当日は学生に向けて著書や広野町のご当地グッズをご用意いただき、受講生も大変に喜んでいました。

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消防訓練を実施 いざという時の判断と迅速な行動を身に付ける

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学校法人昌平黌・大昌・鎌田地区合同の消防訓練は6月30日、東日本国際大学キャンパス内で行われました。

学生食堂厨房で火災が発生したことを想定し、非常ベルが鳴ると同時に各担当の職員が消火活動、避難誘導を行い、非常時の流れを確認。今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、平消防署と電話で連携・指導を受けながら実施しました。

 

統括総指揮の渡邉忍法人事務局長は講評で「訓練のための訓練にならないよう、より実践的な消防訓練としていきたい」と呼びかけました。

また、富士見防災通信の指導で水消火器による消火訓練を行い、消火器の使用手順を確認しました。

いざという時の判断と迅速な行動を常に身に付けるよう、今後も訓練を重ねてまいります。

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第33回孔子祭を開催 人間教育の原点に立ち返る式典 森田実先生への名誉教授授与式も行われました

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学校法人昌平黌は6月23日、本学1号館で第33回大成至聖先師孔子祭を開催しました。前年に続き、新型コロナウイルス感染症対策のため、規模を縮小しての開催となりました。

大成殿で神事が執り行われ、神官が祝詞を奏上し、緑川浩司理事長、吉村作治総長、田久昌次郎短大学長、唐木義則付属中高校長、学生代表が玉串をささげました。

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祭主の緑川理事長はあいさつの中で、日本を代表する哲学者の一人である和辻哲郎の言葉を通し師弟の関係の重要性について言及。さらに「論語」の原点は孔子とその弟子たちとの師弟の魂の交流であり、優れた人間教育そのものであることに触れた上で「今後も『人間力の育成』に尽力し、人間力溢れる人材を陸続と輩出することを誓います」と結びました。

 

第2部の冒頭、本学森田実地球文明研究所所長の森田実先生への名誉教授称号授与式が行われました。同研究所の所長として幅広い英知を結集し、広範な視点から研究・言論活動を展開されるなど、その多大なる功績に対し授与されたものです。

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つづいて記念講演会では本学健康社会戦略研究所所長で医師の石井正三先生、また森田先生の講演が行われました。

 

石井先生は「社会活動と心身の健康―パンデミックからウィズコロナの未来へ―」のテーマで講演。世界医師会会長を務めたサー・マイケル・マーモット氏の「人間の健康は社会的要因と密接に関わっている」との考え方を示しながら、脳神経外科医としての経験から「脳は体とのネットワークによって機能しており、その働きとともに人間は社会や文明を作ってきた」と解説。集団・群れで事を成す生き物である人間は震災後の10年間、放射性物質等と共存して生きてきた。コロナウイルスに対しても同じであり、そうした前提をふまえて次の世代に繋げていくことが、社会的生物としてのこれからの生き方である」と話しました。

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森田先生は「21世紀における孔子思想の役割」のテーマで講演。これまで政治・経済の分野で多くの主要な人物と会ってきた経験を通して「最近は指導層の道徳の劣化を感じる」とした上で「渋沢栄一とともに近年注目される儒学の思想は、今このような時代にこそ、その果たす役割は大きい」と話しました。

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当日は全学共通授業「人間力の育成A」の受講者に加えて、いわき短期大学生、付属中高の代表学生も参加し、オンラインの同時配信も行われました。孔子祭の模様は改めてYoutubeで公開する予定です。

写真②中継会場の様子-1

 

 

令和2年度「英語講座(英国)」解団式を開催 オンライン授業での研修成果を報告しました

令和2年度「英語講座(英国)」の解団式が6月15日(火)、本学1号館第一会議室で行われました。

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東日本国際大学・いわき短期大学の第6回「英語講座(英国)」は、2月15日(月)から3月12日(金)の4週間の日程で、英国のカンタベリー・クライスト・チャーチ大学CCCU)のイギリス人教員から直接指導を受けるオンライン授業で実施されました。

はじめに引率教員の倉田貢先生と関沢和泉先生が活動報告を行い、続いて参加した7名の団員から報告がありました。

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団員たちは「コロナ禍の中で本講座を受けることができて本当にうれしく思いました。自分の意見を英語にして相手に伝えることの難しさを痛感しました。また同時に英語に翻訳した言葉で相手とコミュニケーションを取れた時のうれしさを体現できました。こうした体験は日常生活では得られない貴重なもので、4週間通して有意義な体験をすることができました」と感想を話しました。

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団員の報告を受けて、オンラインであいさつした吉村作治総長は「わが大学でも地球文明というものを考えています。今後実際にイギリス現地に赴いて学びたいという学生もいて大変嬉しく思う。本当に良かった」と述べました。

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田久昌次郎短大学長は「国内でオンラインを通して英語を学べるかどうかという試みだったが、素晴らしい成果を上げていただきうれしく思う」と挨拶しました。

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最後に、緑川浩司理事長からは「このようにオンライン授業の成果が出るとは思わなかった。団員から提出いただいた報告レポートは本当に立派な内容だった。ハイブリット型授業(オンラインと対面式の組み合わせ)は方法によって効果的であることを実感できた」と学生たちを称えました。

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解団式は、新型コロナウイルス感染症対策のため延期となっていました。

4週間にわたる授業研修を通して、団員たちの今後のより一層の成長が期待されます。

なお、今回研修に参加した団員の報告レポートは以下の通りです。

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東洋思想研究所に池田大作思想研究部門が新設 5研究部門体制へと発展

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部門長に就任した大﨑素史先生

 

5月26日(水)、本学東洋思想研究所の例会が開催され、厳正な審議を経て、所員の満場一致により池田大作思想研究部門の新設が了承されました。これにより、東洋思想研究所は現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門、池田大作思想研究部門の5研究部門体制として新出発することとなりました。また本学森田実地球文明研究所所長の森田実先生に新部門の名誉顧問にご就任いただき、部門長には池田大作先生の教育思想に関する研究を長年続けてこられた大﨑素史先生(東日本国際大学経済経営学部教授)にご就任いただきました。

新部門設立の背景として、昨年、長年交流を続けてきた中国屈指の名門校である山東大学に、創価大学創立者である仏教者の池田大作先生を研究対象とした池田大作研究所が設立されたことが挙げられます。本学としても、これまで以上に国際学術交流を活発化させるため、この度、池田大作思想研究部門を新設致しました。

本学では「人間力」を教育の目標として掲げ、全学を挙げて人格的感化による「人間力の育成」に取り組んでいます。池田大作先生の提唱されている学生一人一人の可能性を信頼し、どこまでも徹して一人を大切にする人間教育の思想は、本学が目指す「人間力の育成」と軌を一にするものです。

今後も東洋思想研究所では儒学を中心に、さまざまな思想研究を通して、建学の精神の深化と啓蒙、教育への還元を目的にさらなる研究活動の充実を目指して参ります。

 

東洋思想研究所主催による部門間対話企画「人間力をめぐる対話」を開催

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震災9年目を迎えて黙祷を捧げる参加者一同

本年、東洋思想研究所では四研究部門(現代儒学研究部門、現代仏教研究部門、西洋哲学研究部門、イスラーム研究部門)の合同による部門間対話企画「人間力をめぐる対話-東西の思想から考える『人間力』-」を開催致しました。

第一回は震災から9年目を迎える3月11日、本学健康社会戦略研究所所長の石井正三先生をお迎えして行いました。「人間とは何か」を大きなテーマとして、コロナ禍が深刻化しつつある中で、震災の教訓を振り返りながら「心の復興から防災を考える」という議題について、熱い議論が交わされました。さらに、第一回の内容は小冊子としてまとめられ、全学共通授業「人間力の育成」における授業内テキストとして活用されています。

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第二回部門間対話にて発言をする部門代表

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オンラインから参加した村上政彦先生、中野信子先生

続いて第二回は12月16日、オンラインで作家の村上政彦先生、脳科学者の中野信子先生にご参加をいただき、開催致しました。大きなテーマとして「人間力を鍛えよう」をかかげ、仕事や恋愛など、より学生に身近なテーマについて闊達な議論が行われました。

この部門間対話企画は全三回を予定し、全ての企画が地元誌「財界ふくしま」に掲載されることになっています。東洋思想研究所は今後も建学の精神の更なるを深化を目指し、人間教育の土台となる研究活動を続けて参ります。

東洋研表紙

小冊子「人間力をめぐる対話」